ニュースより/龍宮神社に榎本武揚が作った隕石でできた「流星刀」が奉納!(一般公開はされてません。追記:写真追加しました)
※写真提供:小樽チャンネル
龍宮神社では、今年も6月20日(火)〜22日(木)の3日間の日程で例大祭が行われました。
このブログでも、2日目の様子をお届けしましたが(お祭りの様子はこちら:龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度))、このタイミングで龍宮神社に関しての興味深いニュースがありましたね。
それは、龍宮神社は幕末・明治に活躍し、小樽の発展に深い関わりのある榎本武揚が建立したことでも知られていますが、その榎本武揚がなんと隕石から作らせたという刀剣「流星刀」が、龍宮神社に奉納されたというニュースです。
※あっ、先に断っておきますが、私は現物を見てないので、残念ながら写真もありません…小樽チャンネルさんから冒頭の写真を提供していただきました。ありがとうございます。(2017.6.23追記)
2017年6月22日付 北海道新聞小樽・後志欄に掲載されていましたが、榎本家に代々伝わってきたこの「流星刀」を、榎本武揚のひ孫の榎本隆充さん(82)が龍宮神社に寄贈されたとこのことで、龍宮神社の例大祭に合わせて20日(宵宮祭)に奉納式が行われ、榎本隆充さんも参列されたそうです。
この「流星刀」について新聞記事によると(引用はどうしんウェブより)…
「流星刀」は富山県で見つかった隕石「白萩隕鉄(いんてつ)」を武揚が買い取り、刀工に頼んで1898年(明治31年)に長刀(ちょうとう)2本、短刀3本の計5本制作した。今回寄贈されたのは短刀で刃渡り約19センチ。
隕石でできた流星刀 小樽・龍宮神社に奉納 榎本武揚が制作 | どうしんウェブ/電子版(道央)
ということで、5本のうちの長刀は天皇家と東京農大に寄贈されていて、短刀は1本は戦時中に行方不明になり、今回寄贈されたもの以外に、富山市科学博物館付属富山市天文台に1本寄贈されているそうです。
なんとも興味深いですよね。なんたって隕石から作った刀剣ですからね。
小樽の龍宮神社を保管場所に選んでいただき、なんだか嬉しいですね。
ただ、残念ながら展示方法などは決まってなくて、今のところ公開の予定もないようなんです。
う〜ん、このような貴重で珍しい逸品ですから、せっかくなので観賞できるといいのですが。
※龍宮神社のサイトはこちら:龍宮神社
※残念ながら当ブログは写真を持ってないので、現物写真を見たい方は、様々な小樽情報を発信する小樽チャンネルのサイトでも紹介されてますので、そちらもそうぞ。
・龍宮神社例大祭 | 小樽チャンネル
《追記 2017.6.23》
その小樽チャンネルさんから写真を提供していただきました。
貴重ですよね。どうもありがとうございます。
【関連記事】
・小樽ゆかりの榎本武揚〜龍宮神社と梁川通りとあやかり武揚さん
・・龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度))
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