小樽港第3号ふ頭にクルーズ船2隻、バイキング・オリオンとにっぽん丸が同時に寄港(9月2日)〜船見坂・小樽駅前・第3号ふ頭で眺めてきました
今年もたくさんのクルーズ船が小樽港に寄港していますが、9月2日(月)、小樽港第3号ふ頭にクルーズ船が2隻同時に寄港したんですよね。
この日、小樽港に寄港したのはバイキング・オリオン(ノルウェー船籍)とにっぽん丸(日本船籍)で、バイキング・オリオンは第3号ふ頭の海に向かって右側の岸壁(14番岸壁)に、そして、にっぽん丸は左側の岸壁(17番岸壁)に停泊しました。
このことは、小樽観光協会からのお知らせ「9月2日小樽第3号ふ頭にクルーズ客船が2隻同時寄港 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」」で知ったのですが、第3号ふ頭に同時に2隻って、結構、珍しいですよね(勝納ふ頭と第3号ふ頭なら時々あるんですけどね)。
※そうそう、上に書いてますが、岸壁には番号が付いているんですね(参考:小樽港 | 環日本海クルーズ)。
で、この知らせを聞いて、せっかくだから見に行こうと、私が向かったのは、船見坂でした。
船見坂からクルーズ船「にっぽん丸」を眺める
第3号ふ頭の左側の岸壁にクルーズ船が停泊すると、小樽駅からは見えないのですが、船見坂の上からだと、ちょうど坂の向こうに船が見えるんですよね。
まさに“船見坂”ですね。
第3号ふ頭の左側の岸壁にクルーズ船が停泊することって、あまりないと思うんですが、ずいぶん前に、その様子をここから見ることができて、なんとも小樽らしい、いい眺めだな〜って思ったんですよね。
以来、なかなか見る機会がなく、久しぶりに眺めることができました。
※以前、ここから見たときの記事がこちら。
・第3号ふ頭に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」を船見坂から眺める
ちなみに、船見坂は長橋方面への抜け道になっていて、車の通りがとにかく多いので、写真撮影は要注意です。もちろん、道路に出ての撮影は厳禁です。坂を上っていくと長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでも坂道を正面に見ることができます。
やっぱりいい眺めですね。
う〜ん、けど、ここからは今回同時に寄港して、右の岸壁に停泊しているバイキング・オリオンは見えないんですよね。ちょっと残念。
ということで、せっかくなので、船見坂を下りながらにっぽん丸を眺めつつ、小樽駅に向かいました。
小樽駅〜中央通りからクルーズ船「バイキング・オリオン」を眺める
で、小樽駅にきました。そして、この眺めですね。
駅前から緩やかに下りながら真っすぐ続く中央通りの先に、クルーズ船「バイキング・オリオン」の姿が見えます。
すっかりおなじみのこの眺めですが、海が近くて、坂の街の小樽ならではの風景ですね。
今回は、駅前から中央通りを第3号ふ頭に向かって、その巨大な船体が少しずつ近づいてくる様子を見ながら歩いていきました。
そして、運河を越えて第3号ふ頭に近づくと、もうなんだか巨大すぎて、縮尺がおかしいです(笑)
第3号ふ頭でクルーズ船バイキング・オリオンとにっぽん丸を眺める
第3号ふ頭基部まで来ると、かろうじて第3号ふ頭の両岸に停泊している、バイキング・オリオンとにっぽん丸を見ることができましたが、にっぽん丸は上の部分だけですね。
では、近づいて見てみます。まず、第3号ふ頭の海に向かって右側の岸壁に停泊しているバイキング・オリオン(47,842トン)です。
大きいですね。
そして、第3号ふ頭左側の岸壁に停泊してるにっぽん丸(22,472トン)です。
こちらは、近くの月見橋から見たにっぽん丸です。
向こうにバイキング・オリオンの上部が、少しだけ見えました。
おわりに
ところで、結局、2隻を同時にちゃんと眺めることができなかったのですが、どうやら旭展望台から見られたんですね。
で、さすが小樽市です。Facebookページで、旭展望台から見た第3号ふ頭に停泊するバイキング・オリオンとにっぽん丸の様子が掲載されていましたので、他力本願で申し訳ありませんが、埋め込み機能で掲載させていただきます(フェリーまで写ってますね。さすが)。
ということで、第3号ふ頭に同時に寄港したクルーズ船、にっぽん丸とバイキング・オリオンの、船見坂と小樽駅前から、そして、第3号ふ頭での眺めでした。なかなか珍しいですよね、第3号ふ頭に2隻同時は。
※ちなみに、クルーズ客船が停泊するのは、水深の関係もあり、小樽港の第3号ふ頭(6万トン未満)か、勝納ふ頭(主に6万トン以上)になります(参考:小樽市 :クルーズ客船の受入れふ頭について)。
※クルーズ船の寄港予定は小樽市のHPに掲載されています。天候、運行スケジュールなどの事情によって、急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前に確認した方がいいですね。
・小樽市 :2019年 小樽港クルーズ船寄港予定
【関連記事】
・小樽駅前から続く中央通りの先の第3号ふ頭にクルーズ船「にっぽん丸」が停泊する風景〜ところで、なんで第3号ふ頭と勝納ふ頭にも停泊するの?
・2019年最初のクルーズ客船「ウエステルダム」が4月24日に勝納ふ頭に寄港しました
・撮影スポットとしてすっかり人気の「船見坂」に車道に出て撮影しないように注意書きが貼られてます
・久しぶりに船見坂から〜お馴染みの風景はやっぱり小樽らしくていい眺め
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コメント
小梅太郎様。今回も、懐かしの風景写真とblog、有り難うございます。御写真にあった船見坂からの眺め、大型クルーズ船が入港していた時には、よく視界に入って来ました。余りに日常的な景色なので、さほど感慨もなく通り過ぎていました。こうして小樽を離れて暮らしていると、勿体無いことをしていたのだなぁ、との切ない思いに苛まれています。第3号埠頭は、稲穂小学校でしたので、高学年の写生会の時には、よくそこで絵を描かされました。旭展望台から二隻を俯瞰出来るとの事ですが、小樽公園の見晴亭、或いは手宮公園、特に後者からだと、良いアングルで見えたかもしれないですよね‼いつも心の中の琴線に触れる御写真、有り難うございます‼
投稿: 多摩HT | 2019年9月 5日 (木) 21時56分
多摩HTさん、こんばんは。
なるほど、普段から船見坂を通っている方にとっては、“今日は船が泊まっているなぁ〜”くらいの感じでしょうか。
そういうのって、やはり離れてみて、初めて気づくのかもしれませんね。
なるほど、小樽公園や手宮公園、確かに手宮公園はいいかも。
坂の街・小樽では、あちこちの高台から港を眺めることができるのがいいですね。
船見坂から小樽港の船を見る眺めは、なんとも小樽らしい眺めですね。懐かしんでもらえてよかったです。
投稿: 小梅太郎 | 2019年9月 8日 (日) 03時00分