小樽駅前から続く中央通りの先の第3号ふ頭にクルーズ船「にっぽん丸」が停泊する風景〜ところで、なんで第3号ふ頭と勝納ふ頭にも停泊するの?
先日、JR小樽駅に行ったのですが、この日(8月30日)は小樽港第3号ふ頭にクルーズ船「にっぽん丸」が停泊していて、その姿が駅前から続く中央通りの先に見えました。
この風景、時々、このブログでも紹介していて、駅前の中央通りが、港に向かって緩やかに下っているので、こういう風景が見えるんですが、これもまた、海が近くて、坂の街の小樽ならではの風景ですよね。
この日は港までは行かなかったのですが、もう少し中央通りを下っていって、稲穂大通り(第一大通り)との交差点あたりからも撮ってみました。
第3号ふ頭の海に向かって右側にクルーズ客船が停泊した際に、この風景がみられるのですが、これだけ巨大な船体が港に停泊している姿はなかなか非日常的で、インパクトのある眺めですよね。それを近くで見られるのですが、なんだか縮尺がおかしく見えます。
第3号ふ頭の整備事業について
毎年たくさんのクルーズ船が小樽港に寄港していますが、今年の場合(28回予定)、そのうち3分の2は第3号ふ頭に停泊しているものの、他の3分の1は、中心街からかなり離れた勝納ふ頭に停泊しています。
実は、大きなクルーズ船は、水深の関係で第3号ふ頭(水深9メートル)には停泊できず、勝納ふ頭(水深10メートル)に停泊してるんですよね(小樽市 :クルーズ客船の受入れふ頭についてによると、主に6万トン未満のクルーズ船が第3号ふ頭で、6万トン以上が勝納ふ頭で受け入れているとのことです)。
より中心街に近い第3号ふ頭を利用できた方が、クルーズ船の乗客の方々にとっても利便性が高く、観光振興で期待している小樽市としても都合がいいのはもちろんですよね
で、実は、第3号ふ頭の岸壁で水深9メートルを10メートルにする工事(3〜4後の完成を目指しているとのこと)など、第3号ふ頭を含めた周辺の整備事業が進められているんですよね。
数年後には、第3号ふ頭でさらに巨大なクルーズ船を目にできるようになるんですね。それに、“周辺”の整備事業というのも気になりますね。
あれ?水深の工事って、第3号ふ頭の海に向かって右側?左側?
今、駅前から見えるのは、右側の岸壁で、左側だと駅前から見えないので、右側を工事してくれといいですね。
(今回は第3号ふ頭まで行きませんでした。これは2018年夏の第3号ふ頭の「飛鳥II」です )
※クルーズ船の寄港予定は小樽市のHPに掲載されています。天候、運行スケジュールなどの事情によって、急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前に確認した方がいいですね。
・小樽市 :2019年 小樽港クルーズ船寄港予定
※参考
・2019年8月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(迫市政検証記事より)
・2018.12.18北海道新聞朝刊小樽・後志欄(第3号ふ頭の改修記事より)
【関連記事】
・2019年最初のクルーズ客船「ウエステルダム」が4月24日に勝納ふ頭に寄港しました
・小樽港第3号ふ頭に停泊中のクルーズ客船「飛鳥II」を見に行ってきました(2018年7月26日)
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コメント
第3号埠頭にダイアモンドプリンセスなんか停泊したら、とんでもない風景になりそうですね
個人的ににっぽん丸は近くで見るより、坂の上から見るのが迫力あって好きです。建物に挟まれて街の一部に見えて素敵ですよね。
投稿: COMA | 2019年9月 1日 (日) 21時00分
COMAさん、こんばんは。
そうそう!そうですよね!!
第3号ふ頭にダイアモンドプリンセスが停泊していたら、中央通りから見ると、きっとはみ出すように見えるのではないでしょうかね。
にっぽん丸は、通りの先にちょうど収まるように見えて、とてもいい眺めですね。
投稿: 小梅太郎 | 2019年9月 4日 (水) 00時11分