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2019年9月

2019年9月30日 (月)

入船通りと市道「入船線」についての覚え書き

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入船町というと、山側から海側まで長く広い範囲に広がる町ですよね。

その町中を山側から海側へと通り抜ける、バス通りにもなっている通りがあります。

その通りをよく「入船通り」と呼んでますが、では、入船通りの範囲はいったいどこからどこまでだろう!?

感じとしては、入船十字街から海側の通りを指すことが多いようにも思うのですが…

(入船十字街)
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(入船十字街から海側へ続く入船通り)
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そこで、道路のことということで、小樽市役所を訪ねて聞いてきたところ、結論から言うと、入船通りは通称になるので、その正確な範囲というのは分からなかったのですが、このあたりの通りは市道で「入船線」という名称が付いているということなんですね。

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(メルヘン交差点)
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では、その市道入船線の範囲はというと、海側がメルヘン交差点を越えた臨港線のさらに先の道路が端で、そこから山側は入船十字街を越えた先にある、入船小公園の脇の道路に入ったところまでとのことで、Googleマップに入船線にマークをつけると、次のようになります。

なるほど、入船線は入船十字街〜メルヘン交差点間より、もうちょっと延びているんですね。

(入船十字街からさらに山側の入船線を山側から見たところ)
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(入船小公園横の道路。ここまでが入船線)
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※入船線の入船小公園からさらに山側のバス通りは、市道入船南線という名前で、松ヶ枝町に入って、バス通りも通り過ぎて、喫茶店ルナパークまで続くそうです(一部道道を挟みます)。

(入船小公園横に続くバス通り。ここから山側が入船南線)
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ちなみに、入船十字街を境に、海側は入船1丁目となり、観光客で賑わうメルヘン交差点まで続く入船通り沿いに細長く1丁目が続いていて、山側はもうすぐ天狗山というところまで、広範囲に2〜5丁目まで広がっているんですよね。

 

実は私・小梅太郎が連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2019年9月号(Vol.46)が現在発行されていて、今号のテーマは「入船通りを歩く」なんです。

記事では、入船通りの入船十字街からメルヘン交差点まで、つまり入船1丁目を歩いて、その周辺の興味深いスポットを紹介しています(入船陸橋などを紹介してます)。

(入船陸橋)
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で、その記事を書く際に、入船通りと入船線のことを調べてみたというわけなんです。

聞きにいった市役所で、入船線について色々と教えていただいたので、今回、記録も兼ねてブログに書き留めておきました。

※市道の名称や位置は、市役所の建設部用地管理課にて教えてもらいました。今回も個人のために対応していただき、どうもありがとうございました。この場を借りてお礼させていただきます(参考:小樽市 :市道に関することについて)。

【関連記事】
フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」2019年9月号(Vol.46)が発行・配布中!!今回はちょっと趣旨を変えて「入船通りを歩く」です

古い記事ですが、こんな入船通り関連の記事もありました。
入船十字街/国道5号線と入船通りの交差点
入船通り/南小樽駅下方面の古い建物

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2019年9月29日 (日)

今年も勝納川に鮭が上ってきています(写真は撮れていませんが…)

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今年も勝納川が上ってきています。

少し前から、ツイッターなどでも報告があって、私も写真を撮ってから紹介しようと思い、何度か勝納川に見に行って、実際に目にもしたのですが、うまく写真が撮れません(汗)

写真が撮れるのを待っていると、そのうち鮭の遡上の時期が終わってしまいそうなので、まずはブログで報告をしておきますね。

私が見たのは、南樽市場の駐車場の横からで、こちらの写真は、分かりにくいのですが、かろうじて写真に鮭の影が写っているのですが…

(2019年9月28日撮影)
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よく見ると、川底に力尽きた鮭の姿も見られました。

勝納川での鮭の遡上は、すっかりお馴染みなので、この日も川を覗き込んでいる方が多かったです。

この時期は川沿いの散策路に下りることができるので、勝納川沿いを散策しながら、生命力溢れる鮭の遡上の様子を探しに行ってみるのもいいかもしれませね。

【関連記事】
勝納川に今年もサケ(鮭)が遡上してます
今年も勝納川に鮭が上ってきました(やっぱり、写真が上手く撮れませんでした…)

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2019年9月27日 (金)

小樽にかつてあった町名をつけた市道「住初線」

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小樽には、かつてあったけど今はもうないという、町名改正でなくなった町名が結構あって、そういう古い町名の名残を時々見つけることがあります。

で、今回はそんな町名の名残についてなんですが、今回は道路の名前でありました。

その道路は、市道「住初(すみぞめ)線」です。

住初(すみぞめ)町は、入船通りと平行した、南樽方面側の線路をまたぐ通り沿いにあった、細長い町でした。

この住初線があるというのは、実はだいぶ前に読者さんから教えてもらったのですが、今回、きちんとその市道住初線について確認してみました。

この住初線は、入船のバス通り(入船通り)に並行する道路で、入船町と住ノ江町、そして住吉町との境界にもなっています。

(一本左側に入船のバス通り)
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地図に住初線のマークをつけると、このようになります。

住初線の山側の始まりはというと、入船町のバス通り沿いにある入船小公園の交差点で、ここから横の坂道に入って、この先には住之江の高台に上る階段があるのですが、その階段の手前で海側に曲がり、そこからまっすぐと、入船通りに並行しながら、この住初線が伸びています。

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(途中に線路の陸橋があります)
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(住初線を横切る線路の陸橋を海側から見たところ)
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住初線はメルヘン交差点からの三本木急坂にぶつかるまでとのことです。

この市道の名前と範囲は、小樽市役所に行って確認してきました。

ここで、住初町についてですが、住初町は明治14年に付けられた町名で、大正時代にも近隣の町との移動があったようですが、最終的には昭和42年に住ノ江町、入船町、そして住吉町へと編入されて、住初町はなくなっています。

その町の範囲については、市立小樽図書館デジタルライブラリー内の昭和34年(1959年)から昭和37年(1962年)の間に作成されたという小樽市内図で確認できました。

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小樽市全域-古地図No102より(市立小樽図書館所蔵)
※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。

なるほど、確かに現在の住ノ江町、入船町、そして住吉町にかかってますね。

そして、住初町の真ん中を通っている道路が、市道住初線になっているんですね。

いつから住初線という名前がついているのかは、分からないのですが、今はない住初町の名残を市道の名前で見つけることができました。

(住初線を海側から見たところ)
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小樽に残る古い町名の痕跡を探すというのも、なかなか興味深くて、このブログでは、昔あった町名の名残りとして、南樽駅周辺の踏切名を掲載してます。曙町通り踏切、開運町踏切、新地町踏切などがそれですね。その他にも、長橋の端にある砂留トンネルなどの「砂留」も、昔の町名です。

ということで、今回は、小樽にかつてあった町名をつけた、市道住初線についてでした。

ちなみに、住初町の名残としては、他にこのようなものも近くにありました。

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※こちらは以前、記事にしています:・小樽にかつてあった町名の名残り〜「住初町」の住初町会広報板

※市役所の建設部用地管理課にて、市道の名称や位置を教えてくれるんですね。今回、個人のために対応していただき、どうもありがとうございました。この場を借りてお礼させていただきます(参考:小樽市 :市道に関することについて)。

※参照:「地図で歴史を探る 小樽の町名変遷を見る」高橋悦郎 著 1979.8(市立小樽図書館所蔵)

【関連記事】
南小樽駅周辺の踏切のある風景〜相生町踏切〜曙町通り踏切〜開運町踏切〜新地町踏切
長橋へ向かう国道5号線に架かる「砂留横断歩道橋」を渡る

入船町から住ノ江町の高台へと上る急な階段は106段
住之江会館前の坂道を上った先の左に曲がる急坂が気になって
住ノ江町の坂と火の見やぐら
入船陸橋の入船通りから南樽駅側の鉄橋下が綺麗になって古い橋脚も出現してます

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2019年9月26日 (木)

信香町と勝納町の間の勝納川に架かる橋の名前がなんで真栄橋!?〜かつてはここまで真栄町が伸びていた!?

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天神・奥沢方面から小樽市街地を流れる勝納川には、たくさんの橋が架かっています。

そんな勝納川に架かる橋の中で、川の下流方面でJRの橋梁のすぐ海側に架かる、真栄橋という橋があります。

※勝納川沿い各所に設置されている「勝納川散策路案内図」。JR線のすぐ海側に真栄橋がある。
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(クリックすると拡大します)

勝納川は町の境になっていることが多いのですが、ここは勝納川を挟んで信香町と勝納町が接していて、真栄橋はその両町を繋ぐ橋になっています。

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ん?信香町と勝納町を繋ぐ橋の名前が「真栄橋」???

そうなんです。以前、この橋の名前を見てから、なんでここに架かっている橋の名前が真栄橋なんだろう?って思っていたんですよね。真栄町といえば、ここから離れたもうちょっと山側にありますからね。

ちなみに地図を見てみると、真栄橋の位置はここです。

対して、真栄町というのは1丁目と2丁目があるのですが、位置は勝納川の国道5号線から上流側にあって、勝納川を境にしてかなり広い範囲に位置してます。

真栄町と真栄橋はかなり離れてるんですよね。

で、少し前のことなんですが、気になって古い地図で確認してみたんです。

すると、市立小樽図書館デジタルライブラリー内に、昭和34年(1959年)から昭和37年(1962年)の間に作成されたという小樽市内図があって、その地図で真栄町を見てみると…

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小樽市全域-古地図No102より(市立小樽図書館所蔵)
※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。

お〜、なんと線路の下流側に架かる橋、つまり現在の真栄橋のところまで、真栄町が伸びてきているではないですが。

ということは、地図の作成された昭和34年〜昭和37年頃までは、橋のあたりまで真栄町だったということなんですね。

さらに、小樽の町名の変遷を調べてみると、真栄町はその後の昭和42年に一部が勝納町や潮見台に(その前年には一部が新富町に)移っているんですね。

どの範囲が移ったのかまでは分からなかったのですが、おそらく、この時に、この橋の場所が真栄町でなくなったと考えてよさそうですね。

※市立小樽図書館デジタルライブラリーにて、昭和22年作成の小樽市地図を確認したところ、同じように真栄橋がすでに表記されていて、真栄町もそこまで伸びてました。

(下の河原橋から真栄橋を見たところ)
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とはいえ、この橋がいつ架けられたもので、橋の名前の由来が本当に町名だったのか、また別の由来なのか、実際のところは分からないんですけどね。

ただ、今回は、かつては真栄橋のとこまで真栄町が伸びてきていた、ということが分かったので、橋の名前と関連づけてブログに書き留めておきました。

(この写真は2015年12月撮影)
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普段から何気に目にしている、街の中に残る様々な名称というのも、その背景を調べると、なかなか興味深いこと分かるかもしれませんね。

※参考:「地図で歴史を探る 小樽の町名変遷を見る」高橋悦郎 著 1979.8(市立小樽図書館所蔵)

【関連記事】
勝納川に架かる真栄橋と真栄橋歩道橋。場所はJRの橋梁のすぐ海側
小樽の勝納川散歩〜勝納川に架かる橋を巡る【まとめ記事】

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2019年9月23日 (月)

小樽市指定歴史的建造物の旧第四十七銀行小樽支店(旧北海道紙商事)

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小樽駅前からの中央通りを運河方面に進み、色内大通りとの交差点を右折するとすぐに、小さいながらもかっちりとしたとても趣のある建物が建っています。

この建物は、小樽市指定歴史的建造物の旧第四十七銀行小樽支店です。

旧第四十七銀行の建物について

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建物概要については、小樽市HP内に記載があるので、引用させてもらいます。

この建物は、色内大通りに面する銀行建築のひとつです。2階建の小規模な行舎ですが、建築当初は、内部を吹き抜けとし、周囲に回廊が設けられていました。正面に4本の大オーダー(円柱)を立て、壁面をタイル張りとする昭和初期の典型的な銀行スタイルで、創建時の姿をよく残しています。
小樽市 :旧第四十七銀行小樽支店

本当に、小規模ながら、壁面のタイル張りと正面の4本の円柱がとても印象的です。

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この歴史的建造物の建築年に関しては、以前は建物前の案内板では(小樽市のHPも)昭和初期と記載されていたのですが、修正されて、昭和11年(1936年)と表記されてます。

ちなみに、こちらは2017年6月撮影で、まだ建築年は昭和初期となってますが…

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(クリックすると拡大します)

こちらは2019年8月撮影で、建築年は昭和11(1936)年となってます。

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いつ、どのように正確な建築年が判明したのか、特にアナウンスはなかったと思うのですが、何か確認できることがあったのですね。

小さいながらも、当時の趣をそのまま残すこの旧第四十七銀行の建物もまた、かつての“北のウォール街”の一角を成していたのですね。

旧第四十七銀行小樽支店の歴史

第四十七銀行小樽支店は、明治40年(1907年)に設置され、昭和15年(1940年)に十二銀行に合併しています(昭和14年という記述もあり)。

その後、その十二銀行と中越銀行、その他の2行との合併により、昭和18年(1943年)に、現在の北陸銀行が設立されています。

中越銀行といえば、メルヘン交差点にある「銀の鐘1号館」の建物が「旧中越銀行小樽支店」ですね。

上記銀行はいずれも本店は富山です。今も北陸銀行は小樽では利用者も多いと思いますが、なるほど、北前船の頃からの、小樽と富山のつながりの深さを感じますね。

※参照
ほくぎんの歴史|ほくぎん歴史ミュージアム|北陸銀行のご案内|北陸銀行
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編(商人:コラム「加越能資本の銀行」より)

※参考
第四十七銀行 - Wikipedia

旧第四十七銀行の建物の現在

ところで、この建物は以前は北海道紙商事という会社が入っていたのですが、すでに撤退していて、現在は、小樽の不動産会社の(株)渋谷建設が入っています。

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ちなみに、平成15年(2003年)に、北海道紙商事の社屋として、第15回小樽市都市景観奨励賞を受賞してます。

下の写真が、北海道紙商事の看板が掲げられていた頃のものです(2012年4月25日撮影)。この頃はすでにシャッターが閉まりっぱなしだったと記憶してます。

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(この写真は、2013年6月10日撮影)
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入り口上の看板は、現在は「第四十七銀行小樽支店」になってます。

(こちらは、2013年8月25日撮影)
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おわりに

ということで、小樽市指定歴史的建造物の旧第四十七銀行についてでしたが、こうやって、歴史ある建物が現在も使用されているというのは、とても嬉しいことですね。

実はこの建物については以前も投稿したことがあるのですが、建物についての情報が新しくなっていて、過去記事が現状と異なってきたので、改めて紹介記事を書いてみました。

※参考
トピックス(色内大通り 北海道紙商事株式会社)(小樽學のサイトより)
渋谷建設オフィシャルサイト

 

【関連記事】
以下の過去記事は、情報が古いのでご了承を(記録記事として削除せず残しています)。
旧第四十七銀行小樽支店(北海道紙商事)
歴史的建造物の「旧第四十七銀行小樽支店」の建物に期間限定の店舗が入ってました

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2019年9月22日 (日)

フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」2019年9月号(Vol.46)が発行・配布中!!今回はちょっと趣旨を変えて「入船通りを歩く」です

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毎度おなじみ、私・小梅太郎が連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2019年9月号(Vol.46)が発行されて、市内各所で配布されてます。

ということで、宣伝なんですが、実は今号から、これまでとはちょっとだけ趣旨を変えています。

これまでは、小樽のひとつの町にスポットを当てて、町を“歩く”シリーズで連載を進めてきたのですが、町の範囲が大きい場合、町全体を紹介しようとすると、焦点がぼけやすくなるんですよね。なので、今後はもうちょっと範囲を絞って紹介しようかと思っています。

で、今回のテーマはというと、「入船通りを歩く」です。

今回は、通りに絞って歩いてきたのですが、歩いたのは入船十字街からメルヘン交差点までで、入船通りは結構、多くの方におなじみの通りでもあると思うのですが、この周辺には、なかなか面白いスポットがあるんですよね。

どんなスポットがあるかというと…、それはもちろん、小樽チャンネルマガジン2019年9月号(Vol.46)を、ぜひ、手にとって読んでみてください(笑)

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小樽チャンネルマガジンは、小樽市内の観光案内所のほか、市内の商店街・銀行・郵便局・飲食店・ホテル・美容室などで配布されています。小樽市民は、郵便局のほか、文学館・美術館、図書館、博物館、小樽市立病院などが入手しやすいかもしれません。
※置いている場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが手に入らない市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができます。パソコン、スマホから、全バックナンバーを読むことができますよ。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

ということで、今回から趣旨をちょっとだけ変えた、「小樽チャンネルマガジン」2019年9月号(Vol.46)の宣伝でした。

さて、次はどこを歩こうかな。

【関連記事】
フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」2019年8月号(Vol.45)が発行・配布中!!連載中の町を歩くシリーズ、今回は住ノ江町です

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2019年9月21日 (土)

小樽都通り商店街で恒例の「秋のみやこ市」と「第13回アートストリート」が同時開催中!!(9月19日〜23日)

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小樽都通り商店街で、この時期恒例の「秋のみやこ市」と「第13回アートストリート」が、今年も同時開催してます。

期間は2019年9月19(木)~9月23日(月・祝)まで。時間は11:00スタートで、今年も色々とイベントが企画されているようです。

木曜日朝刊にチラシが入りましたね。

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まず、秋のみやこ市ですが、都通り商店街加盟店で期間中、お買い上げレシート3000円ごとに1回抽選できる三角くじ抽選会が開催されています。

抽選会の場所は旧石川屋前で、期間中の11:00~16:30まで抽選できます。空クジなしで、1等が都通り商品券10,000円分(10本)、2等5000円分(20本)、3等1000円分(100本)、4等現金10円(残り全部)となっています。

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イベントでは、人気のじゃがいもバケツ1杯100円即売会は20日(金)に、手作りワークショップ&雑貨市が19日(木)・20日(金)に開催済みです。

けど、その他にも都通り蚤の市は期間中開催、無農薬野菜市が21日(土)、ジャグリングのパフォーマンスショーが21日(土)、遊戯王カードゲーム大会が22日(日)、小樽笑店のGAME CORNERが22日(日)に開催されます。

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そして、バルーンアートでおなじみの「第13回アートストリート」ですが、今年のテーマは「宇宙」です。

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都通りに日銀通り側から入ると、太陽系の惑星バルーンが並んでいます。

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これは惑星ではなくて、今年話題になった“あの”バルーンです。
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こちらは4メートル級というシャトルバルーン。
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(夜は20:00までライトアップしているとか)

こちらは中央通り側の撮影スポットです。
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ということで、同時開催している都通り商店街の「秋のみやこ市」と「第13回アートストリート」の様子でした。

行ったのは平日の金曜日でしたが、なかなか賑わっていましたよ。

週末からの3連休、街に出たら都通りを歩いてみるといいかもしれませんね。

※参照:小樽都通り商店街公式HP
※参考:「秋のみやこ市・第13回アートストリート」…(9/19~9/23 )都通り商店街 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※昨年の秋のみやこ市の様子です。
今年も小樽都通り商店街で「秋のみやこ市」と「第12回アートストリート」が元気に開催中!!(9月14日〜17日)
※今年の6月のみやこ市の様子です。
小樽都通り商店街で「みやこ市」開催中!!6月22日(土)まで。6月20日〜22日の3日間は龍宮神社のお祭りも開催!!

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2019年9月20日 (金)

市民会館の小樽市民食堂で量り売りランチを食べてきた!〜ついつい欲張って取り過ぎたけど、選ぶのも楽しく色々と食べられて大満足!!

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先日、お昼を食べに、小樽市民会館に入っている小樽市民食堂に行ってきました。

ここ小樽市民食堂は、2016年5月にオープンした、豊川町の青果店でもある山上菊池商店が運営するお店です。

実は、今年からメニューをリニューアルしたようで、以前はランチはワンコインランチなどの日替わりランチがあったりしたのですが、システムが変わったんですよね(ランチタイムは11:30〜14:00)。

現在は、“量り売りランチ”ということで、ビュッフェ形式になっていて、好きなおかずを好きな量だけ取って、1グラム2円で精算するシステムになってます。ご飯・みそ汁セットはおかずとは別で、プラス150円と固定になってます。

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小樽市民食堂の量り売りランチ

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今回、ランチが変わって初めて行ったのですが、量り売りランチはセルフ方式となるので、お店に入って、お盆と適当な皿をとって、並んでいるおかずから好きなものを好きな量、とっていくことになります。

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(ん?テイクアウト用フードパックもある!!)

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注意書きがあって、食べ放題ではないので、取り過ぎにご注意ということで、最初に見本が置いてありました。

(見本)
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この見本のボリュームで、おかずが200グラムで400円、ご飯・みそ汁セット150円と合わせて550円となります。

その先に並んでいるおかずは、和・洋・中と色々あって、そのメニューも、毎日、変わっているようなので、何度行っても楽しめそうです。

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この日行ったのは、お昼が一段落した午後1時前で、大皿に並んでいるおかず類が少なくなっていたのですが、お店の方が、「こちらはすぐに作りたてができますよ〜」と、作りたてをいくつか運んでいて、この時間でも、まだまだおかずは補充してくれているようです。

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で、この時は、ちょうど熱々の天ぷらが出てきたりしましたが、それにしても種類がいろいろあって、う〜ん、どれにしようか、目移りしてしまいます。

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他にも、大葉味噌やニシンの切り込みなどのご飯のお供系や、この日は鯖みそ煮などもあり、スープ系のおかずにはそれ用の器も用意されていまいした。

今回、初めてきたということもあって、どのおかずを選ぶかの他に、慣れないせいもあって、どれをどのように皿に盛るかなんかでも、結構悩んでしまいました。

幸い、行った時間が遅くて、後ろに並ぶお客さんはいなかったのでよかったのですが、もし混雑していたら、ちょっとモタモタしてしまっていたので、迷惑をかけたかもしれませんね。それで慌ててしまったかも。

(最後のテーブルで、豚の生姜焼きまで出てきた!!)
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で、会計の場所にお盆を運ぶと、プレートなどの器の重さを引いて、盛ったおかずの重さを測ってくれて会計になります。この時にご飯・みそ汁セットを注文するか聞かれて、お願いするとプラス150円になります。

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ここで会計を済ませると、その先に飲みものとご飯とみそ汁のコーナーがあります。

飲み物は水、レモン水、麦茶が無料で、コーヒーは別料金になります。

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ご飯とみそ汁はお代わりはNGなんですが、大盛りはOKとのこと。お茶碗も大きさがいくつかあって、大きな丼のようなものもありましたよ。
さらに、ご飯は白米と炊き込みご飯がありました。

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で、今回は2人で行ったのですが、結果、お盆の上はこうなりました!!

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これで金額は…、2,000円越え!!(2,056円)

あ〜、頼みすぎた〜!!1人1,000円超えちゃってました(笑)

って、まあ、入り口にあった見本に比べて、お皿が一枚増えてますし、明らかに量は倍くらい取ってますね(笑)

けど、どれも優しい味付けで、本当に美味しくて、個人的には、サックサクのアジフライが嬉しかったです。

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おわりに

これはいろんなおかずを食べたい方には、本当いいシステムですね。

今回は、正直、あれもこれもと欲張って取り過ぎました(笑)(じっとプレートのおかずを見て、ご飯の量を減らしましたもん)

それで、金額は上がってしまいましたが、リーズナブルに済ませたい方は、好きなおかずで品数を絞って、ご飯を大盛りにすればいいんですよね。

それと、ちょっとセコい話ですが、今回ですとポトフや麻婆豆腐のような汁やスープがあるおかずは、重くなりがちなので、金額が上がりそうですね(笑)(けど、それも美味しかった!!)

ということで、小樽市民食堂量り売りランチ、色々と選ぶのも楽しく、そして美味しく食べて、お腹がいっぱいで大満足でした。

ごちそうさまでした。

※その日のランチの目玉メニューが、Facebookページやツイッターなどで発信されていますので、チェックしてみるといいかもしれませんね
・Facebookページはこちら:小樽市民食堂 - ホーム
・Twitter:小樽市民食堂(@shiminshokudo)

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【お店情報】
営業時間:11:30〜1700(ラストオーダー16:30)
量り売りランチタイム:11:30〜14:00
※14:00〜1700は通常メニュー、カフェタイムになります。
※席は奥にテーブル席が多数あって、席の様子は未確認ですが座敷席もあるようです。
※定休日:不定休
9月の予定が上記SNSの投稿に掲載されていました(店頭にも掲示されてました)。
9月の休業日:16日(月・祝)、23日(月・祝)
9月の14時閉店日:2日(月)、4日(水)、13日(金)、25日(水)、29日(日)

(14時以降は別メニュー)
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※駐車場は市民会館の駐車場の他に、専用駐車場がお店の前にあります。

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(お店情報は2019年9月時点でのものです)

▶︎食べログ情報:小樽市民食堂

 

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※山上菊池商店は、小樽駅前第一ビル2階の角に「山上菊池商店駅前店」を開いていたのですが、 小樽市民食堂で聞いたところ、どうやら閉店したようです(こちらの記事をどうぞ:小樽駅前第一ビル2階の角の「山上菊池商店駅前店」が閉店している!?【情報提供】

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小樽市民会館の新しい食堂「小樽市民食堂」が5月10日にオープンしてます(まだ食べに行ってませんが)

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2019年9月19日 (木)

小樽市のHPに奥沢水源地の水すだれ(階段式溢流路)のドローン映像が掲載されいたので紹介しますね

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写真は2019年4月30日撮影

奥沢水源地階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称「水すだれ」は、自然の中を流れるその景観も美しく、小樽市民にはお馴染みですよね。

その「水すだれ」を間近に見ることのできる水管橋は、毎年一般開放されていて、このブログでもその様子をよく取り上げています。
※今年の様子はこちらの記事で:奥沢水源地の水すだれを正面に眺める水管橋が一般開放中(令和元年は11月4日まで)

水管橋の一般開放のお知らせは、小樽市HP内の「小樽市 :平成31年度(令和元年度)奥沢水源地水管橋の一般開放について」に掲載されているのですが、そのページで水すだれをドローンで撮影した動画が公開されていました。

この映像は、小樽市水道局総務課のYouTubeチャンネルで公開(2019年6月19日付)されているもので、ここでも紹介させてもらいますね。

その映像がこちらです。

 

短い映像ですが、普段は水管橋からしか見ることのできない水すだれを上空から、しかも、川が水すだれに流れ込む上流部分まで見せてくれていて、これは、なかなか見ることのできない、貴重で、しかも美しい映像ですね。

※ちなみに、今年度の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
開放期間:平成31年4月27日(土)~令和元年11月4日(月)まで
開放時間:午前10時~午後4時まで
現地の天候状況などによって、一般開放を中止として、水管橋が閉鎖されている場合があるとのことです。
すぐ近くに駐車場もあります。

※毎年、水すだれを見に行って同じような記事を書いているのですが、お気に入りのスポットで、奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

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2019年9月18日 (水)

天神町をまたぐ巨大な後志自動車道(北海道横断自動車道)の高架

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奥沢十字街から奥沢町方面に入って、奥沢水源地に向かってずっと進んでいくと、前方に高架が見えてきます。

天神十字街を過ぎて天神町に入ると、それは本当に大きくて、周囲の風景に対してちょっと違和感を覚えるくらいに巨大です。

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この高架は、昨年2018年(平成30年)12月8日に、余市〜小樽間で開通した、後志自動車道(北海道横断自動車道)の高架です。

それにしても、大迫力ですね。

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ちなみに、この高架は天狗山山頂の奥にある第3展望台からもよく見えます。

こちらです。
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この天神町をまたぐ後志自動車道の高架の風景ですが、先日、この辺りを散策していて、この高架下も歩いたのですが、そびえる橋脚とその上を走る高架を首が痛くなるほど見上て、なんともその非日常的な風景に、ついついブログでも紹介してみました。

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【関連記事】
天神地区の巨大な構造物は建設中の北海道横断自動車道 余市〜小樽間。開通は今年(2018年)中の予定!?
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北海道新幹線の標識が新小樽駅(仮称)設置予定の天神町に立っていた

少し前に、勝納川の奥沢水源地からの下流部を橋をたどる形で散策したのですが、その際、清川橋のすぐ近くで、こんな標識が立っていました。

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鉄道・運輸機構による北海道新幹線の標識のようですね。

新青森起点の距離などが表示されています。

詳しいことは分からないのですが、ちょっと調べてみると、これは北海道新幹線の建設をする鉄道・運輸機構による、中心線表示杭というものなのかな?

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ここは天神町になるのですが、北海道新幹線の新小樽駅(仮称)は、天神地区にできる予定なので、このあたりにできるということなのかな?

やっぱり、ちょっと詳しくは分からなかったのですが、新函館北斗と札幌間は、2030年度末(令和12年度末)開業予定ということで、まだ随分と先のような気もしてますが、こういうのを目にすると、遠い先のことでもないのかな、とも思いますね。

※参考
小樽市 :北海道新幹線
北海道新幹線のページ/北海道の公式ホームページ | 総合政策部交通政策局新幹線推進室
鉄道・運輸機構
北海道新幹線「牧草地帯」の新駅は何を狙うか | 新幹線は街をどう変えるのか | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ちなみに、この標識の場所はというと、道道から清川橋に向かい、橋を渡らずに川に沿って右側に続く、ややあれ気味ながら設置されている散策路をちょっと進むと立っています。

(清川橋)
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橋の手前右に散策路があって、その先に立ってます。

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(散策路は、その先ですぐに草木で行き止まりになってました)

 

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2019年9月17日 (火)

勝納川の上流にある小樽市市民消防防災研修センター(小樽市消防訓練場)

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奥沢水源地へ向かって一本道(道道697号天神南小樽停車場線)を進んでいき、結構水源地近くまで行くと、勝納川が流れる左手の向こう側に、塔のような高い建物が見えてきます。住所は天神町になりますね。

この建物は、小樽市市民消防防災研修センター小樽市消防訓練場)という施設です。

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小樽市HP内小樽市 :防災研修センターによると、市民消防防災研修センターは、災害に強いまちづくりの拠点として平成3年4月に開設された施設とのことです。

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消防職員や消防団員が各種消防訓練を行う施設で、背の高いのが8階建ての消防訓練塔で、3階建てが補助訓練塔になります。

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市民を対象にした研修施設にもなっていて、それで「市民消防防災研修センター」という名称なんですね。

この市民消防防災研修センターに行くには、先ほどの奥沢水源地へ向かう道道から勝納川を渡らないと行けないのですが、その橋はずいぶん手前の清川橋という橋を渡って行くことになります。

(清川橋を渡るには、道道のここを左折します)
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(清川橋。渡って右に曲がり、しばらく進む)
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ちなみに、道道をもうちょっと水源地方面に進むと、勝納川に向かう細い道があって(車の通るような道ではないです)、そこに入って行くと「天神橋」という橋があり、この橋を渡ると、ちょうど市民消防防災研修センターのグラウンドのような広い敷地前に出ます。

(天神橋。渡った正面が市民消防防災研修センターの敷地)
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もちろん、施設のすぐ目の前に勝納川が流れてます。

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ということで、市民消防防災研修センター(小樽市消防訓練場)にはなかなか行く機会がないかもしれませんが(私も初めて行きました)、先日、勝納川周辺の散策をしていて、この施設前まで行ってきたので、紹介してみました。

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※参照
小樽市 :防災研修センター
小樽市 :市民消防防災研修センター

 

【関連記事】
勝納川の上流に架かる「清川橋」〜合わせてその上の天神橋から清川橋までの道路脇の散策路の様子も
勝納川の奥沢水源地からすぐ下流に架かる「てんじん橋」と「天神橋」の様子

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勝納川の上流に架かる「清川橋」〜合わせてその上の天神橋から清川橋までの道路脇の散策路の様子も

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少し前の8月上旬のことなのですが、勝納川の奥沢水源地から下流部の橋をたどる形で川周辺を少し歩いてきました。

といっても、川沿いはあまり歩けなかったので、勝納川に架かる橋を目指して歩いてきたのですが、今回は、その橋の中で「清川橋」の様子です。

ちなみに、勝納川沿いには、あちこちに「勝納川散策路案内図」というのが設置されていて、勝納川にかかる橋の名前と、道路脇の散策路や川沿い(水際)の散策路が整備されている区間、さらには川沿いに下りる階段の位置などが表示されています。

こちらが、その勝納川散策路案内図です。

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今回も川沿いを歩くのに参考にさせてもらったのですが、そのうち、奥沢水源地からすぐ下流部分の「てんじん橋」と「天神橋」の様子については、すでに掲載しているこちらの記事でどうぞ。
勝納川の奥沢水源地からすぐ下流に架かる「てんじん橋」と「天神橋」の様子

清川橋の様子

奥沢水源地に続く一本道の道道697号天神南小樽停車場線を進んで行き、後志自動車道(北海道横断自動車道)の巨大な高架の下を過ぎると、勝納川のある左方向に入っていく道があります。

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ここを曲がった先に橋が見えてきます。

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この橋が勝納川に架かる「清川橋」です。

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(う〜ん、読みにくいのですが、昭和38年3月竣功かな?)
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結構、幅の広い橋ですね。

(これは渡ってから振り返って見たところ)
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こちらが清川橋から見た下流の眺め。周囲が鬱蒼としてます。

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こちらが上流の眺め。

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道路は橋を渡ったあと、勝納川の上流方面へ向かって川沿いに続いています(橋を渡って左の下流方面への道はありません)。

この清川橋を渡ってからの勝納川の上流方面に向かう道路沿いには、障害者支援の北海道宏栄社、清掃・廃棄物処理関連の小樽浄化センター、同じくごみ収集運搬関連と仮設トイレを扱うクリーンサービス、といった事業所が立ち並んでいるんですよね。

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さらにその先に行くと、小樽市市民消防防災研修センター(小樽市消防訓練場)もあるんです。

なので清川橋は、その事業所などへと往来する大型車などが、バンバン通って行きます。

ところで、先ほどの勝納川散策路案内図を見ると、清川橋を渡る前に短い散策路があるようですが、上流側に荒れ気味の散策路がちょっとだけあって、下流側はすぐ立ち入り禁止になってますね。

(上流側の荒れ気味の散策路スペース)
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(下流側はすぐ立ち入り禁止)
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で、川を渡ってからはというと、先ほどの事業所などが立ち並ぶ上流方面の川沿いの道路脇に、散策路が次の「天神橋」まで続いています(下流部には散策路はありませんね)。

天神橋から清川橋へ道路脇の散策路を歩く

実はですね、この日の行程はというと、清川橋の上流部に架かっている天神橋に先に行っていて、そこから、川沿いの道路をこの清川橋に向かって歩いてきたんです。

先にわかりやすいようにと、清川橋の様子を紹介しましたが、ここで、天神橋から清川橋までの様子も掲載しますね。

ちなみに、天神橋については「勝納川の奥沢水源地からすぐ下流に架かる「てんじん橋」と「天神橋」の様子」で紹介してるのですが、橋は小さな橋で、ちょうど渡ったところに小樽市市民消防防災研修センター(小樽市消防訓練場)があります。

(こちらが天神橋)
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勝納川散策路案内図を見ると、天神橋から次の清川橋までの区間の道路脇に散策路が整備されているのですが、これが勝納川の一番上流部にある散策路になります(ただし、清川橋で一旦散策路はなくなり、その先もしばらくありません)。

で、天神橋を渡って、散策路のスタートですが…

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さすがにここまできて散策する人はいないのか、草ぼうぼうでした。なので、しばらくは車道の端を歩くことにします。

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(後志自動車道(北海道横断自動車道)の巨大な高架が視界に入ります)

それでも、下流に向かって歩いて行くと、その道路脇の散策路スペースも次第に綺麗に歩けるようになってきて、こんなスペースもありました。

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そこから川を覗き込むこともできますね。

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(こちらは上流部)
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さらに進みます。

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(こんな箇所もありました。あらら…)
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(清川橋が近づいてきました)
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(来た道を振り返ったところ)
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道路を挟んで川と反対側には、先ほどあげた会社の建物が立ち並んでいて、車も結構通っていきます。

そして、清川橋に到着です。

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こちらから来ると、道路は清川橋を渡るために左折するしかなく、直進はできません。

散策路もここでまでです。

おわりに

ということで、勝納川に架かる清川橋の様子と、その上流の天神橋から清川橋までの道路脇の散策路を歩いてきた様子でした。

実は、この辺りを散策するのは今回が初めてだったのですが、橋の位置も確認できて、なかなか面白かったです。

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小樽の勝納川散歩〜勝納川に架かる橋を巡る【まとめ記事】

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2019年9月16日 (月)

南小樽駅のバリアフリー化の工事が本格的に始まったようです。で、あの味わい深い跨線橋が…

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JR南小樽駅で、いよいよバリアフリー化の工事が本格的に始まったようです(以降、いつものように南樽駅と呼びますね)。

この話題が最近、ちょっと一部をざわつかせているのですが、というのも、南樽駅といえば、古い駅舎と跨線橋の眺めが、とても味わい深くて人気もありますが、このバリアフリー化の工事で、その跨線橋が架け替えられるということなんですよね。

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このブログでも以前に取り上げたことがあるのですが、もともと、「南小樽駅周辺地区バリアフリー基本構想」というのが2017年に策定されていて、その中で南樽駅のバリアフリー化も計画され、実はすでにその一環で、トイレが綺麗になっていて、多目的トイレも新たに設置されています。

そして、そのバリアフリー化の工事で、引き続き、跨線橋の新設やエレベーターの設置、ホームの屋根の工事などが行われることになっていたので、それが始まったということなんですね。

(こちらは札幌方面。線路の左側で何やら工事の準備が進んでます)20190914-143942

実は、南樽駅に行った際に、お客さんがいなくなったところで、ちょっと駅員さんに聞いてみたのですが、工事はもう始まっていて、2年後くらいまでに新しい跨線橋ができるとのことで、現在の趣ある跨線橋は、その後に撤去されてしまうとのことです。

工事開始がすでに予定より遅れているそうなので、完成も当初の予定よりは遅くなるようですが、跨線橋を撤去するのは決まっているとのこと。

現在の南樽駅の駅舎は、昭和33年(1958年)にできた古いもので、なんとも味わい深く趣があるものの、エレベーターなどもなく、利用するにあたっては、何かと不便があるというのも事実なんですよね。

なので、バリアフリー化で駅が利用しやすくなるのは、とても嬉しくいいことなんです。

というのは、分かってはいるのですが、そうか〜、やっぱり撤去されてしまうのか…

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そういえば、桜の木はどうなるんだろう。南樽駅の桜は見事でとても人気があるので、こちらは絶対残してもらいたいですね。

ただ、桜の素敵な景観も、後ろの趣ある跨線橋あっての、というところもあるので、やっぱりこの跨線橋がなくなるのは寂しいですね。

この工事が始まったことについては、まだ正式には報道されてないと思うのですが、詳しいニュースなどがあれば、また報告したいと思います。

【関連記事】
南樽駅のトイレが綺麗になってました〜これはバリアフリー化の一環!?
ニュースより/JR南小樽駅の多目的トイレやエレベーター設置などのバリアフリー化が2020年度に完成予定
ニュースより/南樽駅に2020年までにエレベーターを設置!JR南小樽駅周辺地区のバリアフリー化素案が公表

古い駅舎がとても趣あるJR南小樽駅の様子〜この古いけど味わい深い駅舎は今後どうなるのかな
冬のちょっとした風景〜雪の南樽駅は味わい深いです

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2019年9月14日 (土)

小樽駅前第一ビル2階の角の「山上菊池商店駅前店」が閉店している!?【情報提供】

小樽駅前第一ビル2階の角に入っていた「山上菊池商店駅前店」が閉店しているようです。

少し前に読者さんから情報をいただいていたのですが、お店の前まで行ってみたら、シャッターが閉まったままでした。

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特に張り紙とかはなかったのですが、いつ閉店したのだろう?

第一ビル2階の歩道橋からの入り口にあった店舗案内の看板や、ビル内の案内板からは、すでに山上菊池商店駅前店の名前はありませんでした。

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小さなお店でしたが、カレーやホットドッグが人気で、旬の野菜や食品雑貨、お弁当なども売っていたと思うのですが、残念ですね。

ちなみに、山上菊池商店は豊川町の青果店とのことですが、小樽市民会館に入っている小樽市民食堂が山上菊池商店によるお店で、そちらは営業してます(→市民会館の小樽市民食堂で量り売りランチを食べてきた!〜ついつい欲張って取り過ぎたけど、選ぶのも楽しく色々と食べられて大満足!!)。

※情報提供、ありがとうございました。

【関連記事】
小樽駅前第一ビル2階の小さなお店「山上菊池商店駅前店」でごろごろ野菜カレーを食べてきた

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2019年9月12日 (木)

勝納川の奥沢水源地からすぐ下流に架かる「てんじん橋」と「天神橋」の様子

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奥沢水源地を通って天神・奥沢方面から市街地を流れる勝納川は、元々大きな川のない小樽の中では“川らしい川”とも言える二級河川で、小樽市民にはとても身近な川ですよね。

かつては、勝納川の豊富で綺麗な水を求めて、小樽の産業を支える様々な工場が建ち並んでいたことでも知られていますが、現在は、静かな住宅街といった感じで、川沿いには散策路も整備され、流域は静かな風景が続いています。

その勝納川の様子は、このブログでも過去に何度か記事にしたことがあるのですが、これまで紹介したのは、天神十字街近くに架かる恩根内橋から下流についてだったんですよね。

で、少し前の8月上旬のことなのですが、ようやく奥沢水源地から恩根内橋までの間を、橋をたどる形で歩いてきました。

といっても、上流部分は川沿いはほとんど歩けなかったので、まずは橋を目指すことになりました。

ちなみに、勝納川沿いには、あちこちにこのような「勝納川散策路案内図」というのが設置されています。

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ここには、勝納川にかかる橋の名前と、道路脇の散策路や川沿い(水際)の散策路が整備されている区間、さらには川沿いに下りる階段の位置などが表示されていて、今回も川沿いを歩くのに参考にさせてもらいました。

と、前置きが長くなってしまいましたが、その勝納川散策路案内図を参考に、まずは奥沢水源地に続く一本道の道道697号天神南小樽停車場線を奥沢水源地から戻る形で歩きました。

今回は、その中から2つの橋について、紹介したいと思います。

てんじん橋

道道を歩き出すと、さすがにこのあたりは川沿いは歩けず、川も見えず、遠くで水の流れる音だけが聞こえてくるのですが、ほどなく、川方面に向かう脇道がって、その先に橋がありました。

(道道697号天神南小樽停車場線。すぐ後ろが奥沢水源地)
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(途中に右に曲がって、川方面に向かう脇道がありました)
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(曲がった先に橋が)
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この橋は、先ほどの案内図を見ると、奥沢水源地からの最初の橋「てんじん橋」ですね。

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ただ、ここには立ち入り禁止の看板が。私有地かな?

なので、てんじん橋は渡らずここまで。

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川を覗き込むと、いかにも上流といった流れで、自然の中を清らかに流れてました。

(上流)
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(下流)
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てんじん橋を引き返して、先ほどの道道に戻って歩きます。

天神橋

道道を少し歩くと、ちょっと分かりにくかったのですが、川方面に降りる道がありました。

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ちょっと草が茂ってますが、その先に橋があります。

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車の通るような橋ではないですね。

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名前を確認するべく、草に隠れた表示(親柱)を探すと、ありました!!

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なんとか写真に収めることができましたが、ここは「天神橋」ですね。

先ほどのは、ひらがなで「てんじん橋」で、こちらは漢字で「天神橋」なんですね。先ほどの案内図でも確認できます。

昭和38年10月竣功の文字も、確認できました。
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(で、天神橋です)
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橋の上から見た、こちらが上流。
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(段々になってますね)
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こちらが下流。
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とても綺麗ですね。
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(橋を渡って振り返って見たところ)
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案内図を見ると、ここから川沿いの道路脇に散策路が整備されているということで、確かに散策路は川を渡ったところからあるのですが…

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草ぼうぼうですね。さすがに、この辺りを散策する人はいないのかな。

ちなみに、川沿いの道路はこちら側しかないですね。

そうそう、橋を渡る前の道道からも建物が見えていたのですが、天神橋を渡るとその正面に、グラウンドのような広い敷地と右手に大きな建物が建っています。

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ここは、小樽市消防訓練場/市民消防防災研修センターになっています。

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おわりに

ということで、今回はここまで。奥沢水源地から下流側すぐにある、てんじん橋と天神橋の様子でした。

なかなかここを歩く機会がなかったのですが、今回ようやく歩いて、橋も確認することができました。

ここ天神橋から下流については、また追って紹介したいと思います。

【関連記事】
小樽の勝納川散歩〜勝納川に架かる橋を巡る【まとめ記事】

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2019年9月11日 (水)

小樽文学館にて企画展・Deep小樽展「写真を読む」が開催中(9月29日まで)〜Deepな小樽の写真の数々に見入ってきました

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市立小樽文学館で、とっても気になる企画展が開催されています。

Deep小樽展「写真を読む」
~レンズが捉えた町の姿 心象と現象が織りなすもの~

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開催期間は、8月24日(土)〜9月29日(日)までで、時間は9:30~17:00まで(入館は16:30分まで)です。

9月の残りの期間中の休館日は、9月17・18・24・25日になってます(通常は月曜休館ですが、祝日の16・23日は開館してます)。

この企画展は、小樽写真研究会の結成30周年を記念して、会員がこれまで小樽の各地区をテーマとして撮り続けてきた写真などを展示してます。

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小樽写真研究会は、1989年(平成元年)に結成され、年に1度の「堂堂展」をはじめ、2003年から「Deep〜」という企画で小樽のある地区をテーマに、会員が各自の視点で撮影した写真を発表し続けているんですね。

その写真たちは、観光や歴史的といったものとは全く別の、見ていると、本当にDeepな小樽がそこに写っています。

けど、“あっ、ここ知ってる!!”とか、“こんな風景、見たことあるような!?”とか、小樽の日常のふとした風景を切り取ったその写真たちは、なんとも言えず、見覚えのあるような、懐かしいような、じっくりと見入ってしまう写真ばかりです。

そうか、そうやって写真を見て、そこに表現されている、各地区のその場所や背景、時代や時間を読むのかな。

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今回は、地区別の展示以外にも、船見坂や小樽運河・中野植物園などといった分類で写真を見せていたり、写真の他にも、写真展のダイレクトメールやパンフレット、その他の関連資料なども展示されていて、とにかく見応えのある企画展です。

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9月15日(日)・22日(日)には、ギャラリートークもあるようです(※参考:小樽市 :特別展・企画展のお知らせ)。

私はなんだかとても気になっていたので、実は始まってすぐに見に行ったのですが、期間中にもう一度、じっくりと見に行きたい、そんな企画展です。

※入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:小樽市 :市立小樽文学館

※参考
レンズが捉えた町の姿“Deep 小樽展” 8/24開幕
市立小樽文学館「小樽写真研究会 Deep小樽展8/24~9/29日 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
小樽写真研究会「堂堂展vol.28」が市立小樽美術館開催しているので見に行ってきました(7月15日まで)

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2019年9月10日 (火)

花園銀座商店街のラーメン屋「鍋匠」が9月7日をもって閉店

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花園銀座商店街のラーメン屋「鍋匠」が、2019年9月7日(土)をもって閉店したようです。

ツイッターでその情報を知って、実際にお店の前まで行ってみたところ、閉店のお知らせの張り紙が貼ってありました。

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体調不良のため、9月7日をもって閉店したとのことです。

すいません、私は食べに行ったことがなかったんですが、値段がリーズナブルで、看板の鍋ラーメンや学生ラーメンなんかもあって、夜遅くまでやっていたりと、根強い人気のお店だったんですよね。

常連さんも多かったと思うので、閉店は残念ですが、店主の体調も心配ですね。

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ところで、この鍋匠の入っている建物はかなり大きな建物ですが、真ん中の入り口は2009年(平成21年)に廃業した銭湯「だるま湯」で、左は2016年6月で閉店した老舗の本屋さん「工藤書店」でした。

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で、右側で鍋匠が頑張って営業していたのですが、この度閉店するということで、建物右側の通り沿いを見ると店舗入り口があって、他にもお店が入っているようですが、正面部分は空き店舗になってしまいましたね。

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入り口の形や壁の装飾が印象的なこの建物は、昭和初期の建築だそうですが(参考:「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)、今後どうなるのかも、気になるところです。

【関連記事】
花園銀座商店街の廃業した銭湯「だるま湯」の建物内を見学されてもらいました
小樽の老舗の本屋さん「工藤書店」が6月末で閉店

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雰囲気をちょっとだけ楽しんできました〜「小樽アニメパーティー2019」が9月7日・8日の2日間で開催

先週末も小樽では様々なイベントが開催されていたのですが、小樽の中心街はというと、いつもと違った光景になっていましたね。

今年も「小樽アニメパーティー2019」が、9月7日(土)・8日(日)の2日間に渡って開催されました。

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といっても、私は街中を歩いてきて、その雰囲気をちょっとだけ味わってきただけなんですけどね。

この小樽アニメパーティーも今年で6回目を迎えたようですが、年々、パワーアップしているようで、公式サイト「小樽アニメパーティー 歴史の街、小樽がカオスに!-公式ホームページ」を見ても、人気の漫画家さんたちが来ていたり、イベントも多彩で盛りだくさんだったようです。

小樽の街に溢れるコスプレイヤーさんの写真撮影は、「小樽アニメパーティー2019」への正式な参加証の購入が必要なので(すいません。参加してません…)、その様子をお伝えできないのですが、何より小樽の街が、楽しそうに歩くたくさんのコスプレイヤーさんたちで溢れる光景がいいですよね。ただ、イベントの開催を知らない市民は、ちょっと驚いたかもしれませんね。

(遠景写真で街の賑わいの雰囲気を)
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ちなみに、こちらは都通り商店街での痛車展示会。

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文学館前には、ステージが組まれていて、盛り上がりを見せてましたよ。

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小樽の中心街は「小樽アニメパーティー」で大変な盛り上がりを見せた2日間だったようですが、正直に書くとですね、個人的にもとっても興味のあるイベントで、参加して中に入って色々と楽しんでみたい気もするのですが、やっぱり、ちょっとおじさんにはハードルが高いです(汗)

アニメパーティといったら、そういうものでしょうが、規模が大きくなるにつれ、どこで何をやっているのかもよく分からないので、なかなか一般市民は楽しみにくいかもしれませんね。

そうそう、小樽が舞台の人気漫画「聖樹のパン」の原作で小樽出身の山花典之先生と、作画のたかはし慶行先生によるトークショーなんかもあったようで、これは聞きたかったです。

ということで、小樽の街がいつもと違った風景で活気付いた2日間、私も来年は、もうちょっと積極的に楽しんでみようかな。

小樽アニメパーティー 歴史の街、小樽がカオスに!-公式ホームページ

【関連記事】
※昨年の投稿です。
んっ!!小樽の街がいつもと違う!?今年も「小樽アニメパーティー2018」が開催されました〜街を歩いて雰囲気だけ楽しんできました

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2019年9月 9日 (月)

今年もワインと秋の味覚の美味しいイベント「第33回 北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」が開催されました(9月8日)

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9月に入ったこの時期恒例の美味しいイベント「第33回 北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」が、今年も9月8日(日)に開催されました。

会場は、いつもの毛無山に向う途中にある、おたるワインでも知られる北海道ワイン本社醸造所前のSL広場で、開催時間は10:00〜15:30まで。

このワインカーニバルはもともと主催は北海道ワインによる実行委員会ですが、昨年は北海道胆振東部地震があったため、一旦は中止が発表されたものの、元気な小樽を発信しようと、小樽市と小樽観光協会との共催で、ひと月遅れの10月に開催したんですよね。そして、今回も市と小樽観光協会が実行委員会に入って開催しているそうです。

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ということで、毎年楽しみにしているこのイベント、今年も行ってきました。

この日は、朝からいい天気で、というか暑すぎの天気で、日中は30℃くらいまで上がったんですよね。

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イベントは10:00の開祭式からスタートということですが、会場は9時オープンということで、実際にはその頃から続々と来場者がやってきて、10時にはかなりの混雑になるんですよね。

会場には、お馴染みの椅子代わりのワインケースが置かれていて、その周囲をいい匂いを漂わせる屋台が、ずらりと囲んでます。

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今年も北海道ワインのおたるワインをはじめ、おたる生ワインボールナイヤガラやビールなどなど、様々な飲み物が販売され、いつも行列のできるお楽しみワインくじも1回1,000円(空くじなし)で開催されてました。

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食べ物では、南樽市場や新南樽市場にお店を出す「肉の店ふかさわ」の大人気の炭火ローストビーフをはじめ、黒松内町トワ・ヴェールの大鍋チーズフォンデュやしりべしコトリアードなどなど、今年も美味しそうなものが、たくさん並んでましたよ。

私は今回は、ちょっと長くいられず、スタート前の早い時間に行って、美味しいものをいくつか買って、イベントの雰囲気を楽しんでから、早めに会場を後にしたため、ステージイベントは見ることができなかったのですが、今年もコルク抜き大会や、おなじみの湯原昌幸さんらのショーが開催されたようです。

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第33回 ワインカーニバルの美味しい様子

それでは、ここからは写真中心に、ワインカーニバルの美味しい様子を掲載していきますね。ちなみに、会場への入場は無料で、飲食物の持ち込みは禁止です。

こちらは大人気のふかさわの炭火ローストビーフ。豪快です。

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そういえば、昨年はふかさわの炭火ローストビーフが販売されていなかったのですが、今年は復活したのですね。今年は、例年ほどは長い行列にはなってなかったようで、比較的スムースに買うことができました。

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こちらはトンデンファーム。
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「スモークチキン炭焼」(500円)は、レッグになりましたね。けど、これが美味しいんですよね。

暑いのに、なぜかもつ煮込み。しかもトンデンファームの。けど美味しかった!!
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黒松内町トワ・ヴェールの大鍋チーズフォンデュ(500円)も人気です。

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おっ!苫小牧のホッキごはんのお店が出店してる!!(北起屋)
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買いました(笑)
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他にも美味しそうなものがたくさん。いい匂いもあちこちから漂ってましたよ。

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この行列はピザ。食べてみたかった…
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こちらは、毎年行列ができる、JA新おたる青年部による産直野菜・果物販売ですね。

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早くから、新鮮な野菜などを買い求めるお客さんが並んでました。

飲み物も色々。
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そして、ワインカーニバル恒例、空クジなしのお楽しみワインくじのガラポン抽選会ですが、私も引いてきました(1回1,000円)。

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私は3等(500mlとハーフの2本セット)だったのですが、なんと一緒に行った奥さんが1等!!びっくり!!!!

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甘口・辛口ワイン6本でした!!こんなの当たったのは初めてだったので、テンション上がりましたよ。

ということで、この日はこれで、気分良く会場を後にしました(笑)

そうそう、昨年に続いて、北照高校の生徒さんたちが手伝いにきていて、ゴミの分別や、トイレの案内、片付けなどをしてくれていたようです。現在、北照高校では授業の一環でブドウ栽培からワイン造りまでを体験中で、北海道ワインも協力しているとのことです。
※参考: 北照ワインプロジェクト - ホーム

おわりに

ワインに関わるイベントなので、今年も会場へは無料送迎バスが、9時始発で、JR小樽駅前ルートと新光・朝里・桜・望洋台ルートの2系統で、随時運行していました。

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広い駐車場もあるのですが、時間によっては駐車場待ちの長い列ができ、満車状態が続くこともあります(この日は私も車で行ったのですが、早い時間は止められますが、10時頃にはもう車の列ができてました)。

ということで、「第33回 北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」の美味しい様子でしたが、今年はいい天気で、皆さん楽しく美味しくイベントを満喫したのではないでしょうか(ちょっと暑すぎたかもしれませんね)。

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(会場となっているSL広場には、その名の通りSLがあります)
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※北海道ワインのイベントサイトはこちら
北海道ワイン株式会社(第33回「北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」)

※参考
・2019年9月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
食と酒の収穫祭 ワインカーニバル9/8(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※昨年、一昨年の様子です。
ワインカーニバルが復活開催!!〜「復活版!北の収穫祭ワインカーニバル with 小樽のゆかいな仲間たち」に行ってきました
ワインと秋の味覚の美味しいイベント「第31回 北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」の様子

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2019年9月 8日 (日)

第15回おたる祝津花火大会に行ってきました(9月7日開催)〜祝津で開催される小樽の夏の最後を飾る花火大会

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小樽では、夏の間、あちこちで花火大会が開催されているのですが、その最後を飾るのが、祝津の花火大会です。

ということで、今年も「第15回おたる祝津花火大会」が、9月7日(土)に祝津の前浜とおたる水族館の駐車場一帯を会場に開催されました。

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会場となるおたる水族館の駐車場の一角にはイベントステージが設けられ、午後5時からライブ演奏などが始まり、後7時から花火が打ち上げられます。

このおたる祝津花火大会では、当日、おたる水族館駐車場が、午後5時から無料になるのですが、私が到着した午後6時頃には、もう結構駐車場もいっぱいで、空いているのはかなり上の端の方でした、

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見物場所として解放されている、普段はおたる水族館の駐車場の海側が、すでにかなりの混雑でした。

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それでも、ここ祝津の花火大会は、見た目の混雑の割には、比較的に場所の確保がしやすく、どこかしら空いているスペースを見つけて座ることができるんですよね。

小樽市鰊御殿がライトアップされてます。
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会場の片側には、ずらりと屋台が並び、食べ物、飲み物を買い求めるお客さんが列を作っていました。

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花火の前には神輿渡御も行われます。

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こちらもおなじみ、潮太鼓打演も行われてました。

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そして、いよいよ花火の始まりですね。

おたる祝津花火大会の特徴は、故人への追悼花火や、孫の誕生などへの祝いの花火などが上がることで、司会者による紹介のあとに、BGMとともに花火が打ち上がります。

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祝津の花火は、近くてなかなか迫力があるんですよね。

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打ち上げは約45分ほどの時間で、予定では約1500発と聞いてますが、規模としては大きくはないかもしれませんが、小樽の夏の最後を飾る、地元の方々の思いのこもった、素敵な花火大会ですね。

そうそう、例年はこの時期は結構夜はもう寒くて、防寒対策が必要なくらいなんですが、この日は日中から気温が上がり、ちょっと蒸し暑い1日で、夜もそれほど気温は下がらなかったようなので、気にせず見学することができました。

花火の後にはステージイベントが再開して(午後9時までの予定)、オールディーズの演奏で皆さん盛り上がってました(私はそれを聴きながら、会場を後にしました)。

ということで、今年も見に行けました。第15回おたる祝津花火大会の様子でした。

【関連記事】
※昨年は、9月8日(土)に開催予定だったのですが、6日に北海道胆振東部地震があったため、14日(金)に延期になったんですよね。こちらが昨年(2018年)の様子です。
延期になった「第14回おたる祝津花火大会」を見に行ってきました。小樽は元気です!!

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2019年9月 7日 (土)

小樽港湾事務所内の「おたるみなと資料館」に行ってきました〜南北防波堤など、小樽港建設の歴史に関する資料が展示

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小樽港に伸びる南防波堤の根元部分の近くに、北海道開発局小樽開発建設部の小樽港湾事務所の建物があり、ここには「おたるみなと資料館」が入っています。

みなと資料館には、南北防波堤をはじめとした、小樽港建設の歴史に関する資料などが展示されていて、以前、一度行こうと思って建物前まで行ったのですが、入っていいのか分からずに、引き返したことがあったんです。

で、実は先月8月のことなのですが、関係者でもある知り合いの紹介で、小樽港湾事務所の副所長の案内で資料館の見学をさせていただいたんです。

ということで、念願叶って、という感じで見学させてもらった「おたるみなと資料館」について、紹介したいと思います。

※文中の館内の写真は、許可を得て撮影しました。

おたるみなと資料館について

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おたるみなと資料館は、明治期から行われた南北防波堤建設の歴史的功績、そしてその価値を広く知ってもらい、後世に伝えるという役目を担っています。

この「おたるみなと資料館」は、平成11年から開設されているそうで、それ以前は近くにある、小樽市指定歴史的建造物でもある旧北海道庁土木部小樽築港事務所見張所にて、昭和59年から資料の展示をしていたそうです。

おたるみなと資料館の入館案内と地図は、文末に掲載しますね。

小樽港の南北防波堤について

そうそう、基本的な話ですが、もともと天然の良港と言われた小樽港で、明治の頃には物資の運搬のための船が、小樽港にあふれんばかりに停泊するようになるのですが、当然、海が荒れると作業ができなくなるわけで、そこで防波堤建設の必要性が出てきたんですね。

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では、ここで小樽の防波堤のおさらいですが、小樽には南北に防波堤がありますが、まず最初に作られたのが、手宮側から伸びる北防波堤です。

北防波堤は、小樽港の防波堤工事の第1期工事として、初代小樽築港事務所長で「港湾工学の父」「近代土木の父」などと呼ばれる廣井勇(ひろい いさみ)によって建設されました。廣井勇は、これにより、日本人技師として、初めて本格的外洋防波堤の建設に成功することになるんですね。

第1期工事の北防波堤は、明治30年(1897年)に着工して、11年の歳月をかけて明治41年(1908年)に完成した、全長1,289mの防波堤です。

その歴史的価値から、北海道遺産、土木遺産、さらには最近認定された日本遺産「炭鉄港(たんてつこう)」の構成要素のひとつにもなっています。

そして、第2期工事として南防波堤の建設が行われるのですが、指揮をしたのは廣井勇の弟子でもある伊藤長右衛門です。

南防波堤の第2期工事は、第1期工事が終わってすぐに始まり、大正10年(1921年)に完成します。加えて、その先に島防波堤も作られ、北防波堤も延伸されています。

ちなみに、伊藤長右衛門は、第3代小樽築港事務所長だそうです(間に短い期間ですが、もう一人所長がいたそうです)。

おたるみなと資料館の展示について

では、おたるみなと資料館の展示について紹介しますね。

ここには、小樽港の南北防波堤をはじめとした、小樽港建設の歴史に関する様々な資料が展示されているのですが、中でもやはり、北防波堤を建設した廣井勇の業績を伝えるものが目に止まります。

北防波堤の構造や特徴、例えば、廣井勇が防波堤本体を安定させるために採用した、コンクリートブロックを斜め積みする「スローピング・ブロック・システム」という工法などを、模型などを使って解説しています。

※防波堤本体のコンクリートブロックが斜め積みされた様子(斜塊部)は、北防波堤の海面付近で実際に見ることができます。

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また、北防波堤の建設に関しては、コンクリートに火山灰を混入して強度を増す方式を考案したりしてますが、コンクリートの経年変化に関する調査となる「長期耐久性試験」のための試験用テストピース(モルタルブリケット)や、その試験装置なども展示されています。

試験用テストピースは、今も残って保存されているそうです。

そして、もちろん、第2期工事で南防波堤を建設した、伊藤長右衛門に関する資料も展示されています。

その伊藤長右衛門が採用した工法が、ケーソンと呼ばれる大きなコンクリートの箱型の構造物を、所定の場所で水中に沈めて防波堤を作っていく工法ですが、さらに伊藤長右衛門は、陸上で製作したケーソンを動力を使わずに海上に滑り落とす進水方式を明治45年(1912年)に考案します。

その場所が、南防波堤の基部、おたるみなと資料館のすぐ横の、小樽港斜路式ケーソン製作ヤードです。

ここではケーソンについてや、斜路式ケーソン製作ヤードの仕組みなどについても展示されています。

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※ケーソンが用いられたのは島防波堤などの一部で、南北防波堤は基本的に斜め積みの方式で建設されているそうです。

小樽で製作されたケーソンは、その後、小樽周辺の港にも海上運搬されて用いられたそうですが、平成17年(2005年)の製造を最後にケーソンは使用されず、ケーソン製造のための資材を運ぶために昭和10年(1935年)に作られた、大きなクレーン2基も平成28年(2016年)秋に撤去されてしまいました。

小樽港斜路式ケーソン製作ヤードは、平成21年度に土木遺産に認定されているのですが、現在は機能はしておらず、今後の扱いが気になりますね。

こちらが、小樽港湾事務所の近くに、現在も残る斜路式ケーソン製作ヤードです。

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その他、屋外には明治30年頃に作られたという、北防波堤で使用されていたコンクリートブロックが1個置かれていました。

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これは、昭和47年に北防波堤の途中に切り通し部を作った際に、その部分をもってきたものだそうです。

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ちなみに、ブロック同士の連結に使われたというレールがくっついていたのですが、これは明治13年に開業した幌内鉄道で使われていたレールだそうです。

ということで、おたるみなと資料館の展示は、こんな感じで、他にも館内では小樽港の歴史についてのビデオもあって、見させてもらいました。

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(こちらは館内の様子)
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こちらは、水中で作業を行うための潜水服ですが、これをつけて作業するんですね。

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空気はヘルメットにつながったホースから送られてきます。ヘルメットを実際に被らせてもらいましたが、むちゃくちゃ重かったです。

おわりに

北防波堤について驚いたのは、これまで大きな修復はなく、基部に関しては建設時そのままだそうです(防波堤上部のコンクリート部分は修復しているそうで、南防波堤も修復はしているそうです)。今後、いったいいつまでもつのでしょうかね。

小樽の歴史を学んでいくと、必ず登場するのが小樽港建設の歴史と、その中でも重要な南北防波堤建設についてですが、ここにくれば、当時の貴重な資料が、詳しい解説とともに展示されています。

興味のある方は、訪れてみるといいかもしれませんね。

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ということで、小樽港湾事務所内の「おたるみなと資料館」について紹介しました。

おたるみなと資料館の入館案内

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おたるみなと資料館は、小樽港湾事務所の1階にあります(建物に入って右)。

直接行ってすぐに見学できるそうですが、小樽港湾事務所の建物に入っても誰もいないことがあるので、受付横のインターホンで事務室に連絡してくださいとのことです。

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開館日時:平日9:00〜16:30
(12:00〜13:00の昼の休憩時間を除く)
※土・日・祝・年末年始は休館です。
入館無料
お問合わせ:0134-22-6131(小樽港湾事務所)
※建物前に駐車場があります。
みなとのしごと | みなとの資料コーナー |小樽開発建設部
小樽港湾事務所 |小樽開発建設部

※【追記 2019.9.23】おたるみなと資料館という名称について、建物などには「おたるみなと資料館」と表示されてますが、現在、小樽開発建設部小樽港湾事務所では、「みなとの資料コーナー」という名称で呼んでいるとのことです。

※ん?グーグルマップに防波堤が地形として表示されないですね!?残念。

※参考サイト
小樽港北防波堤の解説シート | 土木学会 選奨土木遺産
小樽外洋防波堤
小樽みなとと防波堤 | 各地の北海道遺産 | 次の世代に残したい北海道の宝物 北海道遺産
小樽港斜路式ケーソン製作ヤード | 土木学会 選奨土木遺産

※参考書籍
小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
・おたる案内人テキストブック(小樽観光大学校運営委員会編)

※見学時に資料「北防波堤と廣井勇」「小樽港湾事務所みなとの資料コーナー」をいただいき、とても参考にさせていただきました。

【謝辞】 今回は、北海道開発局小樽開発建設部小樽港湾事務所のご好意により、おたるみなと資料館を詳しく案内していただきました。どうもありがとうございました。
そして、今回、紹介と全ての手配をしてくださったTさん、本当にどうもありがとうございました。

【関連記事】
小樽港の南防波堤周辺の様子と巨大なクレーン
小樽築港の斜路式ケーソン製作ヤードの歴史のある巨大なクレーン2基が解体撤去されてます
運河公園に建つ2つの銅像は、小樽港の近代化に深く関わりのある廣井勇と伊藤長右衛門
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平磯岬を迂回する道路沿いにポツンと建つ「旧北海道庁土木部小樽築港事務所見張所」は歴史的建造物

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2019年9月 5日 (木)

小樽港第3号ふ頭にクルーズ船2隻、バイキング・オリオンとにっぽん丸が同時に寄港(9月2日)〜船見坂・小樽駅前・第3号ふ頭で眺めてきました

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今年もたくさんのクルーズ船が小樽港に寄港していますが、9月2日(月)、小樽港第3号ふ頭クルーズ船が2隻同時に寄港したんですよね。

この日、小樽港に寄港したのはバイキング・オリオン(ノルウェー船籍)とにっぽん丸(日本船籍)で、バイキング・オリオンは第3号ふ頭の海に向かって右側の岸壁(14番岸壁)に、そして、にっぽん丸は左側の岸壁(17番岸壁)に停泊しました。

このことは、小樽観光協会からのお知らせ「9月2日小樽第3号ふ頭にクルーズ客船が2隻同時寄港 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」」で知ったのですが、第3号ふ頭に同時に2隻って、結構、珍しいですよね(勝納ふ頭と第3号ふ頭なら時々あるんですけどね)。

※そうそう、上に書いてますが、岸壁には番号が付いているんですね(参考:小樽港 | 環日本海クルーズ)。

で、この知らせを聞いて、せっかくだから見に行こうと、私が向かったのは、船見坂でした。

船見坂からクルーズ船「にっぽん丸」を眺める

第3号ふ頭の左側の岸壁にクルーズ船が停泊すると、小樽駅からは見えないのですが、船見坂の上からだと、ちょうど坂の向こうに船が見えるんですよね。

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まさに“船見坂”ですね。

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第3号ふ頭の左側の岸壁にクルーズ船が停泊することって、あまりないと思うんですが、ずいぶん前に、その様子をここから見ることができて、なんとも小樽らしい、いい眺めだな〜って思ったんですよね。

以来、なかなか見る機会がなく、久しぶりに眺めることができました。

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※以前、ここから見たときの記事がこちら。
第3号ふ頭に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」を船見坂から眺める

ちなみに、船見坂は長橋方面への抜け道になっていて、車の通りがとにかく多いので、写真撮影は要注意です。もちろん、道路に出ての撮影は厳禁です。坂を上っていくと長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでも坂道を正面に見ることができます。

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やっぱりいい眺めですね。

う〜ん、けど、ここからは今回同時に寄港して、右の岸壁に停泊しているバイキング・オリオンは見えないんですよね。ちょっと残念。

ということで、せっかくなので、船見坂を下りながらにっぽん丸を眺めつつ、小樽駅に向かいました。

(船見坂の下の方から)
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小樽駅〜中央通りからクルーズ船「バイキング・オリオン」を眺める

で、小樽駅にきました。そして、この眺めですね。

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駅前から緩やかに下りながら真っすぐ続く中央通りの先に、クルーズ船「バイキング・オリオン」の姿が見えます。

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すっかりおなじみのこの眺めですが、海が近くて、坂の街の小樽ならではの風景ですね。

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今回は、駅前から中央通りを第3号ふ頭に向かって、その巨大な船体が少しずつ近づいてくる様子を見ながら歩いていきました。

小樽市民センター(マリンホール)近くの交差点付近から。
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色内大通り付近から
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そして、運河を越えて第3号ふ頭に近づくと、もうなんだか巨大すぎて、縮尺がおかしいです(笑)

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第3号ふ頭でクルーズ船バイキング・オリオンとにっぽん丸を眺める

第3号ふ頭基部まで来ると、かろうじて第3号ふ頭の両岸に停泊している、バイキング・オリオンとにっぽん丸を見ることができましたが、にっぽん丸は上の部分だけですね。

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では、近づいて見てみます。まず、第3号ふ頭の海に向かって右側の岸壁に停泊しているバイキング・オリオン(47,842トン)です。

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大きいですね。

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そして、第3号ふ頭左側の岸壁に停泊してるにっぽん丸(22,472トン)です。

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こちらは、近くの月見橋から見たにっぽん丸です。

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向こうにバイキング・オリオンの上部が、少しだけ見えました。

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おわりに

ところで、結局、2隻を同時にちゃんと眺めることができなかったのですが、どうやら旭展望台から見られたんですね。

で、さすが小樽市です。Facebookページで、旭展望台から見た第3号ふ頭に停泊するバイキング・オリオンとにっぽん丸の様子が掲載されていましたので、他力本願で申し訳ありませんが、埋め込み機能で掲載させていただきます(フェリーまで写ってますね。さすが)。

 

ということで、第3号ふ頭に同時に寄港したクルーズ船、にっぽん丸とバイキング・オリオンの、船見坂と小樽駅前から、そして、第3号ふ頭での眺めでした。なかなか珍しいですよね、第3号ふ頭に2隻同時は。

※ちなみに、クルーズ客船が停泊するのは、水深の関係もあり、小樽港の第3号ふ頭(6万トン未満)か、勝納ふ頭(主に6万トン以上)になります(参考:小樽市 :クルーズ客船の受入れふ頭について)。

※クルーズ船の寄港予定は小樽市のHPに掲載されています。天候、運行スケジュールなどの事情によって、急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前に確認した方がいいですね。
小樽市 :2019年 小樽港クルーズ船寄港予定

【関連記事】
小樽駅前から続く中央通りの先の第3号ふ頭にクルーズ船「にっぽん丸」が停泊する風景〜ところで、なんで第3号ふ頭と勝納ふ頭にも停泊するの?
2019年最初のクルーズ客船「ウエステルダム」が4月24日に勝納ふ頭に寄港しました

撮影スポットとしてすっかり人気の「船見坂」に車道に出て撮影しないように注意書きが貼られてます
久しぶりに船見坂から〜お馴染みの風景はやっぱり小樽らしくていい眺め

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2019年9月 4日 (水)

野外写真展「2019 小樽・鉄路・写真展」が今年も旧手宮線跡地で開催してます。9月16日まで

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この時期恒例の野外写真展「2019 小樽・鉄路・写真展」が、今年も旧手宮線跡地で開催されています。

開催期間は、9月2日(月)〜9月16日(月・祝)までで、会場は旧手宮線の小樽駅前から続く中央通りから手宮側で、入り口には、おなじみの写真がたくさん貼られた案内看板が立っています。小樽市民センター(マリンホール)の裏手にあたりますね。

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毎年、夏の終わりに開催されている、この野外写真展なんですが、今年でもう19回目になるんですね。あっ、入場は無料です。

この野外写真展「2019 小樽・鉄路・写真展」は、展示方法もユニークです。

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こちらは毎年展示されている、壁一面にびっしりと貼られた、テーマ「小樽」で撮影された様々な写真で、ついつい、じっくりと見てしまうんですよね。

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この写真展は、野外展示ながら、夜間も照明が設置されていて、24時間展示というのも面白いんですよね。

ちなみに、旧手宮線は、幌内鉄道の一部として1880年(明治13年)に道内で初めて建設された鉄道で、手宮線と呼ばれるのは南小樽駅から旧手宮駅の区間で、1985年(昭和60年)に全線廃止になってます。

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そして、これも毎年ブログに書いているのですが、2000年から始まっているこの写真展、会場となっている旧手宮線のこの区間の遊歩道が整備されたのは2013年なので、それ以前は、写真展開催前に関係者が草刈りをして会場作りをしていたんですよね(2013年は、その遊歩道の整備工事のために写真展は中断してます)。

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ということで、「2019 小樽・鉄路・写真展」ですが、実は私は初日に観に行ったのですが、その日はそれまで天気が良かったのに、急に雨が降ってきてしまい、鑑賞もそこそこで引き上げてしまいました。

ただ、それもまた、野外展示ならではですね。期間中にまた改めて観に行こうと思っています。

※公式サイト:2019 小樽・鉄路・写真展 公式Webサイト – 北海道小樽市・旧手宮線跡地 2019/9/2(月)〜9/16(月・祝)

【関連記事】
※昨年の様子です。
今年も野外写真展「2018 小樽・鉄路・写真展」が旧手宮線跡地で開催してます。9月17日まで

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2019年9月 3日 (火)

建て替え工事中の北陸銀行小樽支店の建物が少しずつできてます〜新店舗は2019年10月にオープン!?

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街中なので、よく目に止まるのですが、中央通りと稲穂大通り(第一大通り)の交差点の一角で、建て替え工事中の北陸銀行小樽支店の新しい建物が、少しずつできてきてますね。

周囲のフェンスもなくなり、一階部分が見えてきてます。

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もともとここにあった北陸銀行小樽支店の建物は、1974年(昭和49年)10月の完成だったようですが、建物の老朽化に伴い、今回の建て替え工事となり、その間の北陸銀行小樽支店としての業務の取り扱いは、2018年4月23日から奥沢十字街にある北陸銀行奥沢出張所内に一時移転しているんですよね。

店舗新築移転については、銀行利用者にはすでに連絡がいっているようですが、サイトにも掲載されていて、新店舗は2019年10月21日(月)にオープンするようです(参照:小樽支店|店舗・店舗外ATM|店舗・ATM検索|北陸銀行及び、小樽支店および奥沢出張所(店舗内店舗)の新築移転について(pdf))。

ということで、もう来月には新店舗で営業が始まるんですね。

となると、工事も一気に進んで、気がついたら新店舗ができていた!?って感じになりそうですね。

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【関連記事】
建て替え工事中の北陸銀行小樽支店は建物が解体され更地に〜【情報提供】最後の壁1枚の写真
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建て替え工事中の北陸銀行小樽支店を囲う壁に小樽の風景画が描かれてます〜【情報提供】上の赤い看板が解体
ニュースより/北陸銀行小樽支店の建物が老朽化により建て替えに。奥沢出張所内に一時移転

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2019年9月 2日 (月)

旧手宮線沿いのコミュニティーカフェ「手宮次郎」は、子供たちの居場所をつくりたいという思いから生まれたカフェ

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旧手宮線の中央通りから手宮方面にちょっと入ったところに、2019年7月に小さなカフェがオープンしています。

お店は「手宮次郎」といいます。

場所は本当に旧手宮線の線路沿いで、小樽市民センター(マリンホール)の裏にお店の建物があって、入り口もあるのですが、旧手宮線線路跡の散策路側からも入ることができます。

(小樽市民センター裏からの入口)
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(旧手宮線散策路側)
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で、このカフェは普通のお店とはちょっと違って、コミュニティーカフェということで、もともとは、街の中に子供たちの居場所をつくりたいという店主の思いから生まれたカフェなんですね。なので、運営主体もボランティアになっています。

ツイッターなどを中心に、その活動を応援する声が広がっているようで、私も少し前に行ってみました。

現在の手宮次郎の営業は、基本的に金、土、日曜日が営業日で、営業時間は11:00〜17:00まで。ランチの軽食提供は予約制となっているようです(2019年9月現在)。

そして、毎週月曜日はこどもカフェ(子ども食堂)として、子供たちのためにお店を開けています。

店主いわく、まだまだカフェの営業は、営業日時などを含めて手探り状態だそうですが、そんな思いに賛同して、応援する方がお店に集まってきているようです。

店内は、なんだかホッとする、居心地の良い雰囲気で、私はコーヒーをいただきました

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(2階は子供カフェで使われるようです)
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お店の窓にドリンクメニューが書かれていて、カフェオレやビネガーソーダ、ソフトドリンク各種などを用意していて、持ち帰りも可能とのことです。

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(お店の窓に、このお店について書かれてました)
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実は、カフェに訪れた時、すぐ横の旧手宮線で遊んでいた4〜5人の子どもたちが、旧手宮線側の入口から店主の名前を呼びながら、“お水ちょうだーい”って、元気よくお店に入ってきたんです。

なるほど、こういうことなんだなぁ〜って、こういう場所があるのって、確かにいいなぁ〜って、思いました。

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ちなみに、手宮次郎という名前は、手宮線の手宮と、石原裕次郎の次郎の部分から付けた名前ということで、カフェの名前にはなっていますが、この活動を支えている人たち全体の呼び名、という意味合いもあるそうです。

この活動(カフェの営業)が今後も続けていけるか、という問題も現実的にはあるようで、子供たちの居場所としてのこのお店を維持管理していくためには資金がいるわけで、そのためのカフェでもあるんですよね。

純粋に、こういう思い、行動、活動は応援したいと思いますし、応援したいという方は、カフェに行ってみてはいかがでしょうか。

※手宮次郎のツイッターはこちら:@temiyajiro

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そういえば、9月2日から、この時期恒例の旧手宮線跡地での野外写真展「2019 小樽・鉄路・写真展」が開催されますが(9月16日まで)、この写真展の会場のすぐ先が、カフェ手宮次郎ですので、写真展の見学の際に、ちょっと一休みしてみてはいかがでしょうか。
2019 小樽・鉄路・写真展 公式Webサイト – 北海道小樽市・旧手宮線跡地 2019/9/2(月)〜9/16(月・祝)

※参考(このような活動があります):おたるエデュケーション - ホーム

【関連記事】
今年も野外写真展「2018 小樽・鉄路・写真展」が旧手宮線跡地で開催してます。9月17日まで

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2019年9月 1日 (日)

小樽駅前から続く中央通りの先の第3号ふ頭にクルーズ船「にっぽん丸」が停泊する風景〜ところで、なんで第3号ふ頭と勝納ふ頭にも停泊するの?

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先日、JR小樽駅に行ったのですが、この日(8月30日)は小樽港第3号ふ頭にクルーズ船「にっぽん丸」が停泊していて、その姿が駅前から続く中央通りの先に見えました。

この風景、時々、このブログでも紹介していて、駅前の中央通りが、港に向かって緩やかに下っているので、こういう風景が見えるんですが、これもまた、海が近くて、坂の街の小樽ならではの風景ですよね。

(小樽駅から中央通りの先にクルーズ船が)
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(拡大してくと)
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この日は港までは行かなかったのですが、もう少し中央通りを下っていって、稲穂大通り(第一大通り)との交差点あたりからも撮ってみました。

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第3号ふ頭の海に向かって右側にクルーズ客船が停泊した際に、この風景がみられるのですが、これだけ巨大な船体が港に停泊している姿はなかなか非日常的で、インパクトのある眺めですよね。それを近くで見られるのですが、なんだか縮尺がおかしく見えます。

第3号ふ頭の整備事業について

毎年たくさんのクルーズ船が小樽港に寄港していますが、今年の場合(28回予定)、そのうち3分の2は第3号ふ頭に停泊しているものの、他の3分の1は、中心街からかなり離れた勝納ふ頭に停泊しています。

実は、大きなクルーズ船は、水深の関係で第3号ふ頭(水深9メートル)には停泊できず、勝納ふ頭(水深10メートル)に停泊してるんですよね(小樽市 :クルーズ客船の受入れふ頭についてによると、主に6万トン未満のクルーズ船が第3号ふ頭で、6万トン以上が勝納ふ頭で受け入れているとのことです)。

より中心街に近い第3号ふ頭を利用できた方が、クルーズ船の乗客の方々にとっても利便性が高く、観光振興で期待している小樽市としても都合がいいのはもちろんですよね

で、実は、第3号ふ頭の岸壁で水深9メートルを10メートルにする工事(3〜4後の完成を目指しているとのこと)など、第3号ふ頭を含めた周辺の整備事業が進められているんですよね。

数年後には、第3号ふ頭でさらに巨大なクルーズ船を目にできるようになるんですね。それに、“周辺”の整備事業というのも気になりますね。

あれ?水深の工事って、第3号ふ頭の海に向かって右側?左側?
今、駅前から見えるのは、右側の岸壁で、左側だと駅前から見えないので、右側を工事してくれといいですね。

(今回は第3号ふ頭まで行きませんでした。これは2018年夏の第3号ふ頭の「飛鳥II」です )Otaru_20180726-145541r

※クルーズ船の寄港予定は小樽市のHPに掲載されています。天候、運行スケジュールなどの事情によって、急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前に確認した方がいいですね。
小樽市 :2019年 小樽港クルーズ船寄港予定

※参考
・2019年8月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(迫市政検証記事より)
・2018.12.18北海道新聞朝刊小樽・後志欄(第3号ふ頭の改修記事より)

【関連記事】
2019年最初のクルーズ客船「ウエステルダム」が4月24日に勝納ふ頭に寄港しました
小樽港第3号ふ頭に停泊中のクルーズ客船「飛鳥II」を見に行ってきました(2018年7月26日)

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