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2020年6月 7日 (日)

小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」の久しぶりの一般公開がいよいよ始まってます。6月6日~10月10日の土・日・祝日

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水天宮近くに建つ、小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸(すはらてい)の一般公開が、いよいよ始まりましたね。

一般公開に際して、色々と紹介することはあるのですが、この旧寿原邸が一般公開されるのは、老朽化の問題で2013年(平成25年)に非公開になって以来なので、7年ぶりのことなんですよね。

旧寿原邸の一般公開について

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旧寿原邸は、大正元年(1912年)に雑穀商で財をなした(小豆将軍といわれた)高橋直治が建て、その後、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅となった建物なのですが、あっ、まずは旧寿原邸の一般公開の案内が先ですね。

旧寿原邸の一般公開の期間は、6月6日(土)~10月10日(土)の土・日・祝日で、時間は10:00~16:00まで。入場料は無料で、予約不要です。

そうそう、写真撮影OKで、SNSの発信も歓迎のようですね(個人的には、市内の歴史的建造物はどしどしSNS発信を推進して、その素晴らしさをみんなに知ってもらえればと思っているので、この対応は嬉しいです)。

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現在はやはりコロナ状況を鑑みて、マスク着用をお願いしていて(館内にはマスクの用意はないとのことです)、団体(4人以上)見学には時差を設ける場合があるとのことです。

NPO法人小樽民家再生プロジェクトが推進

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個人的にも待ちに待った旧寿原邸の一般公開なんですが、先に少し触れましたが、歴史的建造物の旧寿原邸は、久しく非公開だったんですよね。

老朽化の問題で2013年(平成25年)に非公開になり、その後、2017年(平成29年)に改修工事が行われて、再活用のニュースが流れたんです。

現在、小樽市からNPO法人小樽民家再生プロジェクトが委託を受けて、事業としてここ旧寿原邸の利活用を推進しているんですね。

で、同プロジェクト中心に冬囲いの撤去や草取り、大掃除を経て、実は4月下旬には開館予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い開館予定を延期していて、いよいよ今回の一般公開となったわけです。

※こういう記事も書きました:あれ?小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸が一般公開の準備ができているの!?(公開日程は検討中)

期間中には、旧寿原邸内で様々なイベントも予定されています(有料あり)。

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旧寿原邸 一般開放&イベントのごあんない | NPO法人 小樽民家再生プロジェクト

旧寿原邸の建物について

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ここ旧寿原邸は大正元年(1912年)建築で、小樽市の歴史的建造物に指定されているのですが、小樽市HP内に建物概要が記載されているので、引用させていただきます。

この建物は、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅です。
創建者は、「小豆将軍」として著名な雑穀商高橋直治とされています。
水天宮の北側、急な傾斜地に建てられ、主屋から上手に2つの接客棟を連ねています。
庭園は、斜面を三段に地割りし、上段には和室に面して池を配した日本庭園があり、中段には洋間に六角雪見灯籠を配し、下段では小樽港を見下ろすことができます。
小樽市 :旧寿原邸

傾斜地に3つの建物(一番下が大きな母屋で、上2棟が接客棟)が階段で繋がれているのですが、これがまた本当に素敵な建物なんですよね。

以前公開されていた時にも何度か訪れて、このブログでもその様子を掲載したことがあるのですが、もちろん、今回も撮影OKということでたくさん写真を撮ってきたのですが、その様子は長くなるので、また別の機会ということで。

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旧寿原邸の見学の様子

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見学にあたっては、まず玄関を入って左に受付があります。

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先に書きましたが、入場は無料で、予約不要。期間は6月6日(土)~10月10日(土)の土・日・祝日で、時間は10:00~16:00までです。

受付のさらに先に石蔵があるのですが、そこは旧寿原邸ミュージアムとして、旧寿原邸についてのパネル展示があります。

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高橋直治についてや寿原一族について、さらにはNPO法人小樽民家再生プロジェクトについてなどの説明もされていて、とても勉強になるので、まずはその石蔵のパネル展示を見るのかいいかもしれませんね。

そして、ゆっくり邸内を見学します。写真を数枚掲載しますね。

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(一つ目の階段を上った洋間)
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(さらに階段を上った一番上の広い和室)
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最初の受付のところは、ギフトショップ「小豆」になっていて、小樽ゆかりの様々なグッズも販売されていて、これもなかなか興味深くて楽しい商品が並んでました。

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(小樽の変遷を双六風に描いた「小樽盛業史雙六擬記」)
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受付の前には休憩できる部屋があって、飲み物も買えるようですよ。

そうそう、駐車場が旧堺小学校校庭に確保されているので、車でも大丈夫です。駐車場から個人的にお気に入りの東雲町の坂を上って旧寿原邸へと向かうことになります。

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(個人的にお気に入りの東雲町の坂)
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おわりに

ということで、いよいよ再開した小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」の一般公開です。

趣ある貴重な旧寿原邸の内部を見に訪れてみてはいかがでしょうか。

※参考
7年ぶり一般開放へ 旧寿原邸(小樽ジャーナル)
「旧寿原邸」一般公開&イベントのご案内(6/6~10/10) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※参照サイト
旧寿原邸 一般開放&イベントのごあんない | NPO法人 小樽民家再生プロジェクト

※関連ニュース:2020年5月18日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(冬囲い撤去作業)

【関連記事】
竣工100周年記念「旧寿原邸ガーデンフェスタ」
小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の邸内と庭園

小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の一般開放をしばらく休止するそうです
ニュースより/歴史的建造物の旧寿原邸の老朽化に伴う修繕費用は約1億円超との報告
ニュースより/小樽市が歴史的建造物の旧寿原邸を拠点にした移住促進事業を計画〜旧寿原邸を「お試し移住」できる簡易宿泊施設に
歴史的建造物の旧寿原邸の屋根が改修工事中でした
趣きある東雲町の坂にも桜が咲いてました

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歴史的建造物 邸宅」カテゴリの記事

コメント

ああ!
ここ、旧寿原邸は水天宮に行く度に前を通り、入りたい入りたいと思いながら歩いてましたよ。
特に、お気に入りだった旧坂牛邸に入れなくなってからは余計にそう思ってましたね。
修復中の看板が出てたから期待してましたが、遂に公開ですから嬉しいですがこの状況ですからねぇ~。何とか、10月10日までには行きたいなぁ~!

投稿: John 1940 | 2020年6月 7日 (日) 22時21分

John 1940さん、こんばんは。
旧寿原邸の一般公開が、いよいよ始まりました!!
確かに、ここはしばらく非公開になっていましたから、嬉しいですね。
そうでしたね、旧坂牛邸はJohn 1940さんのお気に入りでしたものね。
早く今の状況が落ち着いて、10月10日までに小樽に来られますように!!

投稿: 小梅太郎 | 2020年6月 8日 (月) 01時54分

小梅様。実は寿原邸をまだ内部見学した事がないんです。水天宮~堺小学校~寿原邸は、小樽にいた頃の散歩コースの一つで、大好きな界隈なのに、御縁が無いまま現在に居たっています。小梅さん、話題は変わりますが、例の小樽市民病院、やはり記憶の通り現在の水道局の所にありました‼それを確認したのは、東京地図出版株式会社(現在はマイナビ出版となっています)から、昭和41年の6月に刊行された『ミリオン道路地図帖 北海道編』の小樽市の頁を見ると、赤字で「市民病院」と印字されています‼市立図書館に該当地図帖があるか否か、今の私には判りませんが、もし所蔵されていたら、是非、御確認下さい。桃さんも、御自身の眼で御確認して、御近所のそのおば様に御伝え下さいね‼

投稿: 多摩HT | 2020年6月 8日 (月) 08時14分

小梅様。今日の8時過ぎに書き込んだコメントの、『ミリオン道路地図帖 北海道編』ですが、市民病院が明示されていたのが、たまたま昭和41年6月の物でして、これ以外の物には載っていない、という訳ではありません。ちょっと誤解を与えるような書き方が気になりましたので、ここに補足訂正致します。

投稿: 多摩HT | 2020年6月 8日 (月) 19時55分

一般公開まで努力した関係団体に感謝です!!
応接室から見える亀甲形に組み上げた石垣は
必見です。ぜひご覧下さい。

投稿: dialin6700 | 2020年6月 8日 (月) 20時34分

多摩HTさん、こんばんは。
機会があれば、水天宮への散歩の際に、是非、一般公開が再開された旧寿原邸に立ち寄ってみてください。
小樽市民病院について、そうですね、私も自分の目で地図を確認してみます。
図書館では、まだ長い時間滞在しての閲覧や調べ物ができないかもしれないので、落ち着いたら見にいってみます!!
時期がおおよそ昭和41年頃ということですね。
その頃の地図をあたってみます。
いつも、色々と情報をありがとうございます。


dialin6700さん、こんばんは。
また、こうやって旧寿原邸の一般公開が始まるとは、本当に関係者の皆さんに感謝ですね。
応接室から見える、亀甲形に組み上げた石垣ですか!?
知りませんでした。今回は見てないので、次は見ます!!

投稿: 小梅太郎 | 2020年6月 9日 (火) 02時05分

dialin6700様。貴重な情報、有り難うございます。そのような、凝った石垣の存在は全く知りませんでした。7年振りの公開、本当に待ちに待った寿原邸の開放ですね‼今は取り壊されてしまった、小樽グランドホテル最上階のレストランからも、寿原邸の緑青の屋根が見えていたので、気になってはいたのですが、 なかなかタイミングが合わずに年月だけが経過してしまいました。来年は短期間でも帰省したいと、今から計画を立てスケジュールも検討しているので、もしまだ公開中でしたら、足を運びたく存じます。

投稿: 多摩HT | 2020年6月 9日 (火) 06時20分

NPO法人の方々の努力と苦労の結果、旧寿原邸の再公開にこぎつけたのには、本当に敬意を表しますし感謝します。
それは、旧坂牛邸に何度となく通うなかでNPO の方々と話していて、冬場の雪かきの大変さとかを聞いていたからです。
ボランティアで、札幌から通う人や小樽商科大学の元教授にも会いましたしね。そういう人たちに支えられていることを忘れてはいません。
話は変わりますが、私も東雲町のこの小さな坂が好きで旧寿原邸から少し降りた左側にある家は、以前食堂をやってて一度入りましたよ。おばさんが1人でやってましたが体調を崩して閉めましたけどね。

投稿: John 1940 | 2020年6月 9日 (火) 09時37分

その家の庭には、家の大きさに不釣り合いなほどの立派な石灯籠があるので、おばさんに訊くと元はその上にある屋敷の庭だったらしいんですよね。石灯籠は外から見えます。
そこは、今はマンションになってましてその家は屋敷から見下ろす庭だったということを聞きました。だから、すぐそばの旧堺小学校は北の学習院と言われるほどの、裕福な家庭の子どもが通ってたんだと思いますよ。そういえば、旧堺小学校の資料室も見せてもらいましたね。卒業アルバムとかいろんな資料がありましたね。

投稿: John 1940 | 2020年6月 9日 (火) 09時51分

John 1940さん、こんばんは。
また旧寿原邸が公開してもらえるとは、NPO法人の方々には、本当に感謝です。
そうでしたか、旧坂牛邸でNPOの方々と話しをされたりもしたのですね。
やはり、こういった歴史ある建物を維持管理するのは、大変なことなんですね。
東雲町のこの小さな坂、いいですよね。
坂の途中のお店は「しののめ」というお店ですね。
結局、私は入る機会がなくて、残念です。
あれ?石灯籠ありますね。なるほど、ここが屋敷の庭だったのですね。
この辺りは、裕福な家庭も多かったんですよね。
堺小学校記念室には、まだ入ったことがないんです。
小樽も行ってないところがまだまだあるので、街歩きもまだまだ続きます。

投稿: 小梅太郎 | 2020年6月10日 (水) 01時23分

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