小樽市総合博物館の蒸気機関車アイアンホース号が安全装置故障のため今年度(2017年)運行中止のニュース
小樽市総合博物館本館の実際に乗車できることで人気の蒸気機関車・アイアンホース号は、残念ながら10月19日(木)より今年度の運行を中止することになったそうです。
ボイラーの安全装置の故障により、安全な運行が困難と判断したからとのことですが、このアイアンホース号は、1909年(明治42年)米国ポーター社製ということで、製造後110年近くもたつんですね。
現在、蒸気機関車のボイラー修理は国内で1社のみで修復には長い期間がかかるそうで、さらには修復には多額な経費が必要とのことで、経費的にも厳しく、再開時期は未定のようです。
※詳しくはこちら小樽市HP内のこちら:小樽市 :アイアンホース号の運行休止
(掲載写真は2011年9月29日撮影)
小樽市総合博物館敷地内を走るアイアンホース号は、距離は短いのですが、ちゃんと駅名がつくホームがあって、乗り場の「中央駅」から折り返しの「手宮駅」まで行き、機関車が転車台でぐるりと回って戻ってくるんですよね。
もともと冬期間は運休しているのですが(今年は11月5日までの予定でした)、それが早まってしまい、残りの期間で乗車を楽しみにしていた方は、残念ですね。
修理ができて、また運行できるようになるといいのですが。
※こちらが小樽市総合博物館のFacebookページの投稿です(埋め込み機能を使用してます)。
※参考:2017年10月20日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
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・小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
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