国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店が保存修理工事のため2018年11月4日(日)から長期休館になります
国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店が保存修理工事のため、長期に渡って休館します。
期間は2018年11月4日(日)〜2022年3月までの予定です。
って、かなり長いですね。
これって、歴史的建造物が好きな方にとっては、大きなニュースかもしれませんね。
旧日本郵船小樽支店は、1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、佐立七次郎の設計による石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物で、日露戦争の講和条約による樺太の国境画定会議が、この建物の2階会議室で行われたことでも知られています。
1984年(昭和59年)10月〜1987年(昭和62年)6月の長期間に渡って保存修理工事が行われていますが、以来、約30年が経過し、今回、耐震補強を含めた大規模な保存修理工事を実施することになったそうです。
昨年、老朽化が進むこの旧日本郵船小樽支店を約30年ぶりに補修するというニュースがあったんですよね(記事はこちら:ニュースより/重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店を約30年ぶりに補修工事をすることに)。
小樽の歴史を今に伝える、貴重な歴史的建造物の旧日本郵船(株)小樽支店。今年の11月3日(土・祝)を過ぎると、しばらくは見学できなくなるので、気になっている方は注意してください。
開館時間:午前9時30分〜午後5時(平成30年11月3日(土)まで)
休館日:火曜日
入館料:一般300円、高校生・市内にお住まいの70歳以上の方150円、中学生以下無料
※詳しくは:小樽市 :重要文化財旧日本郵船(株)小樽支店
旧日本郵船(株)小樽支店の様子
ということで、私も長期休館前に見学に行ってきたので、その際の写真を掲載しますね。
以降は写真中心に掲載していきます。
(1階営業室)
(営業室のライト)
(1階奥の附属舎へ)
(附属舎の様子)
(2階へ)
(2階廊下)
(2階貴賓室)
(2階貴賓室シャンデリア)
(2階会議室)
(気になる方は、11月3日(土)までですので忘れずに!)
※参考:小樽市 :小樽市の文化財
【関連記事】
・旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》
・旧日本郵船(株)小樽支店《1階》
・旧日本郵船(株)小樽支店《2階》
・旧日本郵船(株)小樽支店《瓦葺附属舎》
・旧手宮線の遊歩道の整備が旧日本郵船(株)小樽支店の裏まで来ていた
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コメント
今こうして見ても立派な建物ですね。
小学生の時に博物館として使われていたような記憶があります。
2階の階段あたりに鷲か何かの剥製があり子供心に怖かった記憶も思い出しました(^_^;)
投稿: 桃 | 2018年10月30日 (火) 21時25分
桃さん、こんにちは。
本当に立派な建物ですよね。さすが重要文化財です。
そうそう、ここは以前、小樽市博物館として利用されていたんですよね。
ただ、私はその頃に行った記憶はありません(^-^;
投稿: 小梅太郎 | 2018年10月31日 (水) 15時58分