« 小樽観光の顔「2018ミスおたる」の2名が決定 | トップページ | ニュースより/国道5号線の桃内〜忍路間の新忍路トンネルが3月17日に開通。海岸沿いの旧道は通行できなくなります »

2018年3月13日 (火)

ニュースより/小樽市の人口減少が止まらない。今度は北見市に抜かれて道内9位に(2018年2月末現在)

20170312_132506

毎度、この話題について投稿するときは、なんとも寂しくなってしまうのですが、小樽市の人口の話題です。

人口減少が止まらない小樽市ですが、2018年3月13日付北海道新聞朝刊総合、及び小樽・後志欄によると、2018年2月末時点の小樽市の人口が北見市を下回り、これまでの道内8位から9位に落ちたとのことです。

ついこの間、同じような話題を取り上げたのですが、実はその時は江別市に抜かれて道内8位に落ちたというニュースで、それが昨年(2017年)末のこと。それからたった2ヶ月で、さらに順位を下げてしまったというわけです。

新聞記事によると、2月末時点の住民基本台帳による人口は、それまで道内8位だった小樽市が11万8,475人となり、9位だった北見市の11万8,623人を下回り、順位が入れ替わることになりました。

両市ともに少子高齢化や転出による人口減が続いているものの、その減り幅がやはり小樽市が圧倒的に大きいのですね。小樽市が年間2千人前後の減り幅に対して、北見市は千人前後ということです。

小樽の少子高齢化は本当にどんどん進んでいるようで、学校も次々に統廃合になってますよね。さらに記事によると、転出が転入を上回る社会減では、若者の流出が顕著で、やはりお隣の札幌への転出者が多いようです。

観光の街としてとても人気があって、世間では魅力ある街としていいイメージを持ってもらっている小樽ですが、実際の住みやすさとなると、それはまた別の話ということなんですよね。

かつては20万人都市だった小樽市ですが(ピークは1964年の20万7,093人)、本当に人口減が止まりません…

【追記】
2018年2月末もしくは3月1日現在の道内人口上位10市(札幌市は2月1日現在)
 1 札幌市 196万2987人
 2 旭川市  33万9623人
 3 函館市  26万1685人
 4 苫小牧市 17万2151人
 5 釧路市  17万2014人
 6 帯広市  16万7455人
 7 江別市  11万9019人
 8 北見市  11万8623人
 9 小樽市  11万8475人
10 千歳市   9万6726人
(2018年3月13日付北海道新聞朝刊総合欄より)

※参考:小樽市 :小樽市の人口(平成30年)

【関連記事】
ニュースより/小樽市の人口減少が止まらない。江別市に抜かれて道内8位に(2017年12月末現在)

※関連ブログの関連記事
「地域ブランド調査2017」の全国市区町村魅力度ランキングで小樽は昨年に続いて4位って本当!? | ローカルブロガーのメモ帳


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


スポンサーリンク

|

« 小樽観光の顔「2018ミスおたる」の2名が決定 | トップページ | ニュースより/国道5号線の桃内〜忍路間の新忍路トンネルが3月17日に開通。海岸沿いの旧道は通行できなくなります »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

抜かれた北見は、カーリング娘効果で、ふるさと納税が増えていたり、もぐもぐタイムに食べられていたお菓子も生産が追いつかないとか。
小樽は、裕次郎記念館が無くなったり、信用金庫も店舗数が減る傾向にあり、明るい話題が見えないですよね。
確かに働きたい仕事場がないですよね。

投稿: ななつ星 | 2018年3月14日 (水) 07時35分

だいぶ前の話だけれど、大学卒業時に魅力的な就職口があったら小樽に帰っていたかもしれません。
地方はどこもそういう話題きくけどどうにかならないものかしら。さみしいですね。

投稿: ぼん | 2018年3月14日 (水) 12時17分

働くところが無ければ出て行くのは仕方ないね。
産業は観光しか残ってないんだからこれを活用
しないとならないのに、行政はドタバタ劇でそ
れどころじゃないようです。

風のうわさで裕次郎記念館跡地をニトリが取得
するとかしないとか。港のにぎわい戻って来い!!

投稿: dialin6700 | 2018年3月14日 (水) 18時27分

中国人に小樽の空き家が買われているという特集がNHK北海道のローカルニュースでやっていたそうですね。何か対策をとらないと、10年後、20年後が怖いです。

投稿: A | 2018年3月14日 (水) 23時33分

ななつ星さん、こんばんは。
北見市は、確かにカーリングという大きな明るい話題がある、今注目の街ですね。
対して小樽は…。観光ではとても人気のある街なんですけどね。
仕事がないというのが、やはり大きな問題なんですよね。


ぼんさん、こんばんは。
働きたい仕事がないというのが、大きな問題ですよね。
小樽で育っても、就職を機会に多くの若者たちが小樽を離れて行ってしまうのでしょうね。寂しいですね。


dialin6700さん、こんばんは。
働くところがなければ、いられませんものね。
今や小樽は、観光産業でなんとかするしかないですからね。
その風の噂、ちょっと気になり、ちょっと期待してしまいます。


Aさん、こんばんは。
そのニュースは耳にしたことがあります。
その状態がどんどん進んだらと考えると、ちょっと心配になってしまいますね。

投稿: 小梅太郎 | 2018年3月15日 (木) 02時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ニュースより/小樽市の人口減少が止まらない。今度は北見市に抜かれて道内9位に(2018年2月末現在):

« 小樽観光の顔「2018ミスおたる」の2名が決定 | トップページ | ニュースより/国道5号線の桃内〜忍路間の新忍路トンネルが3月17日に開通。海岸沿いの旧道は通行できなくなります »