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2020年7月 9日 (木)

改めて、小樽運河はやっぱり眺めが良くて素敵ですね、という話

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小樽運河にはよく行きます。

浅草橋から中央橋の区間の散策路を、観光客に紛れてふらりと歩いたりもしてます。

ただ、なんといいますか、あまりにも小樽観光でメジャーすぎることもあって(あちこちで紹介されているので)、ブログにその風景を掲載することは少ないのですが、やっぱり眺めはいいですし、雰囲気もいいんですよね。

残念ながら、現在は観光客の姿も少なく、運河沿いを歩く人はまばらですが、だからこそといいますか、今、改めて運河の風景を投稿しますね(写真は7月3日撮影)。

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ご存知のように、大正12年に完成した小樽運河は、時代とともにその役割を終えて無用の長物と化し、その後の埋め立てか否かの大論争の末、昭和61年に一部埋め立てという形で現在の姿になっています。

小樽運河は海岸の沖合いを埋立てて造られたのですが、そのために直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴で、それがまた、なんとも味のある眺めを生み出してます。

(浅草橋から)
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(中央橋から)
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全長1140mの南側は幅が半分の20mに埋め立てられ、並んで臨港線が走っていて、北側の通称・北運河と呼ばれるエリアは、当初のままの幅40mで、周囲の倉庫群や北海製罐の建物群などとともに当時の面影を残しています(このブログでは北運河にスポットを当てることが多いですね)。

散策路には63基のガス灯が設置されていて、観光客での賑わうのは、今回掲載した南側の幅20mになった部分の浅草橋から中央橋の区間です。

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(人のいない浅草橋街園。早く人出が戻るといいですね)
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ということで、見慣れた景色ではありますが、やっぱり、小樽運河はいいですね。素敵です。紆余曲折の歴史がありますが、大切にしたいですね。

※参考
小樽市 :小樽運河

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いつもは観光客で大変な賑わいを見せる小樽運河や堺町通りから人影がほとんどなくなってます

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海・港・運河・海岸」カテゴリの記事

コメント

小梅様。小樽運河、通常のとは異なる光景ですね。以前の帰省時に足を運びましたら、人、人、人で、しかも人力車のお兄さんからは、小樽の事、色々お話ししますから乗りませんか、と声をかけられました(苦笑)。今日の御写真、私が中学~高校の頃の運河はその程度の状況で、埋め立てられて整備される以前という事もあり、本当に静かでした。夏の昼下がりに行くと、運河からは鼻を少し刺激する泥の匂いが漂い、水面には油が七色に光り、鴎の鳴き声が聴こえ、真夏の陽射しが白く反射し、その場一帯が妙に物静かで、そこだけが切り取られて時間が止まってしまったかのようでした。中央橋から駅に向かうと、左手にはバロック調の井渕ビルがあり、手宮線の手前には渡部商店、踏み切りを超えると猪田板金店、パンの猪股、今の北陸銀行のある交差点には、右手にNHK 小樽報道局、道路を挟んで向かいには田中ぱんじゅう店がありました。そのまま駅に近づくと、今のドーミーイン小樽の建物の辺りには、書店のいろは堂、健康堂薬局もありました。ノスタルジックな時間を遡る旅を、今日の御写真のお陰で出来ました‼

投稿: 多摩HT | 2020年7月 9日 (木) 22時27分

王道ですが、やっぱりこの風景が小樽を世界的にメジャーにしましたよね。
よくぞ、運河を残したものです!
あの本も、きっちり読んではいませんが、いろんな人の〈想い〉がこの風景には込められているなぁ~と思いますね。
個人的には、北運河ファンですけどね…

投稿: John 1940 | 2020年7月10日 (金) 02時30分

多摩HTさん、こんばんは。
見慣れた光景ではないですね。いつもであれば、大混雑といっていいくらいに、観光客であふれてますからね。
私もよく、人力車のお兄さんに声をかけられます(^^;;
そうですね。埋め立て前は、匂いがキツかった記憶が強く、他には絵を描いている人がいて、なんだか静かで、確かに“そこだけが切り取られて時間が止まってしまったかのよう”というのは感じました。
多摩HTさん、中央通りも色々と覚えてらっしゃいますね!!すごい記憶力ですね。
何より、懐かしんでもらえて、良かったです。


John 1940さん、こんばんは。
ですね。小樽といえば、やはりまずはこの風景なんですよね。
本当に、多くの方の想いから残ったこの運河、この風景は大事にしたいですね。
あっ、私も北運河ファンです(笑)

投稿: 小梅太郎 | 2020年7月10日 (金) 02時50分

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