旧手宮線沿いのコミュニティーカフェ「手宮次郎」は、子供たちの居場所をつくりたいという思いから生まれたカフェ
旧手宮線の中央通りから手宮方面にちょっと入ったところに、2019年7月に小さなカフェがオープンしています。
お店は「手宮次郎」といいます。
場所は本当に旧手宮線の線路沿いで、小樽市民センター(マリンホール)の裏にお店の建物があって、入り口もあるのですが、旧手宮線線路跡の散策路側からも入ることができます。
で、このカフェは普通のお店とはちょっと違って、コミュニティーカフェということで、もともとは、街の中に子供たちの居場所をつくりたいという店主の思いから生まれたカフェなんですね。なので、運営主体もボランティアになっています。
ツイッターなどを中心に、その活動を応援する声が広がっているようで、私も少し前に行ってみました。
現在の手宮次郎の営業は、基本的に金、土、日曜日が営業日で、営業時間は11:00〜17:00まで。ランチの軽食提供は予約制となっているようです(2019年9月現在)。
そして、毎週月曜日はこどもカフェ(子ども食堂)として、子供たちのためにお店を開けています。
店主いわく、まだまだカフェの営業は、営業日時などを含めて手探り状態だそうですが、そんな思いに賛同して、応援する方がお店に集まってきているようです。
店内は、なんだかホッとする、居心地の良い雰囲気で、私はコーヒーをいただきました
お店の窓にドリンクメニューが書かれていて、カフェオレやビネガーソーダ、ソフトドリンク各種などを用意していて、持ち帰りも可能とのことです。
実は、カフェに訪れた時、すぐ横の旧手宮線で遊んでいた4〜5人の子どもたちが、旧手宮線側の入口から店主の名前を呼びながら、“お水ちょうだーい”って、元気よくお店に入ってきたんです。
なるほど、こういうことなんだなぁ〜って、こういう場所があるのって、確かにいいなぁ〜って、思いました。
ちなみに、手宮次郎という名前は、手宮線の手宮と、石原裕次郎の次郎の部分から付けた名前ということで、カフェの名前にはなっていますが、この活動を支えている人たち全体の呼び名、という意味合いもあるそうです。
この活動(カフェの営業)が今後も続けていけるか、という問題も現実的にはあるようで、子供たちの居場所としてのこのお店を維持管理していくためには資金がいるわけで、そのためのカフェでもあるんですよね。
純粋に、こういう思い、行動、活動は応援したいと思いますし、応援したいという方は、カフェに行ってみてはいかがでしょうか。
※手宮次郎のツイッターはこちら:@temiyajiro
そういえば、9月2日から、この時期恒例の旧手宮線跡地での野外写真展「2019 小樽・鉄路・写真展」が開催されますが(9月16日まで)、この写真展の会場のすぐ先が、カフェ手宮次郎ですので、写真展の見学の際に、ちょっと一休みしてみてはいかがでしょうか。
→2019 小樽・鉄路・写真展 公式Webサイト – 北海道小樽市・旧手宮線跡地 2019/9/2(月)〜9/16(月・祝)
※参考(このような活動があります):おたるエデュケーション - ホーム
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