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2017年11月16日 (木)

手宮界隈のみなさんと小樽商大生による公開座談会「小樽のひとに学ぶ〜手宮の歴史文化とまちづくり〜」に参加してきました

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手宮界隈のみなさんと小樽商大生による公開座談会「小樽のひとに学ぶ〜手宮の歴史文化とまちづくり〜」というイベントが、11月14日(火)に開催されたので参加してきました。

手宮での「小樽のひとに学ぶ」公開座談会の概要

この公開座談会は、小樽商科大学グローカル戦略推進センター研究支援部門地域経済研究部による、「小樽・後志のひとに学ぶ」プロジェクト第2弾で、昨年の花園編に続いての開催ですが、私は初めての参加でした。

手宮と関わりの深いパネラーたちに小樽商大生を加えて、手宮という地域の歴史や文化、これからのまちづくりについて語って考えていこうというもので、開催主旨については、小樽商大のサイトからの引用させてもらいます。

手宮は、古くから漁業や商業、北海道の鉄道発祥の地として賑わい、小樽の発展の原点となってきた地域です。近年では人口減少などが進む中、地元の人々によってまつりやイベントなど地域活性化の取り組みが活発に行われています。この公開座談会では、手宮の人たちと小樽商大生が語り合うことで、地域の歴史文化とまちづくりについて考えます。
【11月14日】公開座談会「小樽のひとに学ぶ~手宮の歴史文化とまちづくり~」の開催について(終了) - イベント・お知らせ

ということで、古くから港と鉄道によって栄えて、小樽の中でも独自性が感じられる手宮地区は、私もよく足を運ぶ、とても興味深い地域なんですよね。


会場の「おたる千成」の様子

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会場は手宮地区にある、昭和8年創業の老舗の寿司屋「おたる千成」(住所は錦町)の2階で入場は無料。

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時間は17:30〜20:00までの開催でした。

開催前に申し込みを受け付けていたのですが、定員60名に対してそれを超える申し込みがあったそうで、結局、当日は80名ほどになったそうです。

私が到着した時には、もう会場のおたる千成の2階は、座談会の参加者でびっしりでした(参加者というか、座談会の傍聴者といった感じかな)。

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おたる千成


公開座談会の内容と様子

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座談会のパネラーは、次の5名と小樽商科大学学生です。
遠藤久子さん(丸い遠藤商店)
嶋影良彌さん(ざっかす嶋影)
佐々木一夫さん(運河プラザ喫茶一番庫)
山下秀治さん(株式会社ヤマシタ)
安斎哲也さん(小樽市議会議員)

パネラーの皆さんは、手宮との関わりが深く、著名な方々ですね。
司会進行は小樽商科大学グローカル戦略推進センター准教授後藤英之先生。

まず、その後の座談会の司会進行も勤めた高野宏康先生(小樽商科大学グローカル戦略推進センター学術研究員)による「手宮の歴史文化とまちづくり」という基調報告があり、その後、第3部まで座談会が続きました。

第1部「手宮のみなさんに学ぶ」…パネラーの皆さんそれぞれによる、手宮との関わり・手宮の魅力・手宮の課題についてのお話。

第2部「手宮と小樽商大生」…手宮に関わる活動をしている商大生数名による、その関わりについての発表。

第3部「手宮の魅力と地域課題を考える」…テーマについて、パネラーの皆さんのお話。

座談会自体はパネラーの皆さんそれぞれがテーマに沿った、手宮への思いを語っていくというのもで、ここで細かく紹介できるような内容ではなかったのですが、聞いていて思ったのは、とにかくみなさん、手宮愛が強いということでした。

【おまけ】
※手宮地区連合町会は、次の11町会とのことです(他にも“通り町会”というのもあるとか)。
厩町会・末広町会・手宮町会・末広三町会・梅ヶ枝町会・豊川町会・清水町会・源町内会・石山町会・東石山町会・錦町会

※配布資料の中には、地元の方による手作りの手宮地図数点や、手宮公園史などがあり、とても興味深いものでした。

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おわりに

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北海道初の鉄道が敷かれ、石炭の積み出し拠点として繁栄を遂げていた手宮地区は、その歴史からの地域の奥深さはもちろん、地域の方々の地元・手宮への深く・熱い思いが感じらる座談会でした。

座談会の最中に、参加者からの発言があったりもしたのですが、特に年配の方は、手宮は小樽の発展の原点となったという自負があり、手宮に対する愛がとても強いと感じられ、それはとても素晴らしいことですよね。

ただ、実は参加者を見渡すと、ほとんどが年配の方で、若い方がいませんでした。
できれば、こういう地元のことを見つめ直す機会になる場にこそ、若い方が参加してくれるといいのでしょうね。

座談会の話の中で、まずは、地元の人たちが地元に興味を持って、地元の魅力を感じられるようになることが、大事ではないかというような話が何度か出てきたのですが、これは手宮に限らず、小樽市民全体にもいえることだと思います。

ということで、あまり詳しい内容はレポートできませんでしたが、手宮界隈のみなさんと小樽商大生による公開座談会「小樽のひとに学ぶ〜手宮の歴史文化とまちづくり〜」の様子についてでした。

こういう地域を絞った座談会というのは、とても面白いですね。次にまたこのような座談会があれば、ぜひ、参加したいです。

【関連記事】
11月14日開催公開座談会「小樽のひとに学ぶ〜手宮の歴史文化とまちづくり〜」に参加してきます


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コメント

その地区に特化した座談会って、手宮はアツい地域だなあと改めて思いました。
一人ひとり、お話の詳細が気になりますが、またの開催を期待したいところです。資料も面白そうですね!
個人的には他にも気になる地区があったりで、(高島も盆踊りがきっかけでその歴史に興味あったりします)こういった座談会が広がったら面白いなあと思うんですが…。手宮の方々の熱意が特別なんでしょうか??
レポ、ありがとうございました^_^

投稿: coma | 2017年11月18日 (土) 22時05分

comaさん、こんばんは。
せっかく、楽しみにしていただいたのに、あまり内容については細かなレポートができずにすいません。
さすが歴史のある手宮は、とても奥深く熱い地域でした!
高島は確かに独自性があって、気になる地区ですね。きっと地区の皆さんは、熱意のある方々ではないでしょうか。
次回はどの地区か、私も楽しみにしています。

投稿: 小梅太郎 | 2017年11月19日 (日) 02時04分

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