小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「蜃気楼の美術工芸品〜高島おばけの時代背景〜」を見てきました【期間延長】
小樽市総合博物館は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う度重なる臨時休館の延長を経て、6月1日(月)から再開しています。
先日、その再開した小樽市総合博物館の運河館へ行ってきたのですが、現在、運河館ではトピック展「蜃気楼の美術工芸品〜高島おばけの時代背景〜」が開催中です。
開催期間は、2020年4月2日(木)〜9月10日(木)までです。
もともと7月30日までだったのですが、ここまでほとんど休館期間とかぶってしまったので、会期を延長して開催してくれているんですよね。
ただし、開館時間はやはり当面の間、午前10時〜午後4時に短縮しています(ギャラリートークは中止になってます)。
展示は第一展示室の途中にあるウインドウ内で開催されています。
このトピック展では、“蜃気楼がおめでたい図柄として親しまれていた江戸期以降の美術工芸品とその時代背景を紹介します。”(ポスターより)ということで、蜃気楼が描かれた、江戸期・明治期の絵皿、お椀、掛軸、お盆、根付、浮世絵などを展示しています
※参照:小樽市総合博物館Facebookページのトピック展の案内「小樽市総合博物館 - 投稿」より。
そうそう、蜃気楼というのは、おばけのような大きな蛤の「蜃」が「気」を吐き出し、高い建物である「楼」を作り出すという、古代中国の伝承が語源となっているんですってね。
なので、展示の美術工芸品の図柄も、大きな蛤の「蜃」が吐き出した「気」の中に「楼閣」が描かれているものが多いんですね。
※このことは、博物館Facebookページにて紹介されていました。
ということで、小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「蜃気楼の美術工芸品〜高島おばけの時代背景〜」についてでしたが、この運河館のトピック展は、館内の一角でスペースはそれほど大きくはない展示なのですが、毎回、興味深い展示を開催してるんですよね。
興味のある方は、見に行ってみてはいかかでしょうか。
【入館料・休館日について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「小樽市 :小樽市総合博物館」で確認してください。
※運河館は無休です。
※小樽市総合博物館 - ホーム(Facebookページ)
※小樽市 :小樽市総合博物館(小樽市のサイト内)
※参考:小樽市総合博物館運河館トピック展「蜃気楼の美術工芸品〜高島おばけの時代背景〜」9/10まで会期延長 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
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