小樽市総合博物館運河館でトピック展「松浦武四郎が見た忍路の火山地質」開催中〜ギャラリートーク「すごい!忍路の火山地質」も聞いてきました
小樽市総合博物館運河館でトピック展「松浦武四郎が見た忍路(おしょろ)の火山地質」が、2018年6月30日(土)〜10月4日(木)の期間で開催中です。
幕末の北方探検家の松浦武四郎は、忍路の風景をまるで桃源郷のようだとたたえたそうす。
忍路には奇岩怪石がたくさんあって、それらを形成したのは、1000万年前から500万年前にかけて活動していた海底火山とのことで、このトピック展では、その忍路周辺の火山活動によって形成された地質について紹介しています。
トピック展は、運河館の第1展示室中程の壁一面のウインドウ内に、様々な史料が展示されています。
実は、ちょっと前の8月19日(日)に、このトピック展に関連したギャラリートーク「すごい!忍路の火山地質」 を聞いてきました。
講師は総合博物館学芸員の大鐘卓哉さん、ゲストに地質学専門の松田義章先生(北海道教育大学札幌校非常勤講師)を迎えて、実は水中火山の地質を間近に観察できて世界的にも注目されている場所だという忍路の魅力についての話を聞いてきました。
専門的なことはよく分かりませんでしたが、忍路は狭い地域にありとあらゆる火山活動の様子が見て取れるそうです。個人的にそのローケーションが好きで、時々訪れる忍路が、そんな貴重なスポットだったとは知らず、今後、また訪れる時の楽しみが増えました。
(忍路湾)
興味のある方は、トピック展「松浦武四郎が見た忍路の火山地質」を見て、地質から見た忍路の魅力というものを学んでみてはいかかでしょうか。
※小樽市総合博物館運河館の開館時間は、午前9時30分〜午後5時まで。
運河館は基本無休です。
※運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円で、中学生以下無料で、その他の施設との共通入館料や、団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「小樽市 :小樽市総合博物館」で確認してください。
※以下は、ギャラリートーク開催時の小樽市総合博物館のFacebookページから(埋め込み機能を使用してます)。
※参考サイト
・運河館トピック展「松浦武四郎が見た忍路の火山地質」…(6/30~10/4)総合博物館・運河館 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」:北海道小樽へようこそ!
・小樽市 :運河館トピック展
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コメント
こんにちは。
昔、散歩していたら見知らぬおじさんが
崖を指さし「珍しい岩だ。ところどころ車輪のように輪になっている。いいところに住んでいるね」と話しかけられたのを覚えています。
今は、岸壁のほうまで行かなくなりましたが…
埋め立てやら何やらで風景が変わっているのも事実。
週末に行ってみようと思います!情報ありがとうございます!!
投稿: ブルーラグーン | 2018年9月 5日 (水) 12時56分
ブルーラグーンさん、こんばんは。
その見知らぬおじさんは、忍路の貴重な地質のことをご存知だったのですね。
私は地質などは全然知らずに、忍路の海の眺めが好きで、時々行ってますが、次に行くときは、なんだか崖とか岩とかが気になりそうです(^-^;
情報がお役にたったのならよかったです!
投稿: 小梅太郎 | 2018年9月 6日 (木) 00時47分