旧川田商店に入る小樽アドバンス倶楽部(吹き硝子体験工房)が斜め向かいに移転していた
先日、色内大通りを歩いていたら、最近まで店舗が入ったいたこちらの外壁のタイル張りが印象的な建物から、看板などがなくなってました。
色内大通りを中央通り側から入っていくと左側に建つこの建物には、小樽アドバンス倶楽部というガラス工芸品を扱うお店の吹き硝子体験工房があったと思うのですが、お店の前に貼り紙がありました。
どうやら移転したようで、その移転先は、通りを挟んで斜め向かいの「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」内とのことです。
で、この褐色のタイルが印象的な建物ですが、これは旧川田商店の建物で、なかなか素敵で可愛い建物ですよね。
小樽市指定歴史的建造物ではないですが、昭和8年(1933年)建築と古く、私が建物の参考にしている書籍「小樽の建築探訪 小樽再生フォーラム編」(北海道新聞社)でも紹介されています。
それによると、1階は鉄筋コンクリート造りの店で、2・3階は木造の接客用西洋間と和室になっているとのことです。
この後、この旧川田商店の建物がどうなるのかは知らないのですが、すぐにまた活用されるといいですね。
ところで、ここに入っていた小樽アドバンス倶楽部の移転先の「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」というのは、こちらの建物です。
※小樽硝子屋本舗〜和蔵〜は2024年4月6日をもって閉店しています(2024.6.27追記)。
こちらもまた趣ある木骨石造の建物ですが、これは旧梅屋商店の建物で、こちらも小樽市指定歴史的建造物ではないのですが、店舗前に案内板があって、明治39年(1906年)建築という古い建物です。
このお隣は、黒塗りの壁が印象的なカフェや和菓子屋が入る小樽市指定歴史的建造物の旧(株)丸市 後藤商店(旧塚本商店)ですね。
ちなみに、ちょっと分かりにくかったのですが、「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」と、今年(平成29年)小樽市の歴史的建造物に指定された「小樽 硝子の灯・彩や(旧北海雑穀株式会社)」は同じ系列によるお店のようです。
※お店のサイトはこちら:小樽ADVANCE倶楽部 | トップページ
【関連記事】
・旧川田商店(小樽アドバンス倶楽部)
・旧梅屋商店(小樽硝子屋本舗〜和蔵〜)
・歴史的建造物に入る和菓子屋「小樽和菓子工房 游菓」で大福とどら焼きを買ってきた
・あれ?歴史的建造物の「旧塚本商店」(旧(株)丸市 後藤商店)に新しいお店が入ってる!?〜Cafe 色内食堂
※参考:書籍「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社(Amazonで「小樽の建築探訪」を探す)
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コメント
畑谷 社長はおられますか?社長と連絡を取りたいと思っております、連絡するようにお伝えください。
佐竹
投稿: 佐竹 ガラス株式会社 | 2024年2月13日 (火) 09時40分
佐竹 ガラス株式会社さん、こんにちは。
すいません、こちらは小樽の街の様子を投稿している個人のブログでして、掲載店舗とのつながりはなく、お店の方との面識もなく、連絡先なども存じ上げません。申し訳ありません。
投稿: 小梅太郎 | 2024年2月13日 (火) 15時54分