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2017年12月16日 (土)

夜のまちなみ散策ガイドツアーに参加してきました〜おたる案内人が歴史ある小樽の夜の街並みを無料で案内するお得なガイドツアー

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先日、このブログでお知らせした、小樽ゆき物語に合わせて開催されていてる「夜のまちなみ散策ガイドツアー」ですが、実は先週12月9日(土)に参加してきたんです。

歴史ある小樽の夜の街並みを、小樽観光協会サポートガイド「おたる案内人」に無料で案内してもらえるという、お得なこのガイドツアーですが、その様子を写真とともに紹介しますね。

※とても長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

「夜のまちなみ散策ガイドツアー」について

その前に、まずこの「夜のまちなみ散策ガイドツアー」について(先日の紹介記事はこちら:歴史ある小樽の夜の街並みを案内してもらう「夜のまちなみ散策ガイドツアー」が小樽ゆき物語に合わせて開催されてます)。

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※このポスター画像は小樽観光協会から提供いただきました。

小樽の冬のロングランイベント「小樽ゆき物語」に合わせて開催中のこの散策ガイドツアーは、小樽観光協会サポートガイド「おたる案内人」が、小樽の夜の街並みを約1時間ほどかけて散策しながら案内てくれるもので、なんと参加は無料なんですね。

ガイドツアーの開催日は下記の土曜日になっています。
2017年12月2日(土)12月9日(土)、12月16日(土)、12月23日(土)
2018年1月13日(土)、1月20日(土)、1月27日(土)
※荒天時は中止となります

受付場所は運河プラザ内で、受付時間は開催日の17:00~18:00です。

開催日に運河プラザに受付時間内に行くと、各日10名前後を受付して(基本、先着10名までとのこと)、数名のグループで17:00から順次スタートしていきます。なので、多くのおたる案内人の方が待機しているんですね。


「夜のまちなみ散策ガイドツアー」のコース

散策コースは受付の運河プラザをスタート地点にして、色内大通りの歴史ある銀行建築を中心にガイドしながら、終点の運河の浅草橋街園まで、約1時間かけて散策します。

運河プラザ→安田銀行→四十七銀行→塚本商店→商工会議所→三井銀行→旧北海道銀行→日本銀行旧小樽支店→手宮線→銀行街へ下る→浅草橋街園終了
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※このコース案内図も小樽観光協会から提供いただきました。

では、実際に参加してきた様子を掲載しますね。


「夜のまちなみ散策ガイドツアー」に参加してきた!

まずは、受付時間に運河プラザに向かいます。
前庭には、現在開催中の小樽ゆき物語では、すっかりお馴染みの浮き玉ツリーが飾られています。

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運河プラザ内に入ると右手に受付カウンターがありました。

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ここで直接申し込んで、受付を済ませ、数名が集まると順次出発していきます。

私が参加したグループは3名で出発(なんと沖縄の方もいました!)。基本、案内人は1グループに2名つくそうです(この日は、ちょうど案内人デビューの方もいて3名でした)。

そうそう、寒さ対策にカイロをもらいましたよ。
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では、ここからは、コースに沿って建物の写真を中心に掲載していきますね。

案内人がガイドしてくれた建物概要については、ここでは詳細は省きますが、当ブログ内で記事を書いたものについてはリンクを貼ってあるので、参考にしてください。

まずは出発地点の運河プラザですが、ここも歴史的建造物の旧小樽倉庫なんですよね。

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明治23年(1890年)〜27年(1894年)に建てられた倉庫で、2つの中庭を持つ日の字型に倉庫が配置されたかなり広い建物で、屋根のシャチホコが特徴です。

そして、運河プラザから色内大通りに出ます。

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すぐの交差点角に建つのが、昭和5年(1930年)建築の旧安田銀行小樽支店(現 花ごころ小樽店)
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中央通りを渡ってすぐの色内大通り沿いに建つ小さいな建物が、昭和初期建築の旧第四十七銀行小樽支店
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ここから色内大通りを日銀通り方面に歩いていきます。
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ここは大正9年(1920年)建築の旧塚本商店(旧(株)丸市 後藤商店)
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現在は、Cafe 色内食堂と小樽和菓子工房 游菓が入ってます。

昭和8年(1933年)建築の旧小樽商工会議所は現在活用されていませんね。
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現在は、ニトリ小樽芸術村の施設のひとつとなっている旧三井銀行小樽支店は、昭和2年(1927年)建築で市文化財に指定されている建物です(建物概要はニトリ小樽芸術村になる前のこちらの記事で:旧三井銀行小樽支店)。

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その向かいは昭和6年(1931年)建築の旧越中屋ホテル。現在は未活用です。
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日銀通りとの交差点に出て、ここから日銀通りを上っていきます。
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まずは、こちらが明治45年 (1912年)建築の旧北海道銀行本店(現在の同名銀行とは別の銀行です)で、現在はワインカフェ&ショップ小樽バインですね。
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その上隣が、昭和12年(1937年)建築の旧三井物産小樽支店(現松田ビル)
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その隣の市立小樽文学館・美術館の建物は、旧郵政省小樽地方貯金局でした。
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そして、旧手宮線までいき、ここで北海道初の鉄道のここ旧手宮線の歴史をクイズなどを交えながらガイドしてくれました(旧手宮線関連の記事はカテゴリー「旧手宮線関連」にまとめてます)。

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ここからきた道を戻ります。
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道路向こうは、明治42年(1909年)7月に着工し、明治45年(1912年)7月に完成した日本銀行旧小樽支店(現 金融資料館)です。小樽市指定有形文化財に指定されています。

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再び色内大通りと日銀通りの交差点まできて、ここで改めて、交差点に建つ歴史的建造物について。

まず、こちらが大正13年(1924年)建築の旧第一銀行小樽支店(現 (株)トップジェント・ファッション・コア)
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大正11年(1922年)建築の旧三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)
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そして、こちらは現在、小樽芸術村の施設のひとつ似鳥美術館として開業している、大正12年(1923年)建築の旧北海道拓殖銀行小樽支店。
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(建物概要はこちら:旧北海道拓殖銀行小樽支店

このまま旧北海道銀行の横を通って運河の浅草橋街園までいき、ここで散策ガイドツアーは終了・解散となります。

(信号待ちの時間を使っても、色々と話をしてくれます)
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(浅草橋街園に到着)
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浅草橋街園は撮影スポットとして人気で、現在、小樽ゆき物語の一環で、青色LEDのイルミネーションが小樽運河を幻想的に照らす「青の運河」になってます。

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ちなみに、小樽ゆき物語関連で、運河プラザ館内では「ワイングラスタワー」も飾られていますし、夜のまちなみ散策ガイドツアー開催日には、運河プラザ内で「キャンドルバー」が開催されてます(営業時間は19:00~21:00)。

夜のまちなみ散策ガイドツアーに参加したあとで、一緒に小樽ゆき物語を楽しむのもいいですね。

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※小樽ゆき物語のイベント詳細は公式サイトで。
北海道|冬のプロモーションイベント|小樽ゆき物語・余市ゆき物語[公式サイト]


おわりに

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ということで、「夜のまちなみ散策ガイドツアー」の様子でしたが、この日は、4組10名が参加したそうです。

途中、案内人からは、建物の歴史的背景はもちろん、建物にまつわるエピソードなんかも色々と聞かせてくれて、私もためになりました。これで無料なんですから、お得ですよね。

ぜひ、実際に案内人のガイドを受けながら、歴史を感じられる小樽の夜の街並みを散策してみてはいかがでしょうか。

最後に注意事項。小樽の冬の夜はほんと寒いです。

(この日の気温はマイナス3.5℃)
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とにかく暖かい服装が必要ですね。それでないと、せっかくガイドをしてもらっても、寒さに震えることになってしまいますからね。

※実はこの日、小樽ジャーナルの記者の方も取材で同行していたんです。その様子は小樽ジャーナルの記事で紹介されていますので、そちらもどうぞ(あっ、写真に私は写ってませんので 笑)
おたる案内人ガイドツアー 小樽の夜を散策 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

【関連記事】
※イベント「小樽ゆき物語」関連の記事は、カテゴリー「小樽ゆき物語」にまとめてます。


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