先日、小樽駅から列車で蘭島に行ってきました。
函館本線の余市・倶知安方面にある小樽市のJR駅はというと、塩谷駅と蘭島駅がありますが、どちらも無人駅です。
塩谷や蘭島方面には、車やバスで行かれる方が多いでしょうから、小樽市民でも、住んでいる方以外はこの両駅を利用する機会はほとんどないのではないでしょうか。
では、この無人駅で列車を乗り降りするにはどうするの!?
ということで今回は、今さら聞けない、無人駅の塩谷駅と蘭島駅での列車の乗り方・降り方についてです(実は私も以前、久しぶりに乗車した際に、結構戸惑ったんです)。
塩谷駅
蘭島駅
ワンマン列車の乗り降りは一番前のドアで
小樽駅から余市・倶知安方面は単線で、架線がない非電化区間なので、電車でなくて気動車というのかな。列車と呼ぶ方が馴染みがあるかな。ちなみに、本数は1時間に1本あるかないかです。
で、小樽駅からこちらを走る普通列車は、だいたいワンマン列車のようですが、このワンマン列車の時に色々と戸惑うんですよね。
(「ワンマン 前乗・前降」の表示)
まずは何より、ワンマン列車では、乗降時は進行方向一番前のドアだけが開き、そこから乗り降りすることになるんですね。
なので、例えば降りるときに、一番前のドア以外は、待っていても開かないので、ワンマン列車に乗って塩谷駅や蘭島駅で降りるときは、前まで移動しないといけない、というわけです。
※全部のドアが開く列車の場合は、どちらのドアも利用できるとのことです。
小樽駅で乗車して無人駅の蘭島駅(塩谷駅)で降りる
さて、今回は小樽駅から蘭島駅で降りたので、その様子をお伝えしますが、塩谷駅も一緒です。
まず、小樽駅から塩谷・蘭島を含む余市・倶知安方面はICカード乗車券が使えません。
なので、小樽駅で切符を買って、ワンマン列車に乗車します。
蘭島駅には、小樽駅から普通列車で乗車時間18分、片道260円(塩谷駅は乗車時間10分、片道220円)です(2019年5月現在)です。
列車は2両編成ですが、結構人が乗っているんですよね。
乗り降りする一番前のドア付近には、自動両替機が付いた運賃箱と整理券発券機がありますが、小樽駅から切符を買って乗車する時には、整理券は必要ありません。
で、蘭島駅での降り方ですが、今回は小樽駅から切符を買って乗車したので、駅到着に合わせて、乗降口となる進行方向一番前のドアまで行って、駅で買った切符を降りる時に、そこにいる運転士に渡します。これでOKです(今回は運賃箱には入れませんでした)。
あとは、駅は無人なので改札とかもなく、駅舎を通らなくてもそのへんから出て行けます。
無人駅の蘭島駅(塩谷駅)で乗車して小樽駅で降りる
では、無人駅の蘭島駅から乗車するにはどうするのか。
蘭島駅には券売機も(もちろん自動改札機も)ないので、切符を買うことはできません。
なので、勝手にホームに入って、ワンマン列車がきたら、一番前のドアから乗車します。
そして、乗車したら整理券発券機で整理券をとります!!(←ここ重要!!)
整理券が乗車証明書になるんですね。
今回は小樽駅で降りるんですが、運賃の清算は車内ではせずに、そのまま小樽駅の改札窓口にいって、窓口で整理券とともに清算します。
(運賃箱は利用しません。というか小樽駅到着前にカバーがかけられました)
これら一連のワンマン列車の乗り降りについては、塩谷駅・蘭島駅に案内が掲示されてます。
※全部のドアが開く列車の場合は、整理券は必要ないとのことです。
無人駅(蘭島駅)で乗車して無人駅(塩谷駅)で降りる
ちなみに、今回は降りてませんが、例えば無人駅の蘭島駅で乗車して、同じく無人駅の塩谷駅で降車する際はどうするかというと、ここで自動両替機付き運賃箱の登場です。
蘭島駅からの乗車時に整理券発券機で整理券をとるのは一緒です。
そして、塩谷駅で降りる際には、バスと同じようにデジタル式運賃表示器に表示された整理券番号の金額をその場で運賃箱に支払って降りればOKです。
おわりに
私自身が利用時にちょっと戸惑ったので、書き留めておきましたが、こういうのって、ひょっとしたら、観光客より小樽市民の方が知らないかもしれませんね。
ちなみに、小樽市の無人駅には朝里駅もあるのですが、同じ無人駅でも朝里駅には自動改札機や券売機が設置されています。
ということで、無人駅の塩谷駅と蘭島駅での列車の乗り降りする方法についてでした。
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