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2020年2月29日 (土)

妙見市場の下へと流れ、その先で国道5号線の下へと流れ込む於古発川の様子【於古発川を下る】

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昨年秋に、於古発(おこばち)川を上流部の最上町から終点となる運河まで、小樽市内のどこを流れているのか、主に橋をたどって歩き、サブタイトルを【於古発川を下る】としてシリーズ化してます。

実は投稿が少し途絶えていたのが、また再開して、前回投稿が市立小樽図書館横から前の道路をくぐって流れていく於古発川の様子【於古発川を下る】で、その続きとなる今回ですが、於古発川はその先で妙見市場の下へと流れていき、さらに妙見市場を過ぎると、その先で国道5号線の下へと流れ込んでいきます。

※写真撮影が雪の降る前の11月上旬のものもあり、現在と風景が違うのでご了承願います。

妙見市場の下へと流れていく於古発川

前回、市立小樽図書館横を流れて、図書館前の道路の道路の下をくぐって渡って流れ出てきた於古発川は、そこからまっすぐと流れていき、その先で妙見市場の下へと流れ込んでいきます。

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手前の建物は市場のトイレですね。

(振り返って見たところ)
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さて、かまぼこ型の建物が印象的な妙見市場は、なんと川の上に建っているんですよね。珍しいですよね。

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ところが、ご存知の方も多いと思いますが、この妙見市場は3月末で閉鎖することが決まっているんですよね(こちらの記事をどうぞ:ニュースより/妙見市場を3月末で閉鎖することを建物を所有する小樽市が正式決定)。

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ここでちょっと妙見市場についてですが、戦後、於古発川(この辺りからは妙見川と呼ばれます)の川べりに露店を開いたのが始まりとのことで、その後、立ち退きを求められた際に、川の上に建物を建てたのだそうです。

昭和37年(1962年)に洪水で建物が流されるという災難があった後、昭和39年(1964年)に現在のカマボコ型の建物ができたそうで(参照:「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)、当初はA・B・C棟と3棟あり、100店が軒を連ねたとか。

その後、店舗が徐々に減って2012年にA・B棟が解体され、現在は山側にあったC棟のみで営業しているのですが、建物も老朽化がかなり進み、維持費も負担になっていたとのことで、建物を所有する小樽市が正式に閉鎖を決定したとのことです。

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妙見市場については、また別に記事を書こうと思っていますので、ここは川の様子に戻りたいと思います。

妙見市場を過ぎて国道5号線の下へと流れる於古発川

で、妙見市場の建物の下を流れる於古発川は、妙見市場の海側の道路を渡ったところから、再びその姿を見せます。

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ここからまた下流へまっすぐと流れていくのですが、ちなみにこの下流部分は、先ほど書きましたが、かつては川の上に妙見市場のA・B棟があったわけで、その建物が解体されて約50年ぶりに姿を現した区間になります。

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途中で新しく橋がかけれています。名前はあるのかな?

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この橋から見た上流。
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下流。
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さて、そして於古発川は、国号5号線に架かる稲穂横断歩道橋のところから、国道の下へと流れ込んでいきます。

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こちらは歩道橋の上から振り返って川を見たところ。
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ちなみに、こちらは2012年のA・B棟解体直後の様子です(2012年5月撮影)。
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護岸や橋が新しくて、周辺に木々もないので、よく見通せますね。

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そうそう、この稲穂横断歩道橋の柱の根元には、当ブログではおなじみの妙見小僧がいるんですよね(妙見小僧関連の記事はカテゴリー妙見小僧でどうぞ)。

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ちゃんと、看板もあります。

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おわりに

国道5号線に下に流れ込んだ於古発川は、国道5号線を渡ってその後しばらく、暗渠になっていて(寿司屋通りの上の方)、川の流れを見ることができなくなります。

次に流れを見ることができるのは、寿司屋通りの下の方になるのですが、それはまた次回ですね。

ということで、今回は、妙見市場の下へと流れて、市場を過ぎてからその先で国道5号線の下へと流れ込んでいく於古発川の様子でした。

【おまけ】
2020年2月6日撮影の冬の様子です。

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※於古発川は河川の種類としては、市が指定して管理する「準用河川」になります(二級河川は都道府県知事、一級河川は国)。

※シリーズ【於古発川を下る】 の記事は、カテゴリー「於古発川(おこばちがわ)」にまとめてます。

【関連記事】
ニュースより/妙見市場を3月末で閉鎖することを建物を所有する小樽市が正式決定
ニュースより/妙見市場が老朽化と店舗数減少で来年(2020年)にも閉鎖される見通し

※過去にこのような記事も書いています。
於古発川(妙見川)を遡る〜妙見市場から小樽図書館
妙見市場下から顔を出した於古発川のその後於古発川(おこばちがわ)再び

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