冬のちょっとした風景〜線路を渡る歩行者用の稲穂橋から。あっ、電車がきたよ
稲穂小学校の前から、ちょっと入っていくと線路を渡る歩行者用の橋があります。
「稲穂橋」と名前のついたこの橋は、地元の方が普通に使っている橋で、稲穂小学校前から国道5号線方面へ抜けることができます。
この橋の上からの風景、そして、橋自体の風景も好きで、時々ここを渡るんですが、特に冬の時期はなんとも味わい深い眺めなんですよね。
今回は稲穂小側から橋に向かいました(写真は12月17日撮影です)。
両脇に門柱があり、右には「稲穂橋」、左には「昭和三十年十二月竣功」の表記があるんですが、現在の橋は昭和39年12月に完成したものだそうです。
(あ〜、電車がいっちゃった…)
橋には鉄道の古いレールが使われているんですよね。
この稲穂橋については、以前も書いたことがあるのですが、小樽初のロードヒーティングが設置された場所なんだそうです(が、現在は動いてないようですね)。
この稲穂橋の両側の階段は、この区間の鉄道の高架化と、その後の電化のために橋を高くした際に設けられたもので、その階段が急傾斜となったため、近くに稲穂小がある通学路ということもあって、ロードヒーティングが設けられてそうです。
なかなか興味深い話ですよね。
※参考:北海道新聞朝刊折込紙「新ねっとわーく小樽No.7」(2015年2月15日発行)
橋の上から見ると、すぐ先に小樽警察署から降りてくる富岡跨線橋が見えますが、そのもうすぐ先が小樽駅ですね。
こちらが南小樽駅方面です。
渡りきった側から見ると、橋の様子がよく見えるんですが、これがなんとも趣ある姿です。
(降りた先に国道があります)
(雪が積もっていると、降りるのはちょっと怖い…)
あっ、カンカンカンと音が聞こえて、電車が来たようなので、慌てて橋の上に戻りました。
いい眺めです。
【関連記事】
・線路を渡る歩行者専用の「稲穂橋」〜小樽初のロードヒーティングが設置された橋
・こんなところに線路に架かる「稲穂橋」
・冬のちょっとした風景〜JRの線路を渡る稲穂橋と線路の風景
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コメント
こんにちは 私はこの橋を見ると思い出す事があります。
それは調理師免許の合格発表を保健所に見に行った時の事です。この橋を渡って保健所へ行き玄関前の合格発表を確認しに行った時のあの緊張感が…あっ合格してましたよ(笑)
投稿: あゆ | 2018年1月12日 (金) 11時03分
あゆさん、こんばんは。
なるほど、ここ稲穂橋には、そういう思い出があるのですね。
そういう人生の大切な場面での記憶って、残るものですね。
あっ、合格おめでとうございました(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2018年1月13日 (土) 04時04分