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2017年8月 9日 (水)

平磯岬の高台に建つ豪華な銀鱗荘は歴史的建造物の旧猪俣邸

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平磯岬の高台に建ち、その豪華さがひときわ目を引く建物は、高級旅館の銀鱗荘です。

この建物は、もともとはこの場所にあったわけではなく、鰊漁で財を成した猪俣安之丞の邸宅として、余市町に明治33年(1900年)に建てられた鰊御殿です。

この場所に移築されたのは、昭和13年(1938年)のことで、ちょうどこの頃進められていた、東小樽(現在の桜町一帯)の宅地計画の一環として移築されたそうです。

ちなみに、当時、猪俣邸を買い取ったのが北海ホテルで、この移築は北海ホテルの創業20周年記念事業だったそうで、料亭旅館の銀鱗荘として翌昭和14年に開業してます。

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ここ銀鱗荘(旧猪俣邸)は、小樽市指定歴史的建造物でもあるのですが、指定されたのは2012年度(平成24年度)と比較的最近です。ただ、それ以前から、高台に建つこの豪華な鰊御殿の姿を知る人は多いですよね。高台の上で目立ちますからね。

(小樽市指定歴史的建造物の案内板)
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小樽市HP内に建物概要についての記載があるので、引用させていただきます。

この建物は、鰊漁を中心に財を成した猪俣安之丞の邸宅として、明治33(1900)年に余市町に建てられました。現在地には昭和13(1938)年、東小樽の宅地計画の一環として移築されました。この母屋は猪俣家専用の住宅であり、多くの大規模な鰊漁家(にしんぎょか)が親方の住居と漁夫の寝床を合わせている点で異なります。また、これほど大きな親方の住宅は道内に例をみません。母屋の中央にある望楼(ぼうろう)からは沖合の漁を観察していたと思われます。玄関の右手には6室の座敷が並び、大きな神棚や床の間を備えています。
小樽市 :旧猪俣邸

通常鰊御殿と呼ばれる鰊番屋というと、親方の住居部分とそこと仕切られた出稼ぎ漁夫たちの宿泊所が一体となった建物が多いのですが、この猪俣邸は、親方専用の屋敷として建てられたものなんですね。

現在も高級旅館として営業している銀鱗荘ですが、ちょっと高級すぎて宿泊したことはありません。

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(こちらは手前のレストラン)
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それにしても、ここからの景色は抜群ですよね。

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※参考
・銀鱗荘のサイト:料亭・温泉旅館 小樽平磯温泉湯元 銀鱗荘
小樽市 :旧猪俣邸
小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編

【関連記事】
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※先日桜町方面に行った時の桜町関連の記事。
桜町の「長昌寺の坂」と夫婦銀杏
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桜町にある近隣公園「さくら公園」〜ん?隣接するグラウンドは…
桜町の「ぱんじゅう処 あんあん」でぱんじゅうを買ってきた
桜町にあった気になる建造物は水道施設「桜低区配水池」でした
桜ロータリーから熊碓神社までの坂道から横に入る通りに名前が付いてた
桜ロータリーからまっすぐ続く坂道の先の高台に建つ熊碓神社へ
放射状に5本の道路が伸びる桜ロータリー


※先日、訪れた時は曇り空だったのですが、以前晴れの日に撮影した写真もあったので、一緒に掲載しておきます(以下の写真の撮影は2012年5月9日です)。

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歴史的建造物 その他」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
名前は良く耳にしていましたが、今から20数年前に友達が結婚式を挙げて初めて知った感じです。

あと、関係はないと思いますが、小学生か中学生の給食のパンが、「銀鱗荘のパン」と搬入箱に書いてあった気が…
全く無関係な話してすみません。

投稿: 桃 | 2017年8月11日 (金) 11時18分

桃さん、こんにちは。
なるほど、結婚式ですか。
銀鱗荘の名前はよく耳にしますが、市民でもなかなか行く機会はないですよね。
銀鱗荘のパン!?どういう関係のパンなんでしょうかね。

投稿: 小梅太郎 | 2017年8月12日 (土) 16時15分

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