【小樽雪あかりの路20】ひっそりと美しい「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場の雪あかりの路
2月9日(金)〜18日(日)の期間で開催された、小樽の冬の風物詩「小樽雪あかりの路20」も無事に閉幕しました。
今年もたくさんの方々が、ロウソクの灯りが優しく照らす小樽の街に訪れてくれたようです。
期間中は、私も何箇所かの会場に行って、その様子をブログでお届けしていましたが、実はまだ紹介できていない会場の写真があるので、もうちょっと雪あかりの路の投稿を続けたいと思います。
その中から、今回は隠れた人気会場で、私もお気にりの「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場の様子です。
小樽ゆかりの文学者・伊藤整は幼少期から青年期までを塩谷で暮らしていたのと、このイベント名の「小樽雪あかりの路」は伊藤整の詩集「雪明りの路」にちなんでつけられた名前ということから、まさにここは小樽雪あかりの路のための会場ということになりますね。
塩谷会場は毎年開催期間が短く、今年も2月10日(土)・11日(日)の2日間だけの開催だったんですよね。
見に行ったのは11日だったのですが、初日の10日には、塩谷小学校の児童や保護者、関係者らがたくさん集まって、開会式と点灯式が行われたそうです。
会場となっているのは、塩谷の伊藤整文学碑前の広場と、その横に作られた広い会場で(この辺りは、ゴロダの丘と呼ばれる高台です)、とてもひっそりとした中に、幻想的に見事にロウソクが灯っているんです。
ただ、塩谷会場は市街地から遠いので、なかなか気軽に行くということができず、多くの方が訪れる会場ではないのがちょっともったいない気もするのですが、それがまた、会場のひっそりとした静寂の中に灯る、ロウソクの灯りの魅力を引き立てているのかもしれません。
「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場の雪あかりの路
会場へはバスで行ったのですが(バス停「小樽駅前」(小樽駅前広場の左側から国道5号線に出たところにあるバス停)からだと、塩谷線(または余市線)に乗ります)、バス停「塩谷」で降りると他には誰ひとりいなくて、ちょっと(かなり)心細くなります。
(バス停「塩谷」)
ここからもう少し進行方向に歩くと、左に塩谷会場となる伊藤整文学碑前の広場(ゴロダの丘)への上り道があるのですが、実はここにも目立った案内板がなく、会場も見えないので、結構不安になります(上り道の入り口に小さな案内板が見えなかった…)。
(ここを左)
ここの坂もそこそこ距離があるのですが、道路脇にロウソクが灯っているので、会場が近いことが分かります。
そして、伊藤整文学碑広場の入口に到着です。
今年は甘酒をいただくことができました。
まずは、文学碑の周りにロウソクが綺麗に並んでいますね。
そして、ここから奥に向かうと…
お〜、今年も見事にロウソクが灯っています。
ひっそりとした会場のなかで揺れるロウソクの灯りは美しいです。
ここからは、塩谷会場の写真を貼っていきますね。
ここは雪山で作られた展望台で、会場を見渡すことができます。
ちなみに、会場の下には国道5号線が走り、向かいには車屋の照明があって、その向こうには暗くて見えませんが、塩谷の海が広がってるんですよね。
会場の様子を動画で撮ってきました。雰囲気が伝わるといいのですが。
かなり規模が大きいのが分かりますかね。
いつも会場入口横で火を焚いていて、じっくりと見物した後は、今年もここで暖まってから、会場を後にしました。
ということで、今年も塩谷会場の雪あかりの路を見に行くことができましたが、やっぱりここの雪あかりは素敵ですね。
※バスを利用する際、1日4回以上バスに乗るなら、中央バスの「おたる市内線バス1日乗車券」がお得です。過去記事ですが、こちらを参考に(2018年2月現在は値上がりしてません)。
・小樽観光で4回以上バスに乗るなら中央バス「おたる市内線バス1日乗車券」がお得〜小樽雪あかりの路の会場巡りにも
周囲には何もないので、帰りのバスの時間はしっかりと調べておいた方がいいですね。会場横に駐車スペースもあったようですが、結構すぐにいっぱいになっていたようです。
※関連ニュース
・あかりの路で賑わう!伊藤整ゆかりのゴロダの丘 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
・「小樽雪あかりの路 20」…伊藤整ゆかりの地塩谷会場 開会式 | 北海道小樽市の観光情報サイト「おたるぽーたる」:小樽観光協会
・「小樽雪あかりの路 20」…「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場 (2/10・11) | 北海道小樽市の観光情報サイト「おたるぽーたる」:小樽観光協会
※小樽雪あかりの路の公式サイト:小樽雪あかりの路
【関連記事】
・塩谷のゴロダの丘に建つ伊藤整文学碑
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コメント
小梅さん
おはようございます。
今年こそは!と、予定を立てていたところ、姪っ子から4月の結婚式に来て!との電話があり、急遽雪あかりを断念しました😢
それで今年もまた、小梅さんのブログで楽しませて頂いています。塩谷会場と長崎屋裏、それと過去記事の浅原硝子製作所、この辺りが特に好きです!来年こそ!!
投稿: アオサギ | 2018年2月21日 (水) 08時21分
アオサギさん、こんばんは。
それは、やむを得ないですね。
ブログの投稿で、楽しんでいただけたら嬉しいです!
塩谷会場と長崎屋裏の伊藤整ゆかりの道は、なんとも良いですよね。
浅原硝子製作所さんは、今年は参加されなかったようです。
来年、見にこられるといいですね!(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2018年2月22日 (木) 01時43分