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2020年6月12日 (金)

ニュースより/小樽市の2019年度(令和元年度)の観光入込客数は699万1,800人〜新型コロナの影響で7年ぶりの700万人割れ

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観光の街・小樽は現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、観光客の姿もパタリとなくなり、とても厳しい状況が続いていますが、先日6月2日、小樽市から2019年度(令和元年度)の観光入込客数の発表がありました。

毎年、小樽にはどのくらいの数の観光客の方々が訪れてくれているのかというのは、地域ブログを書いている私も気になるところです。
※参考ニュース:2020年6月3日付北海道新聞朝刊経済欄

※小樽市からの発表は、小樽市HP内の「小樽市 :令和元年度【全期】小樽市観光入込客数の概要」に掲載されています。


発表によると、小樽市の2019年度(令和元年度)の観光入込客数は、699万1,800人で対前年度比82万2,400人減の89.5%となり、7年ぶりに700万人を下回ったとのことです。

これ、もちろん、新型コロナウイルス感染拡大の影響があって、2月が対前年度比29万5,900人減の63.7%、3月は43万100人減の29.0%と大幅に落ち込んでます。

実は、昨年11月に発表のあった、2019年度(令和元年度)上期(4月~9月)の観光入込客数は396万9,700人で、前年度に比べて1万4,800人増(100.4%)だったんですよね。
※こちらの記事をどうぞ:ニュースより/小樽の令和元年度上期の観光客数は396万9,700人。対前年度比1万4,800人増(100.4%)

やむを得ない状況とはいえ、2月、3月で、一気に落ち込んでしまいましたね。

道外・道内客数は、その他にも下期のしゃこ祭中止や雪あかりの路の期間短縮などの影響もあって、全期で道外客数300万2,200人(対前年度比94.6%)、道内客数398万9,600人(同85.9%)と、ともに減少しています。

外国人宿泊客数は、上期は好調だったのですが、あまりにも新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きくて、対前年度比86.4%の20万830人で8年ぶりの減少となってます。中では、日韓関係悪化の影響により韓国が対前年度比47.0%と大きく減少してます。

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ということで、小樽市の2019年度(令和元年度)の観光入込客数についてでしたが、今は本当に厳しく大変な時ですね。

以前のようにたくさんの観光客の姿を見られる日が、少しでも早く戻ってくることを願ってます。

【関連記事】
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コメント

立て続けのコメント、すみませんね。
このコロナ禍は、おそらく世界中の誰もが予測不能で、その上予測不能の早さで世界中を包み込みましたから先行きも予測不能だと思いますよ。何とかアラートとかも無意味ですね。
それこそ、コロナウイルスに訊かないと分かりませんよね。
だから、政治状況によってもインバウンド頼みの観光立国は影響をモロに受けますが、コロナ禍の影響の大きさは疑心暗鬼があるので計り知れないと思います。
こちら大阪も、インバウンド激減で飲食店が次々と倒れてますしね。私の好きではない堺町通り商店街も大変ですね。
だから、インバウンド頼みでない観光立国を考えないと日本経済は潰れるかもしれません。

投稿: John 1940 | 2020年6月12日 (金) 04時13分

John 1940さん、こんばんは。
確かに、今回のコロナ禍は全世界で起こっていることで、先行きもまだまだ予測できないですね。
インバウンド頼みの小樽の観光も、堺町通り商店街に小樽運河と、ぱったりと人影がなくなりました。
少しずつ、国内観光客は戻ってくるかもしれませんが、確かに、今後はインバウンド頼みでない観光を考えないといけませんね。

投稿: 小梅太郎 | 2020年6月13日 (土) 01時07分

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