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2017年11月 1日 (水)

歴史的建造物の旧板谷邸(現レストラン「海宝樓」)の隣にホテル「海宝楼倶楽部」が2017年10月にオープンしてます

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昨年(2016年)10月に、レストラン「海宝樓」として営業している小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸の隣に、高級旅館ができるというニュースが新聞に掲載されました。

今年(2017年)に入って、4月に一度、このブログでも工事中の様子を掲載したのですが、門から続いていた通り沿いの塀や木々がなくなり、建物横の池もなくなって、工事が進められていました(その時の記事がこちら:歴史的建造物の旧板谷邸(現 レストラン「海宝樓」)の隣で旅館の建設工事中)。

その後、どうなったかと思っていたのですが、先日2017年10月14日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に、そのホテル開業のニュースが掲載されていました(引用はどうしん電子版より)。

小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸(東雲町)に隣接するリゾートホテル「海宝楼倶楽部」が14日、オープンする。ホテルと渡り廊下でつながった旧板谷邸のレストラン「海宝楼」で食事を提供したり、小樽の観光名所「堺町通り」から徒歩圏の立地を生かし、国内外の富裕層を呼び込む。
「海宝楼」ホテル開業 小樽 14日、旧板谷邸隣:どうしん電子版(北海道新聞)

ということで、ホテル名は「海宝楼倶楽部」で、10月14日にオープンでした。
工事は昨年(2016年)10月から、旧板谷邸を所有する不動産リサーチが進めていたということです。

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実際に、10月17日にその様子を見に行ってきました。

旧板谷邸は、観光客で賑わう堺町通りから、山側の高台に向かう「見晴らし坂」と呼ばれる坂道を上っていくと、右手奥に建っているのですが、まずはこの新しいホテルが目に入ってきます。

(見晴らし坂を上ってきたところ)
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以前から残っていた門は、ホテルの入り口部分に組み込まれた感じです。

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レストラン「海宝樓」部分の旧板谷邸の建物は、その奥に建っています。

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ホテルと渡り廊下で繋がっているそうです。

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う〜ん、小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸としては、ホテルの一部となっていて、一般の方が見学するにもホテルの陰に隠れてしまい、趣もあまり感じられず、ちょっと寂しい状況ですね。

後ろはマンションで、すっかり囲まれてしまいましたね。

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けど、以前は門がポツンと残っている感じでしたし、旧板谷邸の建物がこうやって残っているだけ、まだいいのかな…

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ホテル建設前の門はこんな様子でした(2015年11月16日撮影)。
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※小樽市の歴史的建造物に指定されている「旧板谷邸」は、海運業などで財をなした、小樽の海運王・板谷宮吉の邸宅として、大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)にかけて、ここ東雲町の高台に建てられた邸宅で、現在は、レストランになっている和風の母屋と隣の洋館、それに奥に建つ石蔵が残されています(参考:小樽市 :旧板谷邸)。

※海宝樓のサイト:【公式】海宝樓倶楽部

【関連記事】
歴史的建造物の旧板谷邸(現 レストラン「海宝樓」)の隣で旅館の建設工事中
ニュースより/歴史的建造物の旧板谷邸(現在はレストランの海宝樓)横に高級旅館が来年(2017年)開業
歴史的建造物の旧板谷邸が再び海宝楼としてオープン〜カジュアルフレンチ&イタリアンのお店です(食べには行ってませんが…): 小梅太郎の「小樽日記」


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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
こう言っては失礼かもしれませんが、趣のかけらもない、ひどいデザインですね・・・。
歴史的建造物に隣接するのなら、もう少し考えられたデザインになるものと期待していましたが、がっかりしました。
木造建築にコンクリート打ちっぱなしのビルを組み合わせるというのはいかにもミスマッチです。コストパフォーマンス優先が過ぎると、こうなってしまうのかもしれません。
本州では歴史的建造物に高層ビルを新築し合体する「腰巻ビル」というものが流行っているみたいですが、それに通じるものがあります。
このような建物が増えてゆくと、小樽の景観は確実に悪化すると思いました。

投稿: 七氏 | 2017年11月 1日 (水) 19時40分

七氏さん、こんばんは。
確かに、コンクリート打ちっぱなしの建物を見て、かなり驚きました。
ここに歴史的建造物があって、現在もその一部が残っている、ということも分からないような景観になってしまいましたね。
「腰巻ビル」というを知らなかったので、調べてみましたが、なるほど、同じような流れですね…

投稿: 小梅太郎 | 2017年11月 2日 (木) 00時38分

いつも分かりやすい内容、ありがとうございます。そして、七氏様のおっしゃる通りです。有名観光店さんだけは反対したけれど、近所の方は心の中では反対だけど、中々声を上げられないみたいですね。この地区は堺小学校が廃校になるくらいだからお年寄りが多く、空き家、空き地が多い。そこをに不動産リサーチさんが目を付けてるらしいです。水天宮の何段もの階段側にあるマンションも、夜、電気が全部ついていないので、満室ではないのではとの噂ですが、さらに水天宮横にマンションを建てましたね。老人街にこんなに建ててどうするの?と思いますが、いらなくなったら別の人に売るそうです。市も何か考えてくれませんかね。お金持ちの業者さんに好き勝手にされています。

投稿: A | 2017年11月 2日 (木) 15時49分

Aさん、こんばんは。
このホテルの様子には、私もちょっと驚きました。
確かに、この地区は(というか、小樽全般ですが)、空き家、空き地が多くなっているのでしょうね。
とはいえ、マンションが次々に建つのも、ちょっと違うような気がします。
この辺りは、特に景観がいい地域なので、少しでもそれらを保存する方向になってもらいたいですね…

投稿: 小梅太郎 | 2017年11月 3日 (金) 04時19分

A様のコメントが気になって調べてみたら、マンションのみならずこの海宝楼倶楽部を建てたのも不動産リサーチなんですね。
小樽市が厳しい条例を課していれば、こんな小樽市民をなめくさった建物は建たなかったでしょうね…。
倉庫が並ぶ景観をあからさまに破壊する「クリーンリバーフィネス小樽中央通」、腰巻ビル的なものといえば旧塚本商店の横に建っている「ジェルム小樽中央通」もひどい…。条例は広範囲に適用すべきだと思います。むしろ小樽市全体に適用すべきです。

投稿: Toxalbumin | 2017年11月27日 (月) 17時25分

Toxalbuminさん、こんばんは。
水天宮周辺は、同じ不動産屋さんが土地を取得しているようですね。
なんだか、こういう建物の建設って、あれあれ?いつのまに!?ということがほとんどですね。
小樽市としての景観保全のためにも、市主導での対応をお願いしたいですね。

投稿: 小梅太郎 | 2017年11月28日 (火) 03時09分

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