小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「倉庫のハテナ・プロローグ」に行ってきました
先日、小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「倉庫のハテナ・プロローグ」に行ってきました。
この展示の開催期間は、4月1日(土)〜6月22日(木)までということで、もう期間は終盤ですね。
場所は運河館の第1展示室中程の一角で、スペース的には壁一面のウインドウに、様々な史料が展示されているという形で、それほど大きなものではないのですが、とても興味深い史料が展示されてました。
展示内容については、小樽に今も残っている、明治から大正にかけての古い倉庫にスポットをあてたもので、その時期、堺町を中心に営業をしていた三浦倉庫の史料をもとに紹介されてます。
ん?三浦倉庫?聞いたことがないです。
どうやら、この三浦倉庫というのは倉庫の建物は今はもうなくて、倉庫の経営者・三浦喜三郎に関しても、史料とともにまさに研究中のようです。
その三浦倉庫の帳簿や倉庫証券、質権取得通知書などという、今となってはとても貴重な史料が今回展示されてます。
といっても、パッと見てもなかなか内容が難しい展示史料の数々で、その役割も今ひとつよく分からない、というのが正直なところでした。
そういえば、確かに小樽には今も古い石造の倉庫がたくさん残ってますが、当時はその倉庫をどのようにして運営して、どうやって儲けていたのか、ということについては、私もよく分かってません。
あ〜、この展示に関連して、ギャラリートークが数回行われていたんですよね(もう終了してます)。
当時は倉庫でどのように商売をしていたのかを知るためにも、聞きに行けばよかった…
ということで、小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「倉庫のハテナ・プロローグ」についてでしたが、もうすぐ開催期間が終了するので、小樽に残る倉庫について興味のある方は、行ってみてはいかがでしょうか。
※小樽市総合博物館運河館の開館時間は、午前9時30分〜午後5時まで。
運河館は基本無休です。
※運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円で、中学生以下無料で、その他の施設との共通入館料や、団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「小樽市 :小樽市総合博物館」で確認してください。
※参考サイト
・倉庫のハテナ?史料でひもとく 博物館のトピック展 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
・小樽・博物館で「倉庫のハテナ」展 貴重な資料で倉庫を解説 - 小樽経済新聞
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