ニュースより/歴史的建造物の旧越中屋ホテルが再び営業を再開予定
ちょっと気になるニュースがありました。
それは、未使用の状態が続く、小樽市指定歴史的建造物でもある旧越中屋ホテルが、年明けにも再びホテルとして営業を再開するというニュースです。
2018年5月31日付北海道新聞朝刊経済欄に掲載されていたのですが、旧越中屋ホテルの建物は、現在は香港資本が所有しているとのことで、8月には改造工事を始める予定だそうですよ。
旧越中屋ホテルは、昭和6年(1931年)建築の格調高い外観の建物で、色内大通りの小樽芸術村の施設のひとつとなっている旧三井銀行小樽支店の向かいに建っています。
実は、ここ旧越中屋ホテルは2015年に一度、さいたま市の会社が買収して、ホテルとして開業するというニュースがあったものの、一般市民の知らないうちに、どうやらその話はなくなってしまったようなんです。その後、今回の香港資本の会社が2016年12月に買収したそうです。
新聞記事によると、現在のところ、ホテル名など詳細は未定とのことですが、できるだけ、現状の外観等は生かしてもらいたいですね。
歴史的建造物の旧越中屋ホテルについて
ここで歴史的建造物の旧越中屋ホテルについて、ちょっと補足説明を。
(写真は2016年12月撮影)
先ほども書きましたが、旧越中屋ホテルは、昭和6年(1931年)建築の小樽市指定歴史的建造物です。
元々は、小樽の老舗旅館「越中屋」によって、外国人利用客のためのホテルとして建設された建物です。
その後、所有者や用途が変わりながら、1993年4月に再び「小樽グランドホテルクラシック」として営業を始めたのですが、こちらも2009年2月15日をもって閉館してしまい、以後、未使用状態が続いていたんですよね。
この歴史的な建物が、再びホテルとして復活するんですね。
※参考:小樽市 :旧越中屋ホテル
【関連記事】
・ニュースより/現在未使用の歴史的建造物「旧越中屋ホテル」がホテルとして再開の予定【追記あり】
・旧越中屋ホテル
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コメント
こんばんは。
ネットサーフィンをしていて偶然分かったのですが、この旧越中屋ホテルの建物を用いてホテルを開業するのは、株式会社グローバルエージェンツという日本の会社らしいです(所有者が誰だかわかりせん、香港のままなのか、さらに所有者が代わったのか)。
開業は今年の三月の予定とのことです。
投稿: 靈 | 2019年1月27日 (日) 01時15分
靈さん、こんばんは。
なるほど、開業するのはそのような会社なんですね。
知りませんでした。情報をありがとうございます。
所有のほうはどうなったのでしょうかね。そういうところは、なかなか一般市民には分からないところですね。
何はともあれ、開業の予定がたっているということは、嬉しいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2019年1月27日 (日) 04時11分