久しぶりに船見坂から〜お馴染みの風景はやっぱり小樽らしくていい眺め
先日、船見坂に行ってきました。
船見坂といえば、坂の街・小樽の名前のついた坂道の中でも、一番知られているといってもいいくらいの坂道ですよね。
あまりにメジャーな坂道のせいか、かえってブログに登場してなかったりするんですが、時々、歩いたりはしてるんです。ただ、改めて坂の写真をじっくり撮って、ブログに掲載するのは久しぶりです。
船見坂は、小樽駅前から国道5号線を長橋方面に向かってすぐ左に、坂の上り口があって、上り始めてすぐに名前表示と勾配15%の標識が立っています(写真は1月11日撮影)。
いきなり急な坂道を上ると、坂はすぐにJRの線路の上に架かる「船見橋」を渡り、再び急な坂道となって、ずっと富岡町の上の方まで続いています(船見橋のところには、歩行者用に船見線歩道橋が車道と分かれて架かってます)。
と、ここまで坂の下から見ているのですが、すいません、実はこの日は坂の上から降りてきたので上ってません(大変ですから…笑)
ということで、ここからは坂の上からの眺めです。
もともとここは長橋方面との抜け道にもなっていて、車の通りがかなり激しいので、のんびり撮影できる坂道ではないんですよね。なので、撮影の際には車に注意です。
緑町方面から、この船見坂の途中に入ってくる車も多いんですよね。
坂を上っていくと少し右に曲がりつつ長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでもちょうど正面に坂を見ることができるので、そこからズームなどで撮影すると、車を気にせず坂道を正面に捉えることができます。その際は歩行者に注意ですね。
(交差点の上から)
(ズームしてます)
それにしても、やっぱり坂の上から見る、急な坂道の向こうに港が見える風景は、なんとも小樽らしい良い眺めですよね。
先に見えるふ頭は、第3号ふ頭です。
実はこの時も、記念撮影をしている観光客と思われる方や、立派なカメラを持って撮影している方などがいたので、やはり小樽でよく知られている坂道なんですよね。
(坂道の写真は、縦アングルもいいんですよね)
ここ船見坂の誕生について、小樽市HP内の広報おたるに連載した「おたる坂まち散歩」のHTML版が掲載されているので、引用させていただきます。
明治37年、函館本線が全線開通しました。また、この年、稲穂町で大火が発生しました。この大火により2000戸以上の家屋が焼失し、火は坂のすぐ近くまで迫りました。この火事がきっかけとなって駅前中央通りと龍宮通りとの中間に防火帯として、もう一本の道路を開削することになり、その結果誕生したのが船見坂でした。
小樽市 :おたる坂まち散歩 第10話 船見坂(前編) (ふなみざか)
船見坂は、防火帯として作られた道路なんですよね。
ということで、今回は小樽の坂道ではお馴染みの船見坂の様子でした。
(坂の上の標識)
【関連記事】
・船見坂の途中の船見橋と平行して線路に架かる「船見線歩道橋」から
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・小樽駅前から真っすぐ港までの眺めと、晴れた船見坂
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コメント
長橋へ行ける道だったのですね、初めて知りました。
投稿: ccp | 2018年1月18日 (木) 00時13分
ccpさん、こんばんは。
そうなんです。車で長橋方面に抜ける道として、結構使われている道なんです。
投稿: 小梅太郎 | 2018年1月19日 (金) 01時10分