小樽市総合博物館本館で開催中の企画展「歴史と自然が根づく場所 わたしたちが見たなえぼ公園」を見てきました【期間延長】
小樽市総合博物館は本館・運河館ともに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休館を経て、6月1日(月)から再開しています。
先日(6月5日)、その再開した小樽市総合博物館の本館へ行ってきたのですが、現在、本館では企画展「歴史と自然が根づく場所 わたしたちが見たなえぼ公園」が開催中です。
開催期間は、2020年4月11日(土)〜8月16日(日)までです。
もともと7月5日までだったのですが、ほとんどが休館期間とかぶってしまったので、会期を延長して開催してくれています。
ただし、開館時間は当面の間、午前10時〜午後4時に短縮しています。
また、館内でのマスクの着用や客同士の距離の確保などなど、感染予防対策は引き続き求められていて、小樽市総合博物館では、これらのお願いを記載した「注文の多い博物館」と題したユニークなポスターを作っているので、そのポスターを読んでみるといいかもしれませんね。
で、企画展の話ですが、場所は本館2階奥の企画展示室ですね。
この企画展では、長橋なえぼ公園の歴史と貴重な自然環境を過去の調査研究事例などをもとに紹介しているのですが、長橋なえぼ公園が開設されたのは、平成9年(1997年)と比較的最近なんですね。
で、それ以前はというと、植林するための苗木を育てる施設「苗圃(びょうぼ)」として、営林署が管理を行っていて、その開設はというと、明治26年(1893年)と一気に長い歴史あるものになるんですね。
今回、そんな歴史的背景や植物・生き物などの自然環境についての展示を、とても興味深く見させてもらいました。
以下は、小樽市総合博物館Facebookページの企画展開始時の投稿からです。
ということで、小樽市総合博物館本館で開催中の企画展「歴史と自然が根づく場所 わたしたちが見たなえぼ公園」についてでしたが、この展示を見て、改めてなえぼ公園をゆっくり散策してみたくなりました。
【入館料・休館日について】
※見学には入館料が必要です。
本館の入館料は、一般400円(冬期300円)、高校生・市内在住の70歳以上の方200円(冬期150円)、中学生以下無料。
その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「小樽市 :小樽市総合博物館」で確認してください。
※本館休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
※小樽市総合博物館 - ホーム(Facebookページ)
※小樽市 :小樽市総合博物館(小樽市のサイト内)
※参考
・小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
・小樽市総合博物館本館…企画展「歴史と自然が根づく場所 わたしたちが見たなえぼ公園」8/16まで会期延長 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
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コメント
小梅太郎様
なえぼ公園のブログ懐かしく拝読いたしました。私は近くの
小学校卒業しましたので、戦時中も良く学年揃って行きました。
当時は、白い頭巾・割烹着姿の「おばさんたち」が整然と働いていました。
一時、自然まかせで荒れ模様でしたが、「長橋なえぼ公園」になりましてから又、綺麗になりましたね。
毎年、春秋に行っていますよ。野の花も沢山咲いて好い環境!
近々、行ってみたいと思っていました。載せていただいて感謝です。
投稿: hiro | 2020年6月13日 (土) 10時53分
hiroさん、こんばんは。
お元気ですか!!
そうでしたか、hiroさんは、ここによく行かれていたのですね。苗圃の頃ですね。
なるほどなるほど、当時は、白い頭巾・割烹着姿の「おばさんたち」が働かれていたのですね。
「長橋なえぼ公園」として整備される前は、荒れている時期もあったのですか。
そして、今も春秋に行かれているのですね。素敵な公園ですよね。
いや〜、いつもhiroさんのお話は、とてもためになる興味深い話で、これからもぜひ、よろしくお願いします。
投稿: 小梅太郎 | 2020年6月14日 (日) 02時36分