妙見橋〜ここから再び於古発川が顔を出す、片側が暗渠の橋【於古発川を下る】
昨年秋に、於古発(おこばち)川を上流部の最上町から終点となる運河まで、小樽市内のどこを流れているのか、主に橋をたどって歩き、サブタイトルを【於古発川を下る】としてシリーズ化してます。
前回投稿が妙見市場の下へと流れ、その先で国道5号線の下へと流れ込む於古発川の様子【於古発川を下る】で、その続きとなる今回ですが、於古発川は、国道の下へと流れ込んでから寿司屋通り方面に向かうものの、しばらくは暗渠になっていて、その流れを見ることができなくなるんですよね。
で、次に流れを見ることができるのは、寿司屋通りの政寿司のさらに下の信号の先にある「妙見橋」です。
※写真撮影が雪の降る前の11月上旬のものもあり、現在と風景が違うのでご了承願います。
於古発川が再び顔を出す妙見橋の様子
寿司屋通りの政寿司の下の信号も超えて、海側に下っていくと、道路を挟んで中央部分に駐車場があります(月極の市営花穂駐車場)。
この駐車場の端から、また於古発川が姿を現します。
で、ここには欄干が設けられて、ここが「妙見橋」になるんですよね。
つまり、妙見橋は海側で川の流れを見ることができるものの、反対の山側は暗渠の上の駐車場になっていて、何だか橋という感じではないですね(もちろん、山側が暗渠になる前は、普通の橋だったのでしょうね)。
現在の橋は、平成17年3月竣工です。
この近くには妙見堂という小さなお堂もあるのですが、於古発川の名前も妙見市場から下流側は、妙見川とも呼ばれてますね。
ということで、今回は於古発川が再び顔を出す妙見橋の様子でした。
於古発川は、ここからほぼ真っ直ぐに小樽運河へと向かって流れていくのですが、その途中にまだいくつか橋があるので、次回は次の「高島橋」の様子です。
※於古発川は河川の種類としては、市が指定して管理する「準用河川」になります(二級河川は都道府県知事、一級河川は国)。
※シリーズ【於古発川を下る】 の記事は、カテゴリー「於古発川(おこばちがわ)」にまとめてます。
※過去にこのような記事も書いています。
・於古発川(おこばちがわ)再び
※参考ニュース:街角景観を破壊する小樽市 「於古発川河川"改悪工事"」
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コメント
小梅様。前回、前々回の記事も合わせて、今回の記事も楽しめました。図書館~妙見市場~寿司屋通り~妙見橋、いずれも懐かしい思い出のある場所ばかりです。今日の記事の御写真、特に雪の降る以前の写真に見える、陽が傾き頃の、灰色の雲と夕陽の色を含んだ絶妙な青空とのコントラスト、本当に綺麗で言葉では表現出来ないですよね‼ターナーの風景画を彷彿とさせる情景でした。記事の途中にある妙見堂、知ってますよ🎵水天宮から旧堺小学校脇を抜けて妙見堂のある坂道も、散歩コースの一つだったからです。前後しますが、現在の図書館に最後に入ったのは、もう大分前のことで、20年は経っていますね。旧図書館の建物、狭かったですが、木造の素晴らしいデザインの設計でしたよね。図書館前の短い急な坂道を下り、西病院を左手に見て、5号線までの界隈の景色も、何となく好きでした。
投稿: 多摩HT | 2020年3月 4日 (水) 06時24分
多摩HTさん、こんばんは。
於古発川の記事、そして、写真も楽しんでもらえているようで、よかったです。
図書館からこの辺りまでも、懐かしく、思い出が多い場所なんですね。
妙見堂前も散歩コースに入ってましたか!!
旧図書館の木造の建物、私は記憶にないのですが、写真で見ると、本当に素敵ですね。
このあたり、私も何となく好きで、よく歩いてます(^^)
投稿: 小梅太郎 | 2020年3月 5日 (木) 03時29分