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2019年4月 1日 (月)

歴史的建造物の大規模な木骨石造倉庫「旧浪華倉庫」(現 小樽運河食堂)

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小樽運河の浅草橋の先の右手に、とても大きな石造倉庫が建っています。

この倉庫は、小樽市指定歴史的建造物の旧浪華倉庫で、現在は建物内に複数の飲食店が集まる施設・小樽運河食堂として活用されています。

旧浪華倉庫が小樽市の歴史的建造物に指定されたのが平成24年度なんですが、その指定時のニュースは当ブログでも取り上げたものの、建物についての個別紹介はしてなかったので、改めてここで書き留めておこうと思います。

歴史的建造物の旧浪華倉庫

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旧浪華倉庫は、大正14年(1925年)建築の木骨石造1階建で、大きくてこれぞ倉庫といった佇まいです。

建物概要について、小樽市HP内に記載があるので引用させていただきます。

市内に現存する木骨石造の倉庫の中でも比較的大規模な建物です。小屋組は、クイーンポストトラス(対束(ついづか) 小屋組)と呼ばれる洋風の構造で、屋根には当時採光用として設置された円形の小屋根があります。荷物を搬出入する開口部は、海側の壁面以外に運河側にも配置され、艀(はしけ)へ荷積みする利便さが図られています。運河の完成の2年後に建てられたこの建物は、運河の盛衰を見守りその歴史を今に伝える倉庫建築のひとつです。
小樽市 :旧浪華倉庫

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ということで、なるほど、小樽運河の完成の2年後に建てられたんですね。それにしても、本当に大きいですよね。

現在は複数の飲食店が入る施設「小樽運河食堂」となっていて、建物内にも入ることができるので、考えてみたら、内部もすぐに見られるということですね。

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ちなみに、この旧浪華倉庫を活用している小樽運河食堂内のお店については、今回はレポートはないのですが、建物に入るとラーメンや海鮮などのお店にお土産売り場があり、そして奥にはバイキングの大型店舗「浅草橋ビアホール」が入っています(現在は9店舗)。

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以降は建物内の様子です。

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奥にバイキングの「浅草橋ビアホール」。

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建物内はレトロな雰囲気です。

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そうそう、トイレが自由に使わせてもらえるようで、観光客にとっては助かりますね。

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こちらは禁止事項。

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ということで、歴史的建造物の旧浪華倉庫、現小樽運河食堂は、歴史的建造物を活用した観光スポットとして、頑張ってもらいたい施設ですね。

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ちなみに、この小樽運河食堂の海側は、毎年巨大なツララができることでも知られています(って、一部の方にですけどね)。
小樽運河食堂(旧浪華倉庫)には今年も大きなツララができてます


※参考:小樽運河食堂|海鮮、スープカレー、バイキングなど9つの飲食店が集まる運河沿いの施設 | たびらい

小樽運河食堂 メニュー:北海道バイキング - ぐるなび
小樽運河食堂(小樽/和食)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ

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