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2018年2月 1日 (木)

おたる水族館の「冬の海獣公園ガイドツアー」に参加して雪の中で元気なトドにアザラシにセイウチを見てきたよ。野生のトドもいた!!

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先日、冬期営業中の「おたる水族館」に行って、「冬の海獣公園ガイドツアー」に参加してきました!!

小樽の祝津にある「おたる水族館」は、観光客はもちろん小樽市民にも人気の水族館ですが、行くのは久しぶりで、そもそも冬に行くのは初めてでした。

海獣公園は、本館から外に出て、海岸沿いへ下って行ったところにあるのですが、実はここは冬期営業期間中は閉鎖しているんですよね。つまり、一般客は立ち入り禁止。

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けど、そこには冬の間もトドにアザラシ、セイウチたちが元気に暮らしていて、そこを係員のガイド形式で見学させてくれるというのが、この「冬の海獣公園ガイドツアー」なんですね。

実は、すでに募集の申し込みは締め切っています。

私が参加したのは1月27日(土)だったのですが、1月から2月に上旬にかけて(最終は2月4日)、計10回のガイドツアーが予定されていて、前年にハガキでの応募受付があったんですよね。

定員は各日10名という少人数でのガイドツアーのため、応募者多数の場合は抽選ということで、応募結果、幸運にも当選して、この日の参加となったのですが、この記事を読んで興味を持った方は、もし来年も開催があったら、申し込んでみてはいかかでしょうか。

ということで、おたる水族館には、オタリアやイルカのショーや、冬限定のペンギンの散歩などの楽しい企画もあるのですが、今回の投稿ははこの「冬の海獣公園ガイドツアー」の様子を紹介したいと思います(その他の様子は、また後日ということでう)。


冬の海獣公園ガイドツアーの出発前

おたる水族館の冬期営業期間中の入館料金は、大人(高校生以上)1,000円なんですが(通常営業期間より安いです)、それ以外にガイドツアー参加費用として500円かかります。

ガイドツアー開催時間は12:00~13:30までの1時間半です。

参加者は、当日、本館1階ウミガメ水槽前で、開始10分前から受付があって、そこで参加費を支払うと、名札と双眼鏡が渡されます。参加者は各日10名の少人数ですが、この日は9名だったかも(そうそう、参加は中学生以上が対象です)。

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渡された双眼鏡ですが、運が良ければ野生のアザラシやトド、オオワシ、オジロワシなどにお目にかかれるとのことなんですよね。実は、すぐ近くにあるトド岩に野生のトドが来ていないか、それも楽しみです。

そもそも冬の海獣公園に一般客は入らないので、普段から除雪をしているわけではなく、なので、場合によっては雪が積もっている中でツアーが行われることもあるそうです。

そんな時のために、スノー・シューも用意されていました。が、この日は数日前に除雪が入って、歩きやすくなっているとのことで、特にスノー・シューはいりませんでした。

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で、まずは本館ある場所からの眺めです。良い眺めです。

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まずは、トド岩に野生のトド確認!!

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さて、外に出てまず気になったのが、海岸からすぐ先に見えるトド岩に冬になるとやってくるという野生のトドですが、この日は…

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来てました〜!!
初めて野生のトドを見ましたよ!

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双眼鏡などで、なんとか確認できる程度の大きさなんですが、それでも見ることができてよかったです。

この日で30〜40頭ほどいるそうです。

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こんな近くに野生のトドがいるんですから、すごいですね。

ちなみに、野生のアザラシもやってくるそうなんですが、この日は見つけることができませんでした。
野生のトドを見て、かなりテンションも上がり、興奮しつつ海獣公園に下りて行きました。

こちらの写真は、海獣公園内から撮ったものです。
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アザラシのプール

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さて、海獣公園に下ってきて、最初のプールにいるのがアザラシですが。すいません、種類がよく分かりませんでした。

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おそらく、ここにいるのは、ゴマフアザラシとゼニガタアザラシだと思うのですが…
もちろん、寒いのもなんのその、元気です。

次のプールにもアザラシがいました。

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その横にいたヒゲの長いのは、アゴヒゲアザラシですね。
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続いてセイウチ館なんですが、ここはまた後でくるということで、水槽のセイウチを眺めつつ、その先へ進みます。

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大迫力のトドのエサやり

そして次に向かったのがトドです。

こちらはもちろん、水族館で飼育されているトドで、今回は実際にエサを与えているところを見学させてくれるということで、バケツに入ったホッケにカレイに鮭なんかを準備してました。

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(ソリで運びます)
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で、飼育員さんが魚を次々に放り込むと…

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お〜!バシャバシャバシャ〜と大迫力。

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飼育員さんは、ちゃんとみんなにエサが行き渡るように、上手に与えてましたよ。

そして、これが噂の“鮭は飲み物。”のトドのパフォーマンス!!

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ポスターのキャッチフレーズにもなってましたね。

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ここは普段は柵があるそうですが、お客さんのいない冬の間は柵はなくて、その分、トドとの距離がめちゃくちゃ近い。

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やっぱり、手を出すと噛まれることもあるのそうなので、注意とのことでした。

そう言われると、大きいので怖いのですが、いや〜、なんだか可愛くもあります。

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休憩

ここで休憩所で休憩です。

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実際、時折吹雪いたりして、かなり寒かったのですが、もちろん、そういう寒さも前提の見学ツアーですから、参加者みなさん覚悟の上です(笑)

ただ、ここの休憩タイムでいただいたカフェオレが美味しかった〜!

カップも可愛い。
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ここでしばし、ストーブにあたりながら色々と映像などを見せてもらいつつ休憩して、後半の見学へ。

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アザラシ館のワモンアザラシ

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次にアザラシ館に入ったのですが、ここにはアザラシの中で最も体の小さい、ワモンアザラシという種類が飼育されているそうです。

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警戒心が強くて、1日のほとんどを水中で過ごすそうです。

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大迫力のセイウチをバックヤードから

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そして、先ほど素通りしたセイウチ館に戻って、バックヤードからセイウチを見学させてもらいました。

で、案内してくれた方を含めて3名の飼育員さんが中に入って、エサをあげながら3頭のセイウチを紹介してくれました。

一番大きくて牙が立派なのがオスのウチオ、少し小さいのがメスのウーリャ、一番小さいのが、2016年4月にウチオとウーリャの間に生まれたメスのしずくとのことです。

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こちらも大迫力で、ウチオは体重1.3トンだったか1.5トンだったか…(はっきり分からずすいません)。とにかくでかいです。

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ただ、セイウチは頭がいいんですね。飼育員さんの指示通りに挨拶したり、名前を呼ぶと返事をしたりしてくれました。

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こうなると、こんなに巨大なのに、なんだか可愛いんですよね。

(最後に記念撮影のために3匹揃ってくれました)
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冬の海獣公園ガイドツアー終了

これで全行程が終了で、先ほどの坂道を歩いて戻って、解散となりました。

びっちり1時間半、少人数だからこその、密度の濃い見学ツアーでした。

いや〜、面白かった〜!

来年もあれば、是非、参加したいです。
おたる水族館の係のみなさん、どうもありがとうございました。


おわりに

そうそう、サイトに記された、ツアー参加の注意事項がなかなか冬の厳しさを伝えてますので、引用しておきますね。

・足元がたいへん滑りやすく雪も深いため、長靴や登山靴等(冬用の長靴推奨)をご用意下さい。 また、介護を必要とされる方の参加はご遠慮下さい。
・手がふさがる手荷物や貴重品は事前にコインロッカー(有料)へお預け下さい。
・自然のままの海獣公園をご堪能いただきたいため、あえて除雪は行っておりません。
・天候によって中止、または内容を一部変更する場合もございます。
・野生動物は必ず観察できるわけではございませんのでご了承ください。
・写真、ビデオ等の撮影は可能ですが機材の管理はご自身でお願いします。
・防寒対策(ダウンジャケット等、帽子、手袋)をお願いします。
冬の海獣公園ガイドツアーを行います。※募集を終了しました。 | おたる水族館

※今年度の冬の海獣公園ガイドツアーについて。
冬の海獣公園ガイドツアーを行います。※募集を終了しました。 | おたる水族館

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※おたる水族館の今シーズンの冬期営業の基本情報です。
冬期営業期間:平成29年12月16日(土)~平成30年2月25日(日)
営業時間:10:00~16:00 (最終入館15:30)です。
入館料金:大人(高校生以上)1,000円・小人(小中学生)400円・幼児(3歳以上)200円です。
※参照:2017-2018年 【冬期営業】のご案内  | おたる水族館

※おたる水族館の詳細は公式サイトで。
おたる水族館 | イルカの水しぶき、トドの豪快ダイブ、爆笑ペンギンショー、国定公園の大自然に囲まれた水族館

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