梅ヶ枝のバス通りを赤岩方面に向かうと現れる巨大な擁壁
少し前に、梅ヶ枝町方面に行く機会があって、梅ヶ枝町を南北に走るバス通り(梅ヶ枝通りや祝津山手線と呼ばれてますね。市道名は「手宮川通線」です)を歩いてきました。
まっすぐと続く緩やかな坂になっているこの通りを、北側の赤岩方面に向かって歩いて行くと、坂の傾斜が少し急になったところに交差点があります。
ここから通りは右に曲がって行くのですが、ここで目につくのが、通りの左側に現れる巨大なコンクリートの擁壁です。
これが本当に大きくて、斜面を縦に切り取って作ったようにそびえるこの擁壁は、右に緩やかにカーブしながら、長さも結構あります。
この擁壁については、北海道新聞折り込み紙の「新ねっとわーく小樽2019年8月号(No.61)」(編集・制作/有限会社ウィルダネス・発行/どうしん小樽販売所会)に詳しく掲載されていたので、参照させていただきますね。
それによると、この通りは、もともとここで丘陵に突き当たって、直角に曲がるクランク状で先に続く道路だったそうで、その部分では道路も狭く歩道もなかったため、交通安全上の問題もあったそうです。
そこで、丘を削って道路を直線化する大掛かりな事業が着手されたのですが、4年がかりの本工事が始まったのが昭和60年(1985年)2月のことだそうです。
そして、削った斜面にできたのが、長さ142m、高さは最高部分で14mという、この巨大な壁なんですね。
それにしても巨大。
このあたりの景観も随分と変わったのでしょうね。
壁面には、カモメやイルカが描かれてした。
ということで、梅ヶ枝町の巨大な擁壁の様子についてでした。
※壁面はこの位置です。
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コメント
小梅様。今日の東京は19℃まで気温が上がりました‼12月も半ばですのに、気持ち悪いほどで、大地震とか来なければ、と真剣に思います。さて、今日のブログで紹介されていた擁壁、知っていますよ🎵以前、その擁壁の少し先の並びに、マリー・ローランサンという、とても素敵なカフェがあり、ニュータウンの実家から、散歩がてらに歩いてそのカフェまで行ったものです。私が大学院生の頃までは、小樽駅前にあった国際ビルの一階に、マリー・ローランサンがありましたが、その後、梅ヶ枝町の擁壁の先に移転し、そこを閉店した後は、現在地、小樽駅前のドーミーインホテルのビルの一階、つまり旧国際ビルに再び戻ってきた訳です。残念ながら、今はもう撤退してしまったようですが。懐かしい梅ヶ枝町の擁壁。そこから更に足を伸ばして、水族館まで歩いた事も、3回、ありました。歩くのが好きで、渋谷駅から東京駅まで歩いてみた事もあります。今も休日には、90~100分連続で歩いてるんですよ‼
投稿: 多摩HT | 2019年12月12日 (木) 22時12分
多摩HTさん、こんばんは。
うわ〜、そちらの気温、上がりすぎですね。こちらは氷点下になることが多くなっています。
この擁壁の先に、マリー・ローランサンがあったのですか!?
なるほど、そういう移転を経て、小樽駅前の旧国際ビルに戻ってきていたのですね。
ニュータウンから梅ヶ枝町の擁壁を超えて、水族館まで歩いたこともあったのですか。それはかなりの距離ですね。
なるほど、今も休日には90~100分連続で歩いているとは、恐れ入りました。
投稿: 小梅太郎 | 2019年12月14日 (土) 02時55分