日銀通りの旧手宮線跡には今も踏切が残ってます〜古い踏切の写真がありました
今も線路が残る旧手宮線跡は、散策路も整備されて、観光スポットにもなっていますよね。
手宮線は、1880年(明治13年)11月に官営幌内鉄道の一部として、手宮〜札幌間に北海道で初めて開通した鉄道で、1985年(昭和60年)に全線廃止になってます。
廃止になったのが、そんなに昔ではないので、手宮線が現役だった頃を覚えている方も多いかもしれませんね(う〜ん、私はあまり記憶がないんです…)。
で、日銀通りで旧手宮線跡を見ると、道路を横切る線路を見ることができますが、道路の両脇には、踏切も残っているんですよね。
(写真は2019年2月25日及び3月2日の撮影です)
遮断機はないですが、見上げてみると、結構、そのままですよね。
この踏切で、遮断機が降りて、一時停止した記憶のある方も多そうですね。
実は、道新文化センターの2月講座で、小樽の踏切の話をしたのですが、その際、小樽市総合博物館から古い踏切の写真をお借りしてきたんです。
その中に、この日銀通りの旧手宮線の踏切の写真(昭和戦後撮影)があったので、比較ということで、ここでも掲載させていただきますね。
※この写真は、小樽市総合博物館の許可を得て掲載しいますので、コピー等による二次利用は禁止です。
(日銀通り(浅草通り)。小樽市総合博物館所蔵)
すぐ下の左には、当時は貯金局で現在は市立小樽文学館・美術館の建物、その下に三井物産小樽支店(現松田ビル)、右には日本銀行小樽支店、そのずっと奥には、交差点に建つ三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)の建物も見えますね。
今ではコマーシャル的に「北のウォール街」なんて表現をされたりもしますが、写真横の文章を見ると、当時も“銀行街”と呼ばれていたようです。
古い写真とはいえ、現在と眺めはほぼ同じですね。
ということで、日銀通りの旧手宮線跡に今も残る踏切の様子についてでしたが、雪解けも進んでいるので、そろそろ線路跡を散歩するのにもいい季節になってきましたね(あっ、これから数日、天気は寒いのかな?)。
【関連記事】
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コメント
こんにちは
タイムスリップしたみたいな写真ですね。
私の母から聞いた話ですが、この写真の辺りは石畳だったとか…
南樽の繊維問屋で働いていた母は自転車で色内の銀行街にお使いに行っていた、石畳が自転車にはきつかったと話していた記憶があります。
私も働き始めて間もない頃この辺りを銀行のお使いで歩いていました。
私の父は昭和3年産まれで幸いにまだ元気で認知も入らず過ごしています。
色んな事もはっきり覚えていて教えてくれます。
今度この画像見せてあげたいと思っています。
投稿: 桃 | 2019年3月27日 (水) 17時59分
小梅太郎様。日銀小樽支店の建物が好きで、よくスケッチをしたものです。小樽も雪が殆ど無くなったようで、暖かい日が多くなって来たみたいですね。久し振りの東京生活が始まりましたけど、こちらは20℃を超える日もあり、桜があちこちで咲いています。今日は仕事で四ッ谷にいきましたが、上智大学周辺でも桜が綺麗に咲いていました。小樽警察署脇の桜が咲くのは、一ヶ月後の事になるのでしょうか?楽しみですね🎵
投稿: 多摩HT | 2019年3月27日 (水) 22時23分
こんにちは。子どものころ小樽へ家族で行った時に、線路があって踏切があったのですが、警報器のところに車用の信号機がついていたような記憶があります。そんな所ありましたっけかね。私の記憶違いかもしれません。
投稿: たいこ | 2019年3月28日 (木) 20時58分
桃さん、こんばんは。
そうなんです。タイムスリップしたみたいな写真、けど、風景は変わってないんですよね!
なるほど、この辺りはかつては石畳だったのですね。
お母様にはお馴染みの場所、そして、桃さんもですね。
昔の写真をお父様にもぜひ見てもらってください。
色々と昔の話を聞くことができるのは、羨ましいです!
多摩HTさん、こんばんは。
スケッチをされていたんですね。
こちらは雪はもうほとんど無いものの、ここ数日天気が悪く、少しですが雪が舞う天気です。けど、そちらは20℃超えですか!?それは暑いですね。
東京の桜のニュースがテレビで流れてます。こちらの小樽警察署脇の桜はまだまだですが、やっぱり楽しみです。
たいこさん、こんばんは。
子どもの頃にも小樽へ来られたのですね。
警報器のところに車用の信号機ですか!?
すいません、私は分からないのですが、ちょっと気に留めておきますね、
そういうのがあったのかも…
投稿: 小梅太郎 | 2019年3月29日 (金) 02時09分