小樽公園の見晴台の広場に建つ石碑は「行啓記念碑」
小樽公園の小高い丘にある見晴台には、時々散歩がてら寄るのですが、そこには大きな石碑が建ってるんですよね。
「お食事処 見はらし亭」の前の広場の真ん中にあって、いつも何気に見てはいるのですが、そういばこれが何を記念して建てられた石碑なのかは、気にしたことがありませんでした。
(見晴台。写真の左端にその石碑が見えます)
(こちらですね)
あまりにも普段から見慣れていたせいか、調べもしなかった…
で、最近、石碑を見ると、ひとまずカメラに収めていて、この見晴台の石碑も撮影していたのですが、刻まれた文字がよく分からず、あらためてどのようなものなのかと思っていたら、いつも参考にさせてもらっている書籍「小樽散歩案内」(発行:有限会社ウィルダネス)に記載されていました。
それによると、これは行啓記念碑で、明治44年8月24日に当時皇太子だった大正天皇がこの地を訪れたことを記念する碑だそうで、建てられたのは大正4年とのことです。古いですね。
※行啓(ぎょうけい)とは、皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃が外出されること(お出ましに関する用語 - 宮内庁より)。
ちなみに、その時に皇太子のご宿泊所として建てられたのが、現在の小樽市公会堂ですね。
ということで、小樽公園の見晴台に建つ「行啓記念碑」についてでしたが、普段、何気に見ていた石碑がどういうものか分かって、ちょっとスッキリしました。
【関連記事】
※この日の見晴台からの様子はこちらの記事で。
・青空の広がる天気の良い日に小樽公園の見晴台と白樺林に行ってきました
※見晴台には、駐車場奥にもかなり大きな石碑が建っているのですが、それについてはこちらの記事で触れてます。
・小樽公園のすぐ下の角に建っている石碑は小樽区長も務めた渡辺兵四郎のものでした
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 スポット」カテゴリの記事
- ルタオの新店舗「パトス」オープン(2011.05.16)
- 小樽出身の銅版画作家・森ヒロコさんの「森ヒロコ・スタシス美術館」が特別開館中〜8月19日(日)まで(2018.08.19)
- 石原裕次郎さんが愛用したヨット「コンテッサⅢ」が小樽港マリーナの広場に移設されてます(2018.06.24)
- 冬のおたる水族館〜今シーズンの冬期営業は2018年2月25日(日)まで(2018.02.23)
- おたる水族館で人気の「オタリア・イルカショー」を見てきたよ【動画あり】(2018.02.14)
コメント