ニュースより/減少が続く小樽市の2019年12月の人口は11万4,397人で、前年同期と比べて2,119人減少
人口減少が続く小樽市ですが、新しいニュースとして2020年1月21日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に、2019年12月末時点の小樽市の住民基本台帳に基づく人口について掲載されていました。
それによると、2019年12月末時点の小樽市の人口は11万4,397人で、前年同期と比べて2,119人減少しているとのことです。
小樽市の人口のピークは、1964年の20万7,093人で、ここ数年は2千人前後のペースで減少しているようです。ニュースによると、市制施行した大正11年(1922年)の人口が11万7,953人ということなので、なんと現在の人口はその時より少なくなっているのですね、
死亡数から出生数を引いた「自然減」が1,383人(前年比34人減)、転出数が転入数を上回る「社会減」が736人(前年比254人減)ということで、出生数が2年連続で500人を割っていて、さらに若者の流出も歯止めがかからない状況とのことです。
う〜ん、一方では、その数の多さに驚くくらいの観光客数のニュースがあるのですが、もう一方ではこの人口減少のニュース。とっても寂しいニュースなのですが、これもまた、小樽市の現状なんですよね。
人口減少のニュースを目にした際には、このブログでも取り上げるようにしてますが、小樽市の人口については、小樽市HP内の「小樽市 :小樽市の人口」で確認することができますので、気になる方は参考にしてください。
【関連記事】
・ニュースより/人口減少が続く小樽市〜2019年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査から
・ニュースより/小樽市の人口減少が止まらない。今度は北見市に抜かれて道内9位に(2018年2月末現在)
・ニュースより/小樽の令和元年度上期の観光客数は396万9,700人。対前年度比1万4,800人増(100.4%)
スポンサーリンク
| 固定リンク
« 再び「文化庁メディア芸術祭小樽展」に行ってきました〜今回は各会場の様子も(1/26まで) | トップページ | フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」2020年1月号(Vol.50)が発行・配布中!!連載中の歩くシリーズ、今回は「商大通りを歩く」です »
「ニュース」カテゴリの記事
- 祝津漁港にて群来が見られたそうです(2019年3月11日)(2019.03.13)
- ニュースより/今年も小樽の沿岸にニシンの群来(くき)がやってきた(2019年2月20日のニュース)(2019.02.22)
- ニュースより/2019年の「おたる運河ロードレース」はハーフが中止に(2019.03.11)
- ニュースより/JR南小樽駅の多目的トイレやエレベーター設置などのバリアフリー化が2020年度に完成予定(2019.03.07)
- 観光の街・小樽の顔「2019ミスおたる」の2名が決定(2019.03.03)
コメント
小梅様こんにちは。雪は少ないけど寒いです。
人口減ってますね。大正11年は高島・塩谷・朝里が
入ってませんから今は実質大正以下ですか(-_-)
小樽チャンネル1月号の商大通り読みました。
市道名「高商通線」ですね。緻密な取材に毎回感心させられます。
天蓮華が梅月だった頃よく行ってました懐かしい。
この辺りは仕事でよく歩くので普段は余り気にしませんが、
興味深い歴史がたくさんあるんですね。
投稿: dialin6700 | 2020年1月25日 (土) 20時26分
小梅様。小樽の人口、本当に激減しているんですね。そう言う僕も、結局、進学と就職の為に、小樽を、北海道を離れざるを得なかったので、偉そうな事は言えませんよね。僕が小学校低学年の頃の小樽は、18万ほどの人口と聞いているので、隔世の感があります。この問題は、小樽の構造的な問題という側面からだけではなく、北海道全体の構造的な問題の中にも位置付けて考察し、対策を打ち出して行かねばならない性質の問題だと思います。例えば、企業賃金レベルの問題とか、若者の受け座となり得るような、若い才能を活かせる事の出来る企業の有無、より高度な教育を受けられる機会の多寡、と言った枠組みからの検討です。僕自身、北海道に進学したい大学が無くて、東京の大学に進学したので、若者を小樽や北海道に迎え入れる、という視点だけでは不十分なので、道外から北海道の大学に進学した若者を、道内に定着させるという視点からの戦略も大切かと思いますが。こう言う話題に触れるにつけ、小樽を離れた「後ろめたさ」を強く感じてしまいます。御許し下さい。
投稿: 多摩HT | 2020年1月25日 (土) 22時15分
dialin6700さん、こんばんは。
本当に、雪は少ないですが、気温が低くて寒い日が続きますね。
そっか、大正11年は、まだ高島・塩谷・朝里が入ってないんですものね。全然大正以下ですね…
小樽チャンネルマガジン、読んでいただきありがとうございます。
梅月によく行かれていたのですね。
取材はそこそこなのですが(汗)、曖昧なことは書かないように気をつけてます。
商大通りも、じっくり歩いてみると、色々と面白いスポットのある通りでした。
多摩HTさん、こんばんは。
小樽の人口、減り続けています。
昔は結構な人口数だったのですが、気がつけば…、といった感じです。
確かに、人口減が小樽だけではなく、北海道全体の問題でもありますよね(その中でも、小樽の減り具合はかなりのペースなんですが…)。
もちろん、関係者が色々と対策を考えているのでしょうが、なかなか効果的な対策はないようですね。
いえいえ、たくさんの方が、小樽が好きでも止むを得ず小樽を離れているのですから、「後ろめたさ」を感じることはないです。
投稿: 小梅太郎 | 2020年1月27日 (月) 01時19分