勝納川の奥沢水源地からすぐ下流に架かる「てんじん橋」と「天神橋」の様子
奥沢水源地を通って天神・奥沢方面から市街地を流れる勝納川は、元々大きな川のない小樽の中では“川らしい川”とも言える二級河川で、小樽市民にはとても身近な川ですよね。
かつては、勝納川の豊富で綺麗な水を求めて、小樽の産業を支える様々な工場が建ち並んでいたことでも知られていますが、現在は、静かな住宅街といった感じで、川沿いには散策路も整備され、流域は静かな風景が続いています。
その勝納川の様子は、このブログでも過去に何度か記事にしたことがあるのですが、これまで紹介したのは、天神十字街近くに架かる恩根内橋から下流についてだったんですよね。
で、少し前の8月上旬のことなのですが、ようやく奥沢水源地から恩根内橋までの間を、橋をたどる形で歩いてきました。
といっても、上流部分は川沿いはほとんど歩けなかったので、まずは橋を目指すことになりました。
ちなみに、勝納川沿いには、あちこちにこのような「勝納川散策路案内図」というのが設置されています。
ここには、勝納川にかかる橋の名前と、道路脇の散策路や川沿い(水際)の散策路が整備されている区間、さらには川沿いに下りる階段の位置などが表示されていて、今回も川沿いを歩くのに参考にさせてもらいました。
と、前置きが長くなってしまいましたが、その勝納川散策路案内図を参考に、まずは奥沢水源地に続く一本道の道道697号天神南小樽停車場線を奥沢水源地から戻る形で歩きました。
今回は、その中から2つの橋について、紹介したいと思います。
てんじん橋
道道を歩き出すと、さすがにこのあたりは川沿いは歩けず、川も見えず、遠くで水の流れる音だけが聞こえてくるのですが、ほどなく、川方面に向かう脇道がって、その先に橋がありました。
この橋は、先ほどの案内図を見ると、奥沢水源地からの最初の橋「てんじん橋」ですね。
ただ、ここには立ち入り禁止の看板が。私有地かな?
なので、てんじん橋は渡らずここまで。
川を覗き込むと、いかにも上流といった流れで、自然の中を清らかに流れてました。
てんじん橋を引き返して、先ほどの道道に戻って歩きます。
天神橋
道道を少し歩くと、ちょっと分かりにくかったのですが、川方面に降りる道がありました。
ちょっと草が茂ってますが、その先に橋があります。
車の通るような橋ではないですね。
名前を確認するべく、草に隠れた表示(親柱)を探すと、ありました!!
なんとか写真に収めることができましたが、ここは「天神橋」ですね。
先ほどのは、ひらがなで「てんじん橋」で、こちらは漢字で「天神橋」なんですね。先ほどの案内図でも確認できます。
案内図を見ると、ここから川沿いの道路脇に散策路が整備されているということで、確かに散策路は川を渡ったところからあるのですが…
草ぼうぼうですね。さすがに、この辺りを散策する人はいないのかな。
ちなみに、川沿いの道路はこちら側しかないですね。
そうそう、橋を渡る前の道道からも建物が見えていたのですが、天神橋を渡るとその正面に、グラウンドのような広い敷地と右手に大きな建物が建っています。
ここは、小樽市消防訓練場/市民消防防災研修センターになっています。
おわりに
ということで、今回はここまで。奥沢水源地から下流側すぐにある、てんじん橋と天神橋の様子でした。
なかなかここを歩く機会がなかったのですが、今回ようやく歩いて、橋も確認することができました。
ここ天神橋から下流については、また追って紹介したいと思います。
【関連記事】
・小樽の勝納川散歩〜勝納川に架かる橋を巡る【まとめ記事】
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