ニュースより/歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」がホテルに〜隣接する敷地に新築するホテルと連絡通路でつないで一体で整備
昨年から工事が続いている、色内大通りに建つ歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」については、このブログでもその工事の様子を何度か取り上げ、隣接する空き地に新しく建つホテルの一部となるという情報までは得ていたのですが、先日、ついに新聞報道がありましたね。
2019年10月16日付北海道新聞朝刊経済欄&小樽・後志欄に、旧小樽商工会議所がホテルになるというニュースが掲載されていました。
※当ブログの記事はこちら:歴史的建造物の旧小樽商工会議所の隣でホテルの建設工事が始まってます。どうやら旧小樽商工会議所もホテルの一部!?
ニュースによると、全国でホテルを展開するWBFホテル&リゾーツ(大阪)が来春、ここに「ホテルWBFイルオナイ小樽」を開業するということで、旧小樽商工会議所を改修するとともに、隣接する敷地に地上7階地下1階の建物を新築して、2棟を連絡通路でつないで1つのホテルとして整備するそうで、来年のゴールデンウィーク前の開業を目指しているとのことです。
ちなみに、旧小樽商工会議所の建物の現在の所有者はオルゴール堂なんですね(当初の工事看板にオルゴール堂の名前があって、所有者がオルゴール堂だという情報はあったんですよね)。今回はWBFは賃借してホテルを整備するそうです。
旧小樽商工会議所は、昭和8年(1933年)建築の鉄筋コンクリート造3階建の建物で、小樽市の歴史的建造物にも指定されていますが、今回のホテルへの改修に際しては、その外観を生かして改装しているとのことです。
この旧小樽商工会議所の場所は、日銀通りの小樽郵便局(本局)の角を左折した先の、色内大通り沿いですが、2009年に商工会議所移転に伴い閉鎖され、近年は、何度かイベントで使用されたことはあったものの、基本的には未使用状態が続いていたんですよね。
で、しばらく建物全体がネットで覆われていたのが、昨年から工事が始まっていて、断片的な情報はあったものの、詳細報道を待っていたのですが、ようやくニュースになりました。
最近は、なんだかホテルの建設が相次いでますね。小樽の観光の課題として、日帰りの方が多くて、滞在型の観光客をいかに増やすか、ということが言われ続けていて、これまでは宿泊施設が少ないと言われていたんですが、ここにきて、宿泊施設が増加してきて、もちろん、宿泊施設間での競争も生まれてくるでしょうが、受け皿が多くなってきたということで、滞在型の観光客の増加に繋がるといいですね。
※参考:小樽市 :旧小樽商工会議所
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