ニュースより/銭函駅前の一原有徳さんデザインのモニュメント「炎」が老朽化で一時撤去
日本を代表する版画家で小樽を拠点に活動を続けた、故・一原有徳さんがデザインしたJR銭函駅前のモニュメントが、老朽化して倒壊の恐れがあるということで、3月に取り外されたというニュースがありました。
※参照ニュース:2020年3月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
冒頭の写真がその銭函駅前のモニュメントですが、すいません、なかなか銭函には行く機会がなくて、撤去後の様子は見に行ってないのですが、現在は取り外されたあとの台座だけが残っているそうです(各写真は2019年4月撮影のものです)。
ニュースによると、モニュメントは1984年(昭和59年)制作の「炎」という作品で、小樽のタクシー会社こだま交通が、銭函地区で事業展開するにあたり、一原有徳さんにデザインを依頼して、市に寄贈したものなんですね。
銭函駅はすぐ前が海といった立地というのもあり、潮風で腐食が進んでいたそうで、一時撤去という形で「炎」は現在、近くの市有地に保管されているとのこと。
補修には最低でも1500万円が必要とみられ、所有する小樽市が費用を賄えなければ、廃棄される可能性もあるとのことで、保存を求める地元の声を受けて、小樽市はクラウドファンディングの検討もしているそうです。
なんとか保存できる方向に進むといいですね。
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