すぐ目の前が海でのどかな雰囲気が漂う無人駅「朝里駅」の様子
先日、JR朝里駅に行ってきました。
JR小樽駅からだと、札幌方面に向って南小樽駅、小樽築港駅、そして、朝里駅という順番ですね(朝里の次は銭函駅です)。
※写真は10月4日撮影
JR小樽駅から札幌へ向かうと、電車は小樽築港駅を出てトンネルを抜けてからは銭函駅までずっと海岸線を走ります。つまり、ここ朝里駅は海のすぐそばにあります。
実際、駅から道を一本隔てて、民家の向こうは海岸です。
小樽駅から普通列車で乗車時間10分、片道220円。区間快速「いしかりライナー」は停車しますが、快速「エアポート」「ニセコライナー」は止まりません。
朝里駅の様子
朝里駅は無人駅です。
夏場は朝里海水浴場が開設されますが、普段は地元の利用者以外は、小樽市民でもなかなか利用する機会はないかもしれませんね(私も朝里駅に降りたのはいつ以来かな…)。
駅には上り小樽方面(1番線)と、下り札幌方面(2番線)のホームがあって、跨線橋で繋がってます。
う〜ん、これはまたなんとも渋い跨線橋ですね。
(跨線橋から見た小樽駅方面。右にすぐ海)
(札幌方面)
駅舎は海側の札幌方面行きのホームにあって、電車を降りて駅舎のドアを開けて中に入ると自動改札機が設置されています。
駅舎内はこんな感じです。
(券売機があります)
駅舎を出て、海側の通りから見た所。
このすぐ反対側の民家の後ろがもう海です。
ところで、駅舎と反対側の小樽方面(1番線)のホームを見ると、待合室内に自動改札機が設置されています。
これ、ちょっと前にTwitterで話題なった、奥が壁で行き止まりの通り抜けできなり自動改札機で、このブログでも取り上げました。
・なるほど!!これが噂の朝里駅にある行き止まりの自動改札機か!!
これは、ICカード乗車券での入出場記録を取るための簡易自動改札機なんですね。
これに乗降時にICカード乗車券をタッチすれば、駅舎の改札機を通らなくてもいいということですね。
ちなみに、朝里駅の周囲を見渡すと、線路沿いに民家が建っていて、なんとも静かでのどかな雰囲気が漂っていますが、他には何もないんですよね。
海側と反対側を見ると、かなりの高台になっているのですが、実はその高台の向こうに、国道5号戦が走っていて、朝里・新光町といった朝里地区の市街地が広がっているんですよね。
なので、朝里駅はそっちからの利用者が多く、無人駅の朝里駅には高台側の小樽方面(1番線)のホームにも直接入れるようなんです。
そこで、先ほどの行き止まりの自動改札機が利用されるんですね。
高台側のホームには、乗車駅証明書発行機も設置されていました。
こんな案内看板もありました(ホームの簡易自動改札機については書いてないな…)、
通勤時なんかは、駅の利用客も多いようですね。
ということで、以上、目の前が海でのどかな雰囲気が漂う、無人駅の朝里駅の様子でした。
※参考
・朝里駅 - Wikipedia
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編
・小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
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