堺浜橋〜そして於古発川は臨港線をくぐって小樽運河へ【於古発川を下る】
昨年秋に、於古発(おこばち)川を上流部の最上町から終点となる運河まで、小樽市内のどこを流れているのか、主に橋をたどって歩き、サブタイトルを【於古発川を下る】としてシリーズ化してきました。
前回投稿が堺橋〜観光で人気の堺町通り入り口に架かる橋【於古発川を下る】で、今回はその次の橋となる「堺浜橋」の様子なんですが、長々と続けてきたシリーズも、実は今回が最終回になります。
※写真が昨年11月上旬撮影のもので、現在と風景が違うのでご了承願います。
臨港線の堺浜橋の様子〜そして小樽運河へ
於古発川は、観光スポットの堺町通り入り口に架かる堺橋を過ぎると、そのまままっすぐと臨港線の下へと流れ込んでいきます。
その臨港線の橋が「堺浜橋」です。
臨港線は幅も広く、車の通りも多いので、堺浜橋は一見は橋とは分からないかもしれませんね。
こちらが堺浜橋から上流を見た眺めですが、ちょうど川の上流の向こうに天狗山が見えて、これがなかなかいい眺めです。
さて、橋の下流側(海側)を見るには、臨港線を渡るのですが、ここには横断歩道がないのでぐるりと小樽出抜小路のある交差点から向こう側に渡ります。
そして、こちらが臨港線を渡って振り返って上流側を見たところ。
海側の橋の欄干はデザインが施されてますね(竣工年は未確認です)。
そして、この臨港線の堺浜橋の下を流れた於古発川は、臨港線に平行するように左に折れるのですが、ここで川の流れはほぼ止まってます。
で、川はその先の浅草橋の下を通って、ご存知小樽運河とつながるわけですが、ん?於古発川はどこまでだ!?
小樽運河を眺めるスポットとして人気の浅草橋(広場は浅草橋街園といいます)ですが、浅草橋の小樽運河と反対の川が流れてきた側の橋の欄干を見てみると、そこには「於古発川」の表示があります。
となると、於古発川はこの浅草橋までで、ここを境にして、その先が小樽運河ということでいいのかな!?(詳細は未確認です)
いずれにしても、ここで於古発川は終了ですね。
(そして於古発川は小樽運河へ。この写真は2020年3月16日撮影)
おわりに
最上町から長々と続けてきた【於古発川を下る】シリーズですが、臨港線の堺浜橋から小樽運河へと流れこんだ今回で最終回となります。
於古発川は、市民も観光客もその流れを目にする機会は結構あると思うのですが、街中のあちこを流れているので、人によってその風景もそれぞれでしょうね
今回はそんな於古発川が小樽市内のどこを流れているのか、上流から下流まで辿って川の流れ全体を紹介してみましたが、於古発川が、より身近に感じてもらえたかもしれませんね。
シリーズ【於古発川を下る】 の記事は、カテゴリー「於古発川(おこばちがわ)」にまとめてます(近いうちに、シリーズのまとめ記事を作ってみようと思っています。そうすれば、川の各場所の記事を探しやすくなると思います)。
【おまけ】
以下は、2020年3月6日撮影の様子です。
※於古発川は河川の種類としては、市が指定して管理する「準用河川」になります(二級河川は都道府県知事、一級河川は国)。
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・於古発川(おこばちがわ)再び
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