雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年も手宮公園下の崖に現れてます
今年も雪解け時期限定の「御膳水の滝」が、手宮公園下の崖に現れています。
場所は、手宮の小樽市総合博物館近くの手宮公園下となる崖で、滝の水は高島・祝津方面に抜ける道道454号小樽海岸公園線の道路脇に流れ落ちています(写真は3月21日撮影です)。
今年は雪が少なく、小樽も雪解けが早くて、この御膳水の滝はどうなっているかな、と思っていたのですが、3月4日の小樽市総合博物館のFacebookページにて、御膳水の滝に一筋の水の流れを確認した、という投稿があって、今年の出現を知りました。
例年は、確か3月中旬か下旬から、4月上旬にかけてが見頃かと思うのですが、滝の出現自体は3月上旬に初確認されることも多いらしく、特別早いというわけではないようです(ちょっと早いくらい)。
ただし、今年は積雪自体が少ないので、滝の水量はあまり多くならないかもしれない、ということと、見頃のピークが早く終わるかもしれない、ということのようです。
ここ数日、小樽は冬に逆戻りのように積雪がありましたが、また気温が上がるようです。すっかり、春の訪れを告げる、この時期ならではの風物詩「御膳水の滝」ですが、気になる方は、今年は早く見に行ったほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、この御膳水の滝ですが、水が勢いよく水が流れ落ちてくるその上流部には、“御膳水”と呼ばれる泉があって、そこからあふれた水が流れ落ちているそうで、その御膳水という名は、明治14年(1881年)8月に明治天皇が小樽を訪れた際、この水を献上したことに由来する、と伝えられています(参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。
(道路脇にはフキノトウが)
※(1) 小樽市総合博物館 - ホーム(Facebookページ)
※小樽市総合博物館のFacebookページより。
【関連記事】
※昨年の様子です。
・手宮公園下の崖に雪解け時期限定「御膳水の滝」が出現してました
※銭函の御膳水の記事です。
・銭函の国道5号線沿いにひっそりとある「御膳水宮」
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