桜ロータリーからまっすぐ続く坂道の先の高台に建つ熊碓神社へ
桜町にあるちょっと珍しいロータリー交差点「桜ロータリー」から、山側に坂道がまっすぐに続いています。
この坂道の先には、熊碓神社が建っているんですよね。
先日、桜町方面に行く機会があったので、この坂道の先の熊碓神社まで行ってきました。
それにしても、このまっすぐな坂道も、なんだか絵になる坂道ですね。
しかも、その行き着く先が神社ですからね(坂の名前とかないのかな)。
坂道を上って行くと、途中で車道のラインがなくなって道幅が狭くなり、次第に周囲が危木々に囲まれていき、なんとも厳かな雰囲気になりますね。
そして、鳥居があって。
そこからこの急な階段です…
これはかなり大変な階段ですが、これがかえって、より神々しい雰囲気を漂わせていますね。
そして、階段を上って社殿です。
小さな社殿ですが、小高い場所から町を見守ってるんですね。
熊碓神社の由緒については、熊碓神社(北海道神社庁のホームページより)によると、文化12年(1815年)創立で、最初は現在の銀鱗荘が建つ斜面中腹に建てられたそうです。
その後移転を繰り返し、大正2年に社名を稲荷神社から熊碓神社へと改称。現在地に移転遷座したのは昭和34年のことだそうです。
※参考サイト:謹賀新年 熊碓神社で初詣 : ときどきの記 by 小樽の出版社“ウィルダネス”
そうそう、現在の桜町一帯は、もともと朝里村大字熊碓村という村だったんですよね。
この時期は、かなり周囲を木々が覆っているのですが、階段の途中から振り返るとこんな風景を見ることができました。
上ってきた坂道がまっすぐに続き、途中の高架は札樽自動車道ですね。
あ〜、晴れていたら、ずっと向こうには青い海が見えたんだろうな〜
桜ロータリーが見えました。
平成29年度の熊碓神社の例大祭は、7月1日(土)・2日(日)に開催されました。
私は行ったことがないのですが、上ってきた通り沿いに露店が並ぶんですよね。次回は行ってみたいですね。
(鳥居手前から振り返って見たところ)
ということで、桜町の熊碓神社の様子でした。
※参考サイト:小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
【関連記事】
・放射状に5本の道路が伸びる桜ロータリー
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 小樽の坂」カテゴリの記事
- JR朝里駅から朝里・新光地区の市街地へと上る坂道(2018.11.29)
- 朝里の線路沿いの住宅地をつなぐ「いなりの坂」(2018.11.29)
- 入船町から住ノ江町の高台へと上る急な階段は106段(2018.10.02)
- 長橋5丁目にある勾配20%の急坂。ここは長橋の地獄坂!?(2018.07.14)
- 三本木急坂と坂の途中の歴史的建造物(2013.03.12)
コメント
こんな景色は全く知りませんでした。ロータリーは昔から有ったのでしょうかね。熊碓は、海水浴に行くくらいで、真栄あたりから見ると失礼ながら田舎でしたから、殆ど話題にのぼる様な場所ではなかったですね。
投稿: 西村伸一 | 2017年7月23日 (日) 08時38分
おはようございます。
熊碓神社まで行かれたんですね。
桜町の友達がから「お祭り行ってきたよ」と言われても???思い浮かぶのは三つのお祭りだけ。「どこの?」。友達「熊碓神社」。
熊碓神社がどこにあるかも知りませんでした。
初めてあんな高台にあると知り未だに行っていません。
今度の帰樽時には行ってみようかな?
投稿: EKO | 2017年7月23日 (日) 08時43分
西村さん、あなたはご自分で言っている通り失礼だなア~。
桜町のロータリーは小樽人ならずとも、かなりの人が知っている有名な地域。熊碓は田舎ではなく、東小樽地区では誰もが楽しんだ熊碓海水浴場の熊碓なんですけど。
投稿: Katze | 2017年7月23日 (日) 22時03分
西村伸一さん、こんばんは。
このロータリーが設計されたのが昭和9年だそうで、その数年後に完成したものとのことで、結構、昔からあるんですね。
そして、かつて熊碓村だったこのあたりが桜町に変わって、戦後に住宅地として人口も増えて発達したいったとのことです。
EKOさん、こんばんは。
なかなか桜町は行く機会がなかったので、せっかくなので熊碓神社まで行ってきました!
熊碓神社は、地元の神社としてとても親しまれているようで、お祭りも賑わうようですね。
私も熊碓神社には、今回初めて行ったのですが、なかなか雰囲気のある神社でした。ぜひ、行ってみてください(*^-^)
Katzeさん、こんばんは。
桜町のロータリー交差点は、今ではなかなか珍しく、貴重かもしれませんね。
熊碓海水浴場は多くの方が慣れ親しんだ海水浴場で、皆さん知っていると思いますが(私もよく行きました)、かつて熊碓村だった桜町周辺のことは、あまり知らない方もいるかもしれませんね。
投稿: 小梅太郎 | 2017年7月24日 (月) 02時06分
Katzeさん、田舎発言は確かに言いすぎです、すみませんでした。
熊碓は懐かしい場所です、ロータリーなどへは行ったことはなかったという程度の意味で、蔑視するような意図はありませんでした。
当時こんなロータリーを考え出した方は、市の職員でしょうか、素晴らしい発想力のある方ですねえ。
投稿: 西村伸一 | 2017年7月24日 (月) 11時40分
西村さん、メッセージありがとうございます。
こちらこそウルサい事言ってスミマセンでした。
西村さんは真栄町から熊碓海水浴場へは、バスあるいは
南樽駅から築港駅、そこから歩いて行かれたのでしょうか?
今は主に東小樽海水浴場と呼ばれている様ですが、私には
「熊碓海水浴場」なのですね。
小梅さん、いつも楽しいブログありがとうございます。
日本でもだいぶラウンドアバウト(ロータリーとは少し違う様ですよ)が出来つつありますが、桜町のロータリー、凄い先見の明ですよね。
欧州では、イギリスやフランスでラウンドアアバウトが多く、ドイツではあまり見ませんでした。
ベルギーもそこそこありましたね。
パリの有名な凱旋門下にラウンドアバウトがありますが、とある日本人が、入れない出れないで、朝から夜までグルグル
廻っていた、という都市伝説がありましたね。
投稿: Katze | 2017年7月24日 (月) 14時17分
Katzeさん、ご了解ありがとうございます。
わたしは市内色々な処に転居していましたので、長橋のころは蘭島でしたが、奥沢、汐見台、真栄辺りでは、海水浴に行ったのは主に真栄の時だったと思いますが、熊碓です。行き帰り共歩きか、どちらかはバスにでも乗ったのかもしれませんが、記憶にあるのはとにかく疲れていてもひたすら歩いたという事ですね。私の頃は市内の半分くらいまではほとんど歩いていた記憶があります。貧乏だったのかもしれませんが、殆どの子はそうしていた記憶です。
小学卒業と同時に、私は東京へきて学校へ行くのに一人で電車に乗り、同級生で沖縄に行った子は数人でタクシーに乗って移動していたそうです。二人ともとてつもないカルチャーショックを受けたことを話したことがあります。
ロータリーの事は、もっとPRしても良いことじゃないでしょうかね。地元の誇りですものね。
投稿: 西村伸一 | 2017年7月24日 (月) 15時46分
Katzeさん、こんばんは。
ラウンドアバウトという交差点の呼び方もあるんですね。ちょっと調べてみたんですが、う〜ん、難しいですね(^^;;
それにしても、昭和初期にできた桜町のロータリーは本当に先見の明があったんですね。
やっぱり、イギリスなどのヨーロッパでよく見られるんですね。
いや〜、その都市伝説、ありそうですね(^^;;
西村伸一さん、こんばんは。
小樽市内でも、住んでいるところによって、行動範囲はだいぶ違いますね。
今は、バスが結構市内の隅々を走ってますが、なるほど、確かに昔は歩くことの方が多かったかもしれませんね。
桜ロータリーは、珍しいスポットとして、なんとかアピールしたいところですね。
投稿: 小梅太郎 | 2017年7月25日 (火) 02時09分
色々お心遣い有り難うござます、今後とも宜しくお願いします。
冬は、スケートを履いて馬橇の後ろやバスの後ろに捕まっていて怒られたりしてた時代ですから。昔ですね。
投稿: 西村伸一 | 2017年7月25日 (火) 09時15分
西村伸一さん、こんばんは。
はい、こちらこそよろしくお願いします。
バスと一緒に馬そりも走っていた時代ですか!
その頃からは、小樽の街の様子もかなり変わってますね。
投稿: 小梅太郎 | 2017年7月26日 (水) 00時50分