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2017年6月

2017年6月30日 (金)

建物についてあまり紹介されることのない堺町通りの歴史的建造物「旧広海二三郎商店(現 おたる瑠璃工房)」

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観光客でいつも賑わっている堺町通りには、石造の古い建物を活用した店舗がたくさんあり、中には小樽市の歴史的建造物に指定されていて、あちこちで紹介されている建物も多いんですよね。

ただ、こちらの堺町通りの中ほどにある石造の建物は、見るからに歴史がありそうな割には、あまり建物の紹介をされることがないかもしれません。

旧広海二三郎商店(現 おたる瑠璃工房)

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古く趣ある石造の建物に、お店の青い看板が印象的なこの建物は、現在はアクセサリー専門店の「おたる瑠璃工房」の店舗で、かつては旧広海二三郎商店の事務所として、明治44年(1911年)以前に建てられたものです(正確な建設年は分からないようです)。

という私も、最近までこの建物のことはよく知らなかったのですが、小樽市の歴史的建造物には指定されてないものの、外観を見ての通りになかなか歴史のある建物なんですね(参考資料は文末に)。

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広海二三郎といえば、石川県加賀市瀬越町出身の北前船主で、小樽の発展に大きく寄与した商人ですが、北運河の端に建つ旧広海倉庫でその名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

また、住吉神社の大鳥居を、同じく北前船主の大家七平とともに明治32年(1899年)に寄進したことでも知られています。

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現在のおたる瑠璃工房の建物が、旧広海二三郎商店という歴史的背景がある建物だったというのは最近知ったわけですが、もうちょっとあちこちで紹介されていてもいいと思うのですが、なんであまり見かけないんだろう…


※参考にさせていただいたのは、こちらです。
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編
・小樽チャンネルMagazine Vol.17(「二、北前船主がつくった石造倉庫」より)

※小樽チャンネルMagazineは、小樽チャンネルのサイト内でも掲載されてます。
小樽チャンネルマガジン | 小樽チャンネル

【関連記事】
北運河の端に続く歴史的建造物の3つの石造倉庫、旧増田倉庫・旧広海倉庫・旧右近倉庫
旧大家倉庫
住吉神社 前編:大鳥居から参道


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2017年6月28日 (水)

小樽市民会館近くの小樽公園弓道場の下に小さな広場がありました

今回は、最近知ったある広場の様子なんですが、小樽市民会館の前の道路を小樽市役所側に下りて行くと、左手に小樽公園弓道場があります。

※写真は5月のツツジの時期の撮影なのでご了承を。

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(奥に小樽公園弓道場)
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この小樽公園弓道場の入り口横に、斜め下に入って行くことのできる道があるんです。

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ここを入って行くと、その先がちょっとした広場になっているんですよね。

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実は最近まで、ここにこんな広場があるとは知りませんでした。

(すぐ上が弓道場です)
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地面も綺麗に草刈りされていて、水飲み場もあって、ベンチもあってと、小さな1つの公園ですね。
とても綺麗に整備されています。

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ここの小さな公園に名前があるのかは分からないのですが、どうやら敷地的には、ここも小樽公園内に位置するのかな?

広場の今入ってきた側と反対側にも小さな小道があって、周囲は木々が立ち並んでいて、この時はツツジが綺麗に咲いていたのですが、その中を抜けると、小樽図書館のすぐ上に出ます。

(道路の向こうは市役所)
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こちらからは、右手奥にこのような広場があるとは気づかないんですが、ちょっとした休憩にいい場所ですね。

ということで、このすぐ近くはこれまでもよく通っていたのですが、こんなところにこんな広場があるとは知りませんでした。


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2017年6月27日 (火)

閉鎖後解体が進む入船市場と閉鎖前の入船市場内の様子

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この春で残念ながら閉鎖してしまった入船市場は、すでに解体が始まっていて、その様子はこのブログでも取り上げましたが(記事はこちら:閉鎖した入船市場の解体!?工事が始まってます)、先日、近くを通ったら、解体がさらに進んでいて、側面には大きな穴が空いてました。

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なんだか、やっぱり寂しいですね。

入船市場が正式に何日をもって閉鎖したのかは分からないのですが、当初は2017年3月末の見通しで、それが4月上旬までは営業を続けるということになり、最終的にはもうちょっと営業が続いたようです。

近年は店舗が減っていて、閉鎖直前には7店舗まで減ってしまっていたんですよね。

入船市場も市内の他の市場同様に、かなり古くからあった市場で、最盛期には30を超える店舗が入っていたとのことなので、その賑わいが懐かしいという方も多いでしょうね。

現在、解体が進んでいるこの建物は1978年に完成したものだそうですが、耐震化の問題や、設備などの老朽化も進んでいて、安全性という面からも閉鎖に至ったようです。

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実は、入船市場の閉鎖前に撮った店内の写真があったので、入船市場の思い出として掲載しておこうと思います。


入船市場の閉鎖前の店内の様子

すでに空きスペースばかりで、寂しい状況だったんですよね。
(撮影は2017年3月30日)
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人気の惣菜屋の酒田商店、そして植木青果店と植木生花店の3店舗は、稲穂町の中央市場に移転して営業しています。

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最後に入っていたその他の店舗は、六條青果店、相内鮮魚店、浅利鮮魚店、そして千葉商店(千葉塩乾魚店)の4店舗です。

正面にあった亀山精肉店は、2016年9月に南樽市場に移転してます。
(この写真は2016年12月撮影)
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ということで、閉鎖後解体が進んでいる入船市場の様子と、写真が残っていた閉鎖前の市場内の様子でした。

入船市場が閉鎖したこと自体はもちろんですが、その閉鎖があまり話題になっていない(ニュース等であまり見かけない)というのも、なんだか寂しいです。

【関連記事】
閉鎖した入船市場の解体!?工事が始まってます
ニュースより/閉鎖が予定されている入船市場は4月上旬まで営業。3店舗が中央市場に移転し4店舗は廃業に
ニュースより/なんと!入船市場が2017年3月末に閉鎖される見通し

中央市場に閉鎖した入船市場から人気の惣菜屋・酒田商店(そうざいのさかた)が移転オープンしてます
入船市場の「亀山精肉店」が9月中旬に南樽市場に移転オープンするって!?


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2017年6月26日 (月)

入船2丁目にある児童公園No.34「かえで公園」(旧入船市場のすぐ裏)

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小樽市内には、あちこちに大小様々な公園がありますが、その中でも小さな児童公園(街区公園)は数もたくさんあって、それぞれにナンバーがふられているんですよね。

ということで、一応続いている小樽の公園シリーズ、今回の児童公園は、入船2丁目にある、No.34のこちらの公園です。

児童公園No.34「かえで公園」

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このかえで公園は、入船町のバス通りからだと、入船十字街のちょっと山寄りにある病院、南樽整形さいとうのところの小路を入っていくとある、小さな公園です。

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(真っ直ぐ行くと入船十字街)

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この春で残念ながら閉鎖してしまった、入船市場の裏手に位置してます。

(写真の後ろに解体中の入船市場が写っています)
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この日は天気が悪くて、時折雨も降っていたせいか、子供たちの姿は見られませんでしたが、大きな道路からは奥まったところにあるので、子供たちが遊ぶのにはいいかもしれませんね。

(旧入船市場横の駐車場側から見たところ)
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今回の「かえで公園」は児童公園No.34でしたが、小樽市HP内に公園一覧表があります。
小樽市 :都市計画施設(公園一覧表)

それによると、児童公園(街区公園)はNo.65まであるようなので、まだまだ先は長いです。
なんたって、このブログで登場する児童公園は、これで6つ目ですから(笑)

積極的に公園を回っているわけではないので、次がいつになるか分かりませんが、またどこかの公園を訪れたら紹介したいと思います。

【関連記事】
※過去の児童公園の記事です。
新光町にある児童公園No.8「ながら公園」
旧手宮線の遊歩道沿いにある児童公園No.9「ひまわり公園」
石山町の住宅街にある児童公園No.30「いしやま公園」
商大に向かう地獄坂の途中にある児童公園No.37「みどり公園」
松ヶ枝町の児童公園No.57「かっこう公園」

※入船市場解体の記事。
閉鎖した入船市場の解体!?工事が始まってます


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かつない臨海公園〜勝納大橋を渡って勝納ふ頭の根元にあるちょっと行きにくいけど眺めのいい公園

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小樽運河の一本海側の道路を築港方面に向かうと、中央ふ頭と勝納ふ頭をつなぐ赤色が印象的な「勝納大橋」があるのですが、この橋を渡ってすぐ左に公園があります。

今回は、この勝納ふ頭の根元の部分にある「かつない臨海公園」の様子です。

(中央ふ頭側から勝納大橋を渡ると左にかつない臨海公園)
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※写真は5月22日とちょっと前の撮影なのでご了承を。
※勝納臨海公園という漢字表記もありますが、表示に“かつない”とひらがなで書かれていたので、当ブログでは「かつない臨海公園」と表記してます。

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公園の駐車場はすぐ横にありますが、実はここはそれほど人が集まる公園ではないかもしれません。

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公園前の道路はかなり車の通りが多く、トラックなども多いので、歩道を歩くのは結構怖いですし、そもそも周囲に散策するようなスポットはないので、となると、やっぱりこの公園を利用する人は少ないのかな。

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入り口から公園に入ると、正面にはステージがあるんですよね。

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小樽も魅力を地元目線で発信するサイト「おたるくらし」で、この公園に関する投稿があったのですが(投稿はこちら:勝納臨海公園 | ここかしこが慕わしいまち)、どうやら元々は野外音楽ステージとして作られたものだそうですよ。

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その手前には芝生があって、そこが観客席になるのでしょうね。

で、後ろには港が広がり、ロケーションとしてはなかなかいい雰囲気ではあるのですが、実際は1回だけ音楽ライブが行われたことはあったらしいのですが、騒音の問題もあったようで、その後はイベントは開催されてないようです。

(ステージを海側から見たところ)
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ステージは船をイメージしてか、両側には錨のモニュメントがありますね。

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その横には、けい船標留描(アンカー)なるものが設置されてますが、残念ながら、手前の説明書きは、何が書かれているか読み取ることができない状態でした…

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海側には、小樽みなとライオンズクラブ20周年記念の碑も設置されてました。

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港を見ると、右手には勝納ふ頭のフェリーターミナルがあるのですが、この日は新日本海フェリーに加えてクルーズ客船のコスタ・ビクトリアも寄港していました。

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いや〜、眺めはいいんですけどね〜


ちなみに、このかつない臨海公園入り口の道路を挟んで反対側には、勝納川から続いている第二期運河の様子を見ることができるんですが、そこに短い散策路があるんですよね。

(前の道路。右が公園で左に短い散策路)
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(第二期運河の様子)
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(散策路。左に第二期運河)
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そこを歩いて行くと、勝納大橋の下まで行くことができます。

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橋の真下。
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で、ここには橋の下を通る小さなトンネルがあって、ここをくぐるとかつない臨海公園内に入ることができるんですね。

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こんな通路があるとは知りませんでした。

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上の写真右の階段は、勝納大橋の途中から公園内に下りることのできる階段ですね。

こちらが勝納大橋から、その階段を見たところ。
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ということで、今回は港にあるかつない臨海公園についてでしたが、昭和55年に完成したというこの公園、眺めはとてもいいのですが、あまり利用されてないようで、ちょっともったいないですね。

※参考サイト:小樽市 :小樽港要覧 小樽港湾施設

【関連記事】
中央ふ頭と勝納ふ頭をつなぐ赤色が印象的な「勝納大橋」の風景
小樽港に同日に寄港したクルーズ客船「コスタ・ビクトリア」(勝納ふ頭)と「ブレーメン」(第3号ふ頭)。さらには新日本海フェリーまで停泊中


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2017年6月25日 (日)

中央ふ頭と勝納ふ頭をつなぐ赤色が印象的な「勝納大橋」の風景

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小樽の高台にある水天宮は、境内から見渡すことのできる小樽港の眺めがとてもいいのですが、港の右側に赤色が印象的な橋が見えます。

フェリーターミナルのある方向なんですが、ここですね。

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この橋は、中央ふ頭と勝納ふ頭を結ぶ「勝納大橋」です。

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ということで、今回はその橋「勝納大橋」の風景です。

※写真は主に5月22日とちょっと前の撮影なのでご了承を。

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この勝納大橋の北側は、中央ふ頭の根元の部分になるのですが、そのまま運河方面に進むと、運河の一本海側を走る道路に続いていて、勝納大橋を渡ると勝納ふ頭になり、そのまま進むとウイングベイ小樽に続いてます。

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車の通りはかなり多いです。

ここ勝納大橋の下はほとんど流れがないのですが、ここは勝納川から続く第二期運河の河口になります。

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ここを遡ると勝納川に続いているのですが、勝納川に架かる臨港線の勝納橋から先で第二期運河に入り、その流れが小樽港へと注ぐ場所にこの勝納大橋が架かっているということですね。

勝納大橋の山側には、静かな第二期運河の様子を見ることができます。

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橋を渡った左手にあるのは、かつない臨海公園ですね。

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(かつない臨海公園から見た勝納大橋)
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下の写真は橋の上から山側を見たところですが、中央の丘が水天宮です。

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冒頭の写真は、あそこからこちら方面を見た風景ということですね。

ちなみに、この勝納大橋周辺の岸壁は、冬の雪捨て場になっていて、ショベルカーによる海中で雪を融かす作業が見られる場所でもありますね(その様子はこちらの記事をどうぞ:中央ふ頭の雪捨て場に雪山はありませんでしたが、ショベルカーによる融雪作業は続けられてます

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ということで、今回は中央ふ頭と勝納ふ頭をつなぐ、赤色が印象的な「勝納大橋」の風景でした。

【関連記事】
小樽の勝納川散歩〜勝納川に架かる橋を巡る【まとめ記事】
勝納川は第二期運河へ


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2017年6月24日 (土)

龍宮神社例大祭の神輿渡御の様子【動画あり】(2017年度)

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龍宮神社例大祭が、今年も6月20日(火)〜22日(木)の3日間の日程で開催されました。

途中、雨に降られることもあって、ちょっと残念でしたが、それでもお祭りを楽しみにしていた市民らがだくさん繰り出して、露店が並ぶ梁川通りなどはとても賑わったようです。

私も2日目の21日に出かけて、その様子はブログでも紹介しましたが(記事はこちら:龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度))、実はこの日はお神輿が出ていたんです。

実はこれまで、龍宮神社神輿渡御はタイミングが合わなくて見たことがなかったのですが、今年は見ることができました。

神輿の担ぎ手は、地元の小樽龍祭会をはじめ道内各地から集まっているそうです。

ということで、以下は神輿渡御の様子です。


龍宮神社例大祭の神輿渡御の様子

市内の中心部を練り歩くというルートは知らないのですが、見に行った6時半頃には都通りの方で威勢のいい掛け声が響いてました。

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そして梁川通りで。
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途中、休憩をはさみ境内に向かい、宮入は午後8時30分でした。

(境内への階段を上っていく神輿)
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この時も雨がやや降っていたのですが、境内は熱気に包まれてましたよ。

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見ているこちらも、なんだか身体が動いてきます。

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いや〜、境内には人がいっぱいいて、神輿も近くてすごい迫力でした。

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【動画】龍宮神社例大祭の神輿宮入り

動画も少し撮ってきたので、掲載しますね。
雰囲気が伝わると嬉しいです。


おわりに

龍宮神社のお祭りは、先日開催された水天宮、そして7月の住吉神社のお祭りとともに、市民にとても親しまれていて、小樽の三大祭りと呼ばれたりもします。

確かに、露店が並ぶ通りの賑わいはもちろん、神輿の迫力は素晴らしかったです。

いや〜、お祭り、いいですね。

※小樽の主なお祭り(例大祭)の日程は、小樽市のHPに記載されてますので、参考にどうぞ。
小樽市 :お祭り日程

※参考ニュース:龍宮神社例大祭!露店110店並ぶ (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

【関連記事】
ニュースより/龍宮神社に榎本武揚が作った隕石でできた「流星刀」が奉納!(一般公開はされてません。追記:写真追加しました)
小樽ゆかりの榎本武揚〜龍宮神社と梁川通りとあやかり武揚さん

※今年の主なお祭りの記事です。
龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)
水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)


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2017年6月23日 (金)

ニュースより/龍宮神社に榎本武揚が作った隕石でできた「流星刀」が奉納!(一般公開はされてません。追記:写真追加しました)

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※写真提供:小樽チャンネル


龍宮神社では、今年も6月20日(火)〜22日(木)の3日間の日程で例大祭が行われました。

このブログでも、2日目の様子をお届けしましたが(お祭りの様子はこちら:龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度))、このタイミングで龍宮神社に関しての興味深いニュースがありましたね。

それは、龍宮神社は幕末・明治に活躍し、小樽の発展に深い関わりのある榎本武揚が建立したことでも知られていますが、その榎本武揚がなんと隕石から作らせたという刀剣「流星刀」が、龍宮神社に奉納されたというニュースです。

あっ、先に断っておきますが、私は現物を見てないので、残念ながら写真もありません…小樽チャンネルさんから冒頭の写真を提供していただきました。ありがとうございます。(2017.6.23追記)

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2017年6月22日付 北海道新聞小樽・後志欄に掲載されていましたが、榎本家に代々伝わってきたこの「流星刀」を、榎本武揚のひ孫の榎本隆充さん(82)が龍宮神社に寄贈されたとこのことで、龍宮神社の例大祭に合わせて20日(宵宮祭)に奉納式が行われ、榎本隆充さんも参列されたそうです。

この「流星刀」について新聞記事によると(引用はどうしんウェブより)…

「流星刀」は富山県で見つかった隕石「白萩隕鉄(いんてつ)」を武揚が買い取り、刀工に頼んで1898年(明治31年)に長刀(ちょうとう)2本、短刀3本の計5本制作した。今回寄贈されたのは短刀で刃渡り約19センチ。
隕石でできた流星刀 小樽・龍宮神社に奉納 榎本武揚が制作 | どうしんウェブ/電子版(道央)

ということで、5本のうちの長刀は天皇家と東京農大に寄贈されていて、短刀は1本は戦時中に行方不明になり、今回寄贈されたもの以外に、富山市科学博物館付属富山市天文台に1本寄贈されているそうです。

なんとも興味深いですよね。なんたって隕石から作った刀剣ですからね。
小樽の龍宮神社を保管場所に選んでいただき、なんだか嬉しいですね。

ただ、残念ながら展示方法などは決まってなくて、今のところ公開の予定もないようなんです。

う〜ん、このような貴重で珍しい逸品ですから、せっかくなので観賞できるといいのですが。

※龍宮神社のサイトはこちら:龍宮神社

残念ながら当ブログは写真を持ってないので、現物写真を見たい方は、様々な小樽情報を発信する小樽チャンネルのサイトでも紹介されてますので、そちらもそうぞ。
龍宮神社例大祭 | 小樽チャンネル

《追記 2017.6.23》
その小樽チャンネルさんから写真を提供していただきました。
貴重ですよね。どうもありがとうございます。

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【関連記事】
小樽ゆかりの榎本武揚〜龍宮神社と梁川通りとあやかり武揚さん
・・龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)


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2017年6月22日 (木)

龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)

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6月に入ってから、小樽はお祭りの季節真っ盛りで、毎週市内のどこかでお祭りが行われていますが、小樽市民にはお馴染みの龍宮神社のお祭り(例大祭)が、今年も6月20日(火)〜22日(木)の3日間の日程で開催されてます。

稲穂町にある龍宮神社のお祭りは、神社から海へと向かう竜宮通りにも露店は並ぶのですが、そこを下りていって交差する梁川通りにずらりと露店が並ぶんですよね。

(梁川通りの中央通り側)
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昭和の香りを残すここ梁川通りは、普段は比較的落ち着いた商店街ですが、この時ばかりは活気にあふれます。

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龍宮神社のお祭りは、先日の水天宮のお祭りと、7月の住吉神社のお祭りとともに、小樽の三大祭りと呼ばれたりもするくらい、市民には馴染み深いお祭りです。

ちなみに龍宮神社へは、国道5号線沿いに大きな鳥居があって、そこから坂道を上って境内に向かうのですが、その境内や社殿は階段の上なので、下からは見えません。

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この階段を上ると、堂々とした社殿が姿を見せます。

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(階段の上から振り返って見たところ)
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で、社殿です。
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ここ龍宮神社は、幕末・明治に活躍し、ここ稲穂町一帯の土地を所有していた榎本武揚(えのもと たけあき)が建立したことでも知られる神社で、露店が並んでいた梁川通りは、榎本武揚の雅号の梁川(りょうせん)を訓読みにしたのが、名前の由来となってます。

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龍宮神社のお祭りは22日(木)までです。

初日はいい天気でしたが、見に行った2日目(21日)は夕方からちょっと怪しい雲行きになってしまい、夜からは雨に変わってしまいました。

それでも、雨にもかかわらずたくさんの人出で、お祭りはとても賑わってました。

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最終日の22日も天気予報では雨なのですが、なんとか止んでくれるといいですね。

※小樽の三大祭りで、残る住吉神社のお祭りの日程は、7月14日(金)〜16日(日)です。

※小樽の主なお祭り(例大祭)の日程は、小樽市のHPに記載されてますので、参考にどうぞ。
小樽市 :お祭り日程


【関連記事】
※今年の水天宮のお祭りの記事です。
水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)

※昨年の龍宮神社のお祭りの記事です。
龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です

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※龍宮神社・梁川通り関連の主な記事です。
龍宮神社の巨大なしめ縄が新調されてます
冬のちょっとした風景〜雪の龍宮神社とそのすぐ近くを通り過ぎる列車の様子
小樽ゆかりの榎本武揚〜龍宮神社と梁川通りとあやかり武揚さん
梁川商店街を紹介する「小樽梁川通り」公式ガイドブックはしっかり読みたい充実の内容です


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2017年6月20日 (火)

花園公園通り側から水天宮へ向かう時に上る急な階段〜上ったら振り返らずにはいられない【階段のある風景】

坂の街・小樽は、とにかくあちこちに坂があって、それがまた小樽らしい風景を作り出していたりもします。

このブログでも、時々気になる坂道を紹介することがありますが、坂があって高低差が多いということは、小樽には気になる“階段”も多いんですよね。

ということで、そんな久しぶりの「階段のある風景」シリーズ、今回は水天宮へ向かう時に上る、こちらの階段です。

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※写真の撮影時期がまちまちなのでご了承を。

この階段は、これまでも時々ブログに登場はしていて、高台にある水天宮へは、花園公園通り側から花園橋を渡って、鳥居をくぐって向かう方が多いと思いますが、水天宮を前にして、この急な階段を上らないといけないんですよね。

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これが結構急で、上るのも下るのもなかなか大変で、高齢者にとってはかなりしんどいですね。

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(こういう階段には、手すりは必要ですね)
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おじさんも一気には上れません(汗)

ただ、この階段を上りきって、振り返って見る風景が、とてもいい眺めなんですよね。

それが、こちら(撮影は4月です)。
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こちらの写真は、撮影時期が4月とちょっと前のものなのですが、鳥居の先から小樽公園まで続く花園公園通りの様子を眺めることができます。

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水天宮にこの階段から向かう時に、この急な階段を上ったら、振り返ってこの風景を見ずにはいられません。

ちなみに、今年の水天宮のお祭りはすでに終わっていますが、お祭りの時には、この階段に提灯が並びます。

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※今年の水天宮のお祭りの記事はこちら。
水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)

昨年(2016年)の撮影なんですが、こんな写真もありました。

Otaru_20160615_152514

なんか、いい感じですね。

Otaru_20160615_151452


そうそう、冬になるとこの階段は更に大変で、除雪されていても階段は滑りますし、雪の降った翌日とかは、もう階段も無くなってしまうんですよね。
(こんな感じに)
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なかなか冬に水天宮に行く人は、少ないでしょうけどね。

ということで、今回の階段のある風景は、花園公園通り側から水天宮に向かう時に上る階段の風景でしたが、高台にある水天宮に向かうには、この他に、海側から境内に上る外人坂や、入船町側から上ってくる長い急坂もあり、そちらも途中に階段があって、なかなか趣ある風景を見せてくれています。

そちらは、小樽の坂として、こちらの記事で紹介しているのでどうぞ。
水天宮から外人坂を下る
水天宮に入船町側から上る長く急な坂道〜最近はこの坂もちょっと知られてきたかも

【関連記事】
※階段についての記事は、カテゴリー小樽の階段のある風景で。
※坂道についての記事は、カテゴリー「小樽の坂」で。
※水天宮関連の記事は、カテゴリー「水天宮」で。

※階段の途中には、小樽市指定歴史的建造物の小樽聖公会が建っています。
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2017年6月19日 (月)

水天宮にある3つの碑〜石川啄木歌碑・河邨文一郎詩碑・三ツ谷謡村句碑

小樽の水天宮といえば、本殿、拝殿が小樽市指定歴史的建造物で、境内から眺める小樽港の景色もなかなか素敵なスポットで、私も時々訪れています。

その水天宮の境内には碑が3つ(歌碑、詩碑、句碑)建っているんですが、ご存知ですか?(って、私も最近知った碑があるんですけどね…)

※写真の撮影時期がまちまちなのでご了承を。

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石川啄木の歌碑

まず、よく知られているのが、境内に入ってすぐ右奥の海側に建つ、石川啄木の歌碑です。

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小樽市内には、石川啄木の歌碑が3カ所に建てられているんですが、これは1980年(昭和55年)に市内で2番目の石川啄木の歌碑として建立されたものです、

最初は別の隅の方に建てられていたそうですが、2005年(平成17年)に現在の位置に移設したそうです。

かなしきは/小樽の町よ/歌ふこと/なき人人の/声の荒さよ

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石川啄木が小樽にいたのは、若い時の4ヶ月足らずなのですが、小樽ゆかりの歌人として知られていますね。

ちなみに、石川啄木の歌碑として最初に建てられたのが小樽公園内のもので、3番目は小樽駅前広場から三角市場への階段を上ったすぐ左側に建っています。

※以前のこちらの記事もそどうぞ。
小樽市内3カ所に建てられている石川啄木の歌碑


河邨文一郎の詩碑

境内入って左に建つ、丸い鉄製に横長の長方形の鏡のようなピカピカな面を持つ印象的なオブジェは、小樽市出身の整形外科医で、詩人としても知られた、河邨(かわむら)文一郎の詩碑です。

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鉄板、鉄柱を組み合わせた碑の造形は小樽を拠点に活動を続けた版画家・一原有徳で、書は日本を代表する書家・中野北溟によるもので、1993年(平成5年)年に建立されたものです。

碑文は河邨文一郎の詩「山上の旗」のものだそうです。

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私は河邨文一郎という方については、恥ずかしながら最近まで知らなかったのですが、先日まで生誕100年記念展が小樽文学館で開催されていて、1972年に開催された札幌オリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」の作詞者としても知られる方です。

※以前のこちらの記事もそどうぞ。
詩人・河邨文一郎と水天宮の詩碑/小樽文学館で特別展「生誕100年 詩人・河邨文一郎展」開催中(6/11まで)


三ツ谷謡村の句碑

そして、境内に入ってすぐ右にも碑が建っています(石川啄木歌碑の手前)。

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大きな石を用いて、その中の盤面に碑文が書かれていますが、これは三ツ谷謡村(みつやようそん)の句碑とのことです。

柳絮(りゅうじょ)とび/我が街に/夏/来たりけり

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すいません、三ツ谷謡村という方については、全く知らなかったので、ちょっと調べて見たところ、小樽商工会議所ホームページ内の観光関連情報ページ内に記載があったので、引用させていただきます。

謡村は本名弘郷(ひろさと)。勇払郡に生まれ、札幌北海中学校を卒業後、早稲田大学等に学ぶ。病気のため大学を中退し帰道後小樽市に移住。この頃から俳句を手掛け、1933(昭和8)年に「ホトトギス」に初入選。1938(昭和13)年の小樽玉藻句会を設立、また北海俳句会(後の小樽ホトトギス会)の主宰を引き継いだ。戦後まもなく結成された小樽俳句連盟の理事に就任。また同年から俳誌「緋蕪」(ひかぶ)の編集、発行の任にあたり、昭和27年からは自ら選者となった。1974(昭和49)年には小樽市教育文化功労賞を受賞。また小樽市文化団体協議会会長を長年務めた。
22 三ツ谷謡村句碑

ということで、この句碑は1977(昭和52)年9月25日に建立されたものです。

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水天宮にこの碑が建っているのを知っていても、この碑がどなたのものかというのは、知らない人が多いかもしれませんね。というか、すいません、私が知らなかったので、今回調べてみました。

※参考サイト:小樽ジャーナル(三ツ谷謡村句碑)


おわりに

ということで、水天宮にある3つの碑、石川啄木歌碑・河邨文一郎詩碑・三ツ谷謡村句碑についてでした。

今回は三ツ谷謡村という方のことを知らなくて、調べてたのですが、普段何気なく見ている碑でも、まだまだ誰のものなのか、知らないことも多いですね。

また、どこかに知らない碑があったら、調べてみようと思います。


【おまけ】
ところで、水天宮の境内に入ると、すぐ左手に塔が建ってます。

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これも以前からなんだろうと思っていたのですが、近づいて見ると、看板が掲げられていて、これは「慈愛の塔」というそうです。

看板の内容を引用させていただくと…

昭和31年6月市内の婦人団体の方々が、戦後増加の一途をたどった青少年非行を憂い、あたたかい愛のよびかけをする願いをこめ同年8月16日この塔を完成しました。
その後、小樽地区保護司会が第20回社会を明るくする運動を記念して「慈愛のともしび」を昭和45年7月25日に設置しました。ともに小樽で育った若人達の思い出として、また小樽市のシンボルとして多くの市民に親しまれています。
小樽市

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ということで、この塔についても、これまで何気に見上げていたのですが、今回、その名前を初めて知りました。


【関連記事】
小樽市内3カ所に建てられている石川啄木の歌碑
詩人・河邨文一郎と水天宮の詩碑/小樽文学館で特別展「生誕100年 詩人・河邨文一郎展」開催中(6/11まで)

※水天宮についての記事は、カテゴリー水天宮で。
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2017年6月18日 (日)

クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が出港するのが見えたので追いかけて水天宮に行ったけど間に合わなかった

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今年もたくさんのクルーズ客船が小樽港に寄港してますが、6月17日(土)には中でも特に巨大で豪華なクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」勝納ふ頭に寄港してました。

といっても、私はこの日にダイヤモンド・プリンセスが寄港しているというのは全然知らなくて、実は、たまたまふと港の方を見た時に、巨大な船体が勝納ふ頭に停泊しているのが見えたんですよね。

そう、小樽って坂の街なので、街のあちこちから港が見えて、大きな船が泊まっているとすぐに分かるんですよね。

で、夕方にでも勝納ふ頭に見に行ってみようと思っていたのですが、午後2時くらいにボ〜ッと汽笛の音が聞こえたんです。

あれ?っと思って港をみると、ダイヤモンド・プリンセスが動き出しているではないですか。

クルーズ船の入出港時刻を小樽市HP内の「小樽市 :2017年 小樽港クルーズ客船寄港予定」で確認したところ、夕方から夜にかけての出航が多いクルーズ客船ですが、この日のダイヤモンド・プリンセスは、なんと午後2時出港とのこと。

え〜っと思い、せめてその出港の様子をどこか高いところから見てみようと、慌てて行ってみたのが小樽公園の見晴台。

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あ〜、ダメだ、正面の丘に隠れている。

少したって出てきたんだけど、ちょっと小さい…

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そうだ、正面の丘は水天宮の高台ですが、あそこに行けばいいんだ。と、そこから急遽水天宮へ。

で、水天宮の境内に入って、外人坂の上から見てみたんだけど…

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あ〜、間に合わなかった。

すでにダイヤモンド・プリンセスは外海を航行中で、小さな姿に…

(動き出したら早いんですよね)
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う〜ん、最初から水天宮に来ればよかった。残念…

ということで、昼間の天気の良い日に、巨大なクルーズ客船が小樽港内を航行してる姿はなかなか見られないかと思って慌てて追いかけたんですが、やっぱり、計画的に行動しないとダメですね。

けど、この日はとても天気が良くて、高台から眺める小樽港の風景は、とても綺麗だったので、良しとします(笑)

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【おまけ】
坂の街の小樽は、あちこちから小樽港を眺めることができるのですが、小樽公園の近くの天上寺の横から上って行く坂道は、坂の向こうに小樽港が覗けるんですよね。

で、この日、ここも通ってみたんですが…

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見えました〜!

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ちょっと違和感があるくらいの迫力ですね。


※クルーズ客船はまだまだ小樽港にやってきます。小樽港へのクルーズ客船の寄港日時や停泊ふ頭は、小樽市HPに詳しく掲載さいれています。
小樽市 :2017年 小樽港クルーズ客船寄港予定

【関連記事】
小樽港に同日に寄港したクルーズ客船「コスタ・ビクトリア」(勝納ふ頭)と「ブレーメン」(第3号ふ頭)。さらには新日本海フェリーまで停泊中
豪華で巨大な姿に圧倒されるクルーズ客船「ダイアモンド・プリンセス」を見に行ってきました


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2017年6月17日 (土)

「ハルカヤマ藝術要塞」は2017年の今年で最後なの!?〜今週末(6月18日)までで行けそうにないのでせめてお知らせ

小樽春香山山麓で、2011年から隔年で開催されている野外美術展「ハルカヤマ藝術要塞」は、4回目となる今年2017年で最後の開催となるそうです。しかも、現在開催中で、期間は今週末(6月18日)までです。

今年で最後とは全然知らなかったのですが、題して「ハルカヤマ藝術要塞2017 ファイナル・カット」です。

私も興味があって、2013年と2015年の2回観賞しに行って、自然の中のアート作品を楽しんだのですが、どうやら今年は行けそうにないんですよね。なので、ここでお知らせだけでもしておきますね。

これまでは開催期間は一ヶ月近くあったのですが、最後となる今年は2017年6月11日(日)~6月18日(日)と一週間に短縮されてるんです。参加作家も前回(2015年)の76人から40人と、展示規模を縮小しての開催なんですね。

ハルカヤマ芸術要塞が今年で最後というのは、2017年6月14日付北海道新聞朝刊文化欄にも掲載されていたのですが、なかなか山の整備など、体力面、運営面が大変で、モチベーションを維持するのが厳しくなったそうです。

ということで、「ハルカヤマ藝術要塞2017 ファイナル・カット」は6月18日(日)まで。
開場時間は午前10時〜午後5時(入場は午後4時まで)で、入場は無料です。

場所は国道5号線沿いで、小樽側から行くと張碓神社をちょっと過ぎたところで、スノークルーズ・オーンズスキー場入口の手前です。

新聞記事で紹介されていたのですが、新たな動きとして、今年8月に胆振管内むかわ町穂別地区で野外展「ポンペツ藝術要塞」が開催されるそうで、これは恐竜をテーマとしたイベントの一環として開かれるものだそうですが、ハルカヤマ実行委が全面協力しているそうですよ。

ハルカヤマ藝術要塞は本当に自然の中での展示で、雨が降ると足元がぬかるむので長靴が必要ですし、蚊などの虫も飛んでるので虫よけスプレーを持ってきて、なんてことも言われる美術展なんですが、野外での展示は珍しくて、なかなか興味深かったので、終わってしまうのはちょっと残念です。

※Facebookページはこちら:ハルカヤマ藝術要塞2017 ファイナル・カット  Harukayama Art Fort 2017 FINAL CUT - ホーム

※参考サイト:「ハルカヤマ藝術要塞2017 ファイナル・カット」開催中 | 小樽観光協会公式WEB | 小樽の観光情報は「おたるぽーたる」

【関連記事】
※見に行った2013年と2015年の様子はこちら。
小樽の春香山山麓の自然を会場とした「ハルカヤマ芸術要塞2015」に行ってきました
小樽春香山山麓での野外美術展「ハルカヤマ芸術要塞2013」に行ってきました


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2017年6月16日 (金)

水天宮社殿の左奥にある稲荷神社についての由緒の案内板が設置されてました

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小樽の市街地の高台にある水天宮は、本殿、拝殿が小樽市指定歴史的建造物で、境内はとても静かで落ち着いた雰囲気が漂い、境内から見る小樽港を見渡す景色もとてもよくて、なかなか素敵な場所なんですよね。

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ところで、その水天宮の社殿の左奥には、以前から気になっていたのですが、稲荷神社が建っているんです。

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実は水天宮のお祭りが、6月14日(水)〜16日(金)の3日間の日程で開催されていて、初日に行ってきたのですが、その時にふとそちらを見てみると、手前に何やら案内板が建っていました。
※今年の水天宮のお祭りの様子はこちら:水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)

この案内板は今まではなかったと思うのですが、そこにはこの稲荷神社についての由緒が、水天宮社務所名で記されていました。

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それによると、この稲荷神社は元は明治時代に妙見あたりにあった共立検番と呼ばれた検番内にて祀られていた稲荷神社で(※検番については文末参照)、その後、検番の廃止に伴い、大正14年に有志らによって、現在の水天宮山頂に移遷されたそうです(「水天宮山頂 稲荷社」と記されてます)。

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それ以来、有志らが毎年御祀りされていたものの、時の流れとともに、水天宮神社で預かり、御守りするようになって今日に至っているとのことです。

なるほど、そのような歴史があったのですね。

いつ建てられたのかの記載はありませんでしたが、こうやってその歴史を知るのは、とても興味深くて、勉強になります。

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前から何だかとても気になっていたこの稲荷神社だったのですが、その由緒が少し分かって、とてもスッキリしました。

こういう、そこにある古い建物についての説明書きって、ちょっとしたものでも大切ですよね。


※検番については、次のような説明がありました。

その土地の料理屋・芸者屋・待合(まちあい)の業者が集まってつくる三業組合の事務所の俗称。また、近世、遊里で、芸者を登録させ、客席に出る芸者の取り次ぎや玉代(ぎょくだい)の計算などの事務を扱った所。
検番/見番(ケンバン)とは - コトバンク

【関連記事】
お祭り以外の水天宮についての記事は、カテゴリー「水天宮」にまとめています。


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2017年6月15日 (木)

水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です(2017年度)

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6月に入って、小樽に本格的なお祭りの季節がやってきました。

この時期は、毎週市内のどこかでお祭りが開催されているといった感じで、すでに潮見ヶ岡神社や小樽稲荷神社(てみやまつり)のお祭りなどが開催されました。

小樽のお祭りの中で、水天宮、龍宮神社、住吉神社の例大祭は、小樽の三大祭りと呼ばれたりもするんですが、そのトップを切って水天宮のお祭りが、6月14日(水)〜16日(金)の3日間の日程で開催されてます。

中心街で行われる祭りでもあるので、小樽市民には馴染みの深いお祭りですよね。

ということで、初日の14日(水)の夕方に、ちょっとだけ水天宮のお祭りの様子を見てきました。

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お祭りの露店は、花園公園通りの花園銀座商店街との交差点から並び始め、そこから水天宮に向かって鳥居の先まで続いています。

子供たちもたくさん繰り出していて、すでにお祭りは賑わっていました。

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何だか、やけに射的に子供たちが集まってましたよ。
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鳥居をくぐって水天宮へと向かう途中で露天は途切れるんですが、その賑わいから離れて、急な階段を上って、水天宮の境内に向かいます。

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この急な階段を上ったら、必ず振り返ってこの風景を見るんですよね。

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そして、水天宮の境内です。

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いつもお祭りの際には、この境内はビアガーデンのようになるんですよね。

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そして、社殿の横にはステージも組まれていて、夜になったら楽しでそうです。

水天宮の趣ある現在の社殿は、大正8年(1919年)建築と古く、本殿、拝殿は小樽市指定歴史的建造物です。

境内からは小樽港を見渡すことができて、これがなかなかいい眺めなんですよね。

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こちらは、境内に続く外人坂の上からの眺めです。

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ところで、先ほどの露店の通りを戻って花園銀座商店街に入ると、水天宮のお祭りの期間に合わせて花園銀座商店街では「水天市」というイベントが開催されてます。

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(14日の朝刊にチラシが入ってました)
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この時は、まだちょっと時間が早かったのですが、お祭りの期間に合わせて、14日〜16日の14:00〜22:00を車両通行止めにして、路上ビアガーデンなどが開催されてます。

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路上パフォーマンスも行われていたりして、水天宮のお祭りと合わせて、花園銀座商店街の方も楽しそうですね。

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ということで、水天宮のお祭りの様子でしたが、小樽の三大祭りは水天宮の後、龍宮神社、住吉神社と続きます。日程は次の通りです。
龍宮神社:6月20日(火)〜22日(木)
住吉神社:7月14日(金)〜16日(日)

※小樽の主なお祭り(例大祭)の日程は、小樽市のHPに記載されてますので、参考にどうぞ。
小樽市 :お祭り日程

【関連記事】
※昨年の水天宮のお祭りの記事です。
水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜小樽はお祭りの季節です


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2017年6月14日 (水)

格調高い和風建築が目を引く東雲町の旧光亭(現 罐友倶楽部)の建物は小樽市指定歴史的建造物です

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花園公園通りから水天宮へ向かうと手前で大きな鳥居があるのですが、ここを左に曲がって寿司屋通りに向かって坂道を下りていくと、しばらくすると右手にとても趣があって、なんだか品格さえも感じられる和風の建物が見えてきます。

この建物は、昭和12年(1937年)建築の、東京信濃町の料亭「光亭(こうてい)」の小樽店として建てられた「旧光亭」の建物で、現在は北海製罐が会合等に使う「罐友倶楽部」として活用されています。住所は東雲町になります。

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この建物は、2013年に小樽市指定歴史的建造物に指定されいるんですよね。

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通りを歩いていると、この建物は目を引きますよね。

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(小樽市指定歴史的建造物の案内板)
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建物概要については、小樽市HP内に記載があるので引用させていただきます。

もとは東京信濃町の料亭「光亭」の小樽店として、昭和12年に建てられました。主屋の東側に3つの棟を配置し、中央の棟には「茶室」があります。主屋は入母屋妻入りで、外壁を押縁下見板とした和風の外観が特徴です。2階の大広間には、座敷飾の床、付書院、地袋棚を備え、それと対面して舞台となる檜の板の間が設けられています。市内に残された本格的な数寄屋建築の料亭として貴重な建物です。
小樽市 :旧光亭

ということで、横の通り沿いの塀も趣あります。

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塀沿いを歩いて見てみると、かなり奥行きがあるんですね。

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立派で格調高い建物で、とても趣もありますが、一般公開はしてないんですよね。
一度、建物内を見てみたいですね。

(寿司屋通りからだと妙見川が顔をだす妙見橋から入って行きます)
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【関連記事】
※これまでの旧光亭関連の記事です。建物単独の紹介をしていなかったんですよね。
冬のちょっとした風景〜小樽聖公会・旧寿原邸・旧光亭(現 罐友倶楽部)
第20回(平成25年度)小樽市都市景観賞、及び奨励賞が発表されました
平成25年度「小樽市指定歴史的建造物」に新たに2棟追加〜旧水上歯科医院・旧光亭


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2017年6月13日 (火)

小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「倉庫のハテナ・プロローグ」に行ってきました

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先日、小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「倉庫のハテナ・プロローグ」に行ってきました。

この展示の開催期間は、4月1日(土)〜6月22日(木)までということで、もう期間は終盤ですね。

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場所は運河館の第1展示室中程の一角で、スペース的には壁一面のウインドウに、様々な史料が展示されているという形で、それほど大きなものではないのですが、とても興味深い史料が展示されてました。

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展示内容については、小樽に今も残っている、明治から大正にかけての古い倉庫にスポットをあてたもので、その時期、堺町を中心に営業をしていた三浦倉庫の史料をもとに紹介されてます。

ん?三浦倉庫?聞いたことがないです。

どうやら、この三浦倉庫というのは倉庫の建物は今はもうなくて、倉庫の経営者・三浦喜三郎に関しても、史料とともにまさに研究中のようです。

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その三浦倉庫の帳簿や倉庫証券、質権取得通知書などという、今となってはとても貴重な史料が今回展示されてます。

といっても、パッと見てもなかなか内容が難しい展示史料の数々で、その役割も今ひとつよく分からない、というのが正直なところでした。

そういえば、確かに小樽には今も古い石造の倉庫がたくさん残ってますが、当時はその倉庫をどのようにして運営して、どうやって儲けていたのか、ということについては、私もよく分かってません。

あ〜、この展示に関連して、ギャラリートークが数回行われていたんですよね(もう終了してます)。

当時は倉庫でどのように商売をしていたのかを知るためにも、聞きに行けばよかった…

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ということで、小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「倉庫のハテナ・プロローグ」についてでしたが、もうすぐ開催期間が終了するので、小樽に残る倉庫について興味のある方は、行ってみてはいかがでしょうか。

※小樽市総合博物館運河館の開館時間は、午前9時30分〜午後5時まで。
 運河館は基本無休です。

※運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円で、中学生以下無料で、その他の施設との共通入館料や、団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「小樽市 :小樽市総合博物館」で確認してください。

※参考サイト
倉庫のハテナ?史料でひもとく 博物館のトピック展 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
小樽・博物館で「倉庫のハテナ」展 貴重な資料で倉庫を解説 - 小樽経済新聞


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2017年6月12日 (月)

昨年に移転していた気になる花屋さん、花売業「kusa」の新しい店舗の場所だけ確認してきました(まだ入ってませんが…)

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花売業「kusa」という花屋さんが稲穂町にあって、以前からその名前も店舗もなんだかセンスが良くて可愛くて、数える程しか利用したことはないのですが、近くを通るたびにお店をのぞいていたんです。

以前は静屋通りと都通りの間の静かな通りの一角に、その可愛い店舗があったのですが、いつからが移転していたんですよね。

ちなみに、こちらが以前の店舗です。
(以前の店舗。2016年4月撮影)
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(2017年5月撮影。残っている建物)
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ここから移転してしばらく経っていたようなんですが、移転先の場所がわからなかったので、先日、ちょっと調べて場所だけでもと確認してきました。

移転先の場所は、同じ街中の稲穂町で、場所はちょっと説明しにくいのですが、う〜ん、日銀通りの北洋銀行の下の小路を入っていくのが分かりやすいかも。

その小路を歩いていくと、これまたなんだか素敵な店舗が見えてきました。

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以前もなんですが、周囲は静かでひっそりとした場所にお店を構えてます。

Otaru_20170603_105522

お店のサイトを見ると、2016年11月23日より新店舗で営業しているとのことで、あれ、だいぶ前に移転してたんですね。

今度、ゆっくりのぞいてみようと思います。

※お店のサイトはこちら:小樽 花売業kusa


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2017年6月10日 (土)

午後のひっそりとした祝津漁港の風景

先日、「おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきたのですが、その際にちょっとだけ祝津漁港にも立ち寄ってきました。

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もう午後だったので、漁港はひっそりとしてました。

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祝津漁港は小さな漁港ですが、なんだか漁船のある風景っていですよね。

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祝津漁港は、第1種漁港(その利用範囲が地元の漁業を主とするもの)に分類されるそうで、管理者は北海道なんですね。

祝津漁港といえば、個人的にはホタテ養殖の印象が強いのですが、もちろん、ニシンやカレイ、タコやウニにアワビといった様々な魚介類が獲れるんですよね。

(祝津漁港方面の風景。手前は祝津マリーナ)
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この日は曇り空のあいにくの天気だったのですが、そういえば、過去に撮って未掲載の晴れた日の祝津漁港の写真があったので、一緒に掲載したいと思います。

撮影は2015年6月6日と同年8月25日ですが、この時も行ったのは午後だったので、漁港はひっそりとしてました。

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漁港には小樽港から来る観光船のりば(祝津航路・オタモイ航路)もあって、おたる水族館などを観光する方々も利用してるんですよね。

祝津には水族館のほか、鰊御殿等の歴史的建造物でもあるニシン漁場建築が数棟残っていますし、先日のおたる祝津にしん群来祭りや花火大会などのイベントも開催されていて、とても面白い地域なんですよね。

そして、なんといっても祝津の海は綺麗ですしね。

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今年もまた、天気の良い日を狙って祝津に行きたいです。

※参考
小樽市 :漁港
祝津港付近(祝津たなげ会)

【関連記事】
※以前の記事です。
祝津漁港: 小梅太郎の「小樽日記」


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2017年6月 9日 (金)

祝津の小樽市鰊御殿のすぐ下に建つ碑は、劇作家として活躍した八田尚之文学碑

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道道454号小樽海岸公園線で祝津に入り、道路の端の先に続く高島岬の高台に建つ「小樽市鰊御殿」は、祝津のシンボルのような建物ですよね。

旧田中家住宅とも呼ばれ、北海道指定有形文化財でもある小樽市鰊御殿には、この高台を上っていくのですが、その上る途中にちょっとしたスペースがあって、そこに碑が建っているんです。

(鰊御殿のすぐ下です)
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(この碑です)
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今回は、鰊御殿のすぐ下に建つその碑についてなのですが、これは劇作家・八田尚之(はった なおゆき)の文学碑です。

といいつつすいません、勉強不足で、八田尚之という方のことを知らないので、いつものようにちょっと調べました。

小樽生まれの八田尚之(1905年〜1964年)は、多数の映画のシナリオを書いて活躍し、1954(昭和29)年には劇団手織座を結成し、主宰者、演出家としても活躍して、劇団のために16本の戯曲を執筆したそうです。

この文学碑は、八田尚之の没後2年目の1966年(昭和41年)8月25日に建立されました。

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碑は3面になっていて、右側が肖像のレリーフ。

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中央の碑面には、1962年(昭和37年)に帰樽したおりに作られたという詩「がんぜ」が刻まれています。

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そして、左側には劇作家としての悲願であった「胸底にしまひ忘れた、皆の素朴な魂をゆさぶる芝居をつくりたい」ということばが刻まれているとのことです。

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ということで、祝津の小樽市鰊御殿のすぐ下に建つ、小樽ゆかりの八田尚之文学碑についてでしたが、今まで何気なく見ていた碑も、その人物について知ると、これからこの碑を見る時の気持ちも変わってきますね。

※参考
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編
小樽ジャーナル(八田尚之文学碑)
小樽市 :おたる文学散歩 第17話 文学の中の食べ物
八田尚之 - Wikipedia


【関連記事】
小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)
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(高台から見た祝津の風景。この日はおたる祝津にしん群来祭りが開催してました)
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2017年6月 8日 (木)

祝津の海に波が打ち寄せる風景と祝津の高台の建物があったと思われる空き地

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先日、「おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきたのですが、その日はあいにくの天気で、曇り空で風もちょっと強かったんですよね。

天気の良い日であれば、祝津の海は穏やかで、とてもゆったりとした海の風景を見せてくれるのですが、そこはやはり日本海、風が強いこの日は海も荒れてました。

祝津の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)の建つ高台は高島岬になるのですが、この高台の崖に打ち寄せる波が白いしぶきをあげて、ちょっと怖いくらいでした。

(小樽市鰊御殿の横から崖の下を見たところ)
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(この日の祝津漁港方面を鰊御殿から。前浜ではおたる祝津にしん群来祭り)
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鰊御殿のある高台はおたる水族館側にも道があって、そちらに行って上っていくとちょっと突き出たところがあったので、そこまで行ってみると…

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お〜、怖っ!
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足がすくんでしまいます。

こちらは左手を見たところ。
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先の岩はトド岩ですね。
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やっぱり、海は天候によって、がらりと表情を変えますね。


ちなみに、水族館側まで行くと、実は水族館の海獣公園の様子が丸見えだったりするんですよね(笑)

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で、そちらには何かがあったと思われる空き地があるんです。

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よく見ると、建物があったと思われるコンクリートの土台のようなものがあるんですが、ここにはかつて「江之島ホテル」というホテルがあったとか(さっきの突き出た場所にもコンクリートの人工物があったのですが、関係あるのかな)。

このことは、こちらのブログ記事で知りました。
※参照:祝津・江之島ホテル跡 : ときどきの記 by 小樽の出版社“ウィルダネス”

けど、う〜ん、記憶がないんですよね。

展望場所にしてもいいくらい、眺めのいい場所なので、ホテルからもいい眺めだったでしょうね。


ちなみに、以前、祝津パノラマ展望台からこの鰊御殿方面を見た写真があったのですが、今回の場所はこの辺りです(元の写真は2016年6月5日撮影)。

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【関連記事】
小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)


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都通り商店街の土曜市が今年も開催中!!〜11月中旬までの毎週土曜の11時から

先日の土曜日、用事があって久しぶりに午前中から街中に出かけて、アーケードの都通りを通ったのですが、歩き進んでいくと、何やらすごい人だかりが…

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(2017年6月3日撮影)

これは都通り商店街でお馴染み、後志管内の農家が育てた、無農薬野菜や加工品などを販売する「都通り商店街 土曜市」でした。

今年は5月6日(土)から始まっているこの土曜市は、毎週土曜日の11:00から始まり、売り切れ次第閉店で、11月の中旬まで毎週開かれます。

主催は「しりべしなんでも百姓くらぶ」と都通り商店街振興組合による実行委によります。

この日も様々な野菜や加工品、卵などを多くの市民が買い求めていて、都通り内は大盛況でした。

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どこのかな、美味しそうなパンが大人気でしたよ。

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ご年配の方中心に、本当にものすごい人気で、いや〜、正直、これほど都通りが賑わうのは、他のイベントでもなかなかないかも。

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地元・後志の農家さんたちが、直接販売しているので、安心、安全、というのもあるのでしょうね。

11月中旬までの毎週土曜日の11時からは、都通りが美味しいもので賑わってますよ。


※関連ニュース:2017.5.18北海道新聞夕刊マイたうん札幌・道央圏


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2017年6月 7日 (水)

ホテルソニア小樽の2つの建物の間にあった建物が解体工事中。ここはホテルソニアの増築工事予定地

運河を目の前に眺める臨港線沿いの「ホテルソニア小樽」の建物はI、Ⅱと2棟あるのですが、その間で現在、工事が行われています。

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建築計画のお知らせの看板を見ると、“ホテルソニア増築工事”というこで、工事予定期間は、平成29年6月12日から平成30年6月15日までとなっていて、現在はそのためにここにあった建物の解体工事をしているようです。

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以前、ここにあったのは小樽船用品(株)という会社で、3月に移転しています。
そのことはこちらの記事で掲載しました。
ホテルソニア小樽に増築工事の看板が。あれ?ホテルの間の小樽船用品(株)は移転している…

解体工事は終盤のようですね。

(ん?ひょっとして木骨石造倉庫!?)
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ちなみに、こちらは裏から見たところ。
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ホテルの増築工事ということですが、どのような建物が建つのでしょうかね。

ちなみに、ホテルソニア小樽は、以前は「小樽運河前ホテルソニア」という名称で、昨年(2016年)11月1日から運営会社が変わり、ホテルソニア小樽として新たに営業を始めてます。

▶︎楽天トラベル:ホテルソニア小樽
▶︎じゃらん:ホテルソニア小樽

※運営は株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントで、サイトはこちら。
ホテルソニア小樽 | 北海道 | マイステイズ

【関連記事】
ホテルソニア小樽に増築工事の看板が。あれ?ホテルの間の小樽船用品(株)は移転している…


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2017年6月 6日 (火)

ニュースより/小樽市の平成28年度(2016年度)の観光入込客数は790万7,700人

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小樽は観光の街ですから、年間にいったいどのくらいの観光客の方々が小樽を訪れてくれているのかというのは、なんとも気になるところですが、先日、平成28年度(2016年度)の観光入込客数が小樽市から公表されました。

発表は2017年6月2日で、6月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄や小樽ジャーナルの記事「観光入込数は微減 市長定例記者会見」などに掲載されていました。

それによると、平成28年度の観光入込客数は790万7,700人で、対前年度比99.5%とわずかに減少となりました(平成27年度は794万9,300人)。

発表によると、道内客数は夏季の相次ぐ台風の接近や大雨、11月、12月の寒気や大雪などにより減少したものの、外国人観光客は多かったようです。

小樽市の課題とも言える宿泊客数は、対前年度比で105.1%の73万6,200人と増加していて、特に外国人宿泊客数が大幅に増加しているようですね。

ちなみに、外国人宿泊客数が多い国は、中国、韓国、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアと続いていますが、中でも韓国が昨年の4位から急増しているそうですよ。

今回発表された平成28年度の観光入込客数のほか、各年度における小樽市の観光入込客数の公表データ(平成17年度から)は、小樽市HP内に掲載されています。
小樽市 :小樽市観光入込客数

観光入込客数のほか、道外・道内客数、宿泊・日帰り客数、修学旅行宿泊客数、外国人宿泊客数、海水浴客数といったデータが記載されているので、興味のある方はどうぞ。

それにしても、年間790万人もの方々が、小樽に観光に訪れてくれているんですよね!すごい人数ですね。

せっかくこんなにたくさんの観光客が小樽に訪れてくれているので、また来てみたいと思ってもらえるような、魅力ある街でありたいですね。


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2017年6月 5日 (月)

小樽沿岸では春シャコ漁とウニ漁の真っ最中で小樽産がお店に並んでます。あ〜食べたい!!(まだ食べてない…)

いや〜、まだ今シーズンは食べてないんです。
何って、今、小樽沿岸では春シャコ漁とウニ漁が真っ最中なんです。


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まずシャコですが、小樽沿岸のシャコ漁は春と秋に行われていて、4月25日から解禁になっている春の漁期は6月20日まで続きます。

水揚げされたシャコは浜で塩茹でされて、市内のお店に並ぶのですが、小樽の沿岸で揚がる石狩湾のシャコは大ぶりで、プリップリして美味しいと評判なんですよね。

春のシャコはメスの抱卵が特色とのことです、オスと食べ比べるのもいいですよね。

あ〜、食べたい…


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そして、こちらも小樽の初夏の味覚、小樽の前浜でのウニ漁は、5月15日に解禁となっていて、漁期は8月末までです。

期間中は、市内の市場やスーパーで、小樽産のパッケージに入ったウニが並びます。

まあ、地元の小樽産といっても、ウニは元々の値段が高いので、そうそう気軽には食べられませんが、なんとかシーズン中に食べたいですね(値段は日によって変動します)。

ちなみに、ウニと言えば、オレンジ色の濃いのがエゾバフンウニ(赤ウニとかガンゼと呼ばれます)で、薄い黄色がキタムラサキウニ(白ウニとかノナと呼ばれます)で、エゾバフンウニの方が濃厚な味といわれて、値段もちょっと高いのですが、キタムラサキウニだって負けずに美味しいんですよね。

あ〜、食べたい!!

小樽産の春シャコとウニ!!やっぱり旬の味覚は味わいたいですよね。

※参考
・2017年5月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(春シャコ漁)
・2017年5年19日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(ウニ漁)
小樽のおさかな普及推進委員会 - OTARU FISH


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2017年6月 4日 (日)

「第9回おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきたのでその様子をちょっとだけ

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今年も祝津の前浜をメイン会場に「第9回おたる祝津にしん群来祭り」が、6月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で開催されるということで行ってきました。

実は、この週末は雨の天気予報だったので、どうなるかと思ったのですが、3日(土)の午前中から昼過ぎまでは、なんとか雨が降らずに持ちこたえていたので、その間にちょっとだけなんですが、ざっと会場の様子を見てきました(その後に雨が降ってしまいました…)。

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今年も期間中に様々な企画が用意されていましたが、やっぱりメインはニシン1,000尾の無料提供(各日500尾)でしょうかね(すいません、私は食べなかったのですが…)。

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ただ、今年はチャリティーという形で開催されていて、寄付金は公益社団法人日本水難救済会(青い羽根募金)へ届けるそうです。

前浜はニシンを焼くいい香りが漂ってましたよ。

今年も正午、1時、2時、3時にメイン会場で整理券を配布していて、行った時も行列ができてました。

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会場内はニシンの他にも、色々と美味しそうな海産物が販売されています。

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こんな豪快なタコの浜ゆで即売会みたいのもやってましたよ。

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揚げたニシンに甘辛のたれをかけた、祝津発の人気グルメ「小樽群来太郎丼」(ミニ)の販売も行ってました。

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イベントは事前予約が必要なものもあるのですが、当日参加で大人も子供も楽しめるイベントもあって、詳細は小樽祝津たなげ会のサイト内で確認できます。
「おたる祝津にしん群来祭り」の詳細です

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そして、祝津といえば、今も歴史的建造物でもある古いニシン漁場建築が残っていて、このイベントの期間中のみ、それらが無料で一般開放されています。

高台に建つ北海道有形文化財の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)
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小樽市指定歴史的建造物「旧白鳥家番屋」
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小樽市都市景観賞受賞建築物「茨木家中出張番屋」
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会場横の広場には、のぼりが風になびいてましたが、これは鯉のぼりならぬ「ニシンのぼり」とのことです(2017年6月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄で紹介されてました)。

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ということで、第9回おたる祝津にしん群来祭りは、6月4日(日)も10:00〜16:00頃まで開催予定ですが、やっぱり天気が心配ですね。今のところ天気はあまりよくないようですが、せめて雨が降らなければいいのですが。

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イベント開催中は、おたる水族館の広い駐車場が無料で利用できるので便利です。

【関連記事】
※昨年の様子です。
「第8回おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきました


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2017年6月 3日 (土)

中央市場に閉鎖した入船市場から人気の惣菜屋・酒田商店(そうざいのさかた)が移転オープンしてます

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入船市場にあった人気の惣菜屋の酒田商店(そうざいのさかた)が、先月5月、中央市場に移転オープンしてます。

正確なオープン日は分からなかったのですが、小樽中央市場の公式HP内にて、2017年5月10日付でお知らせが出てました(酒田商店 オープンです | 小樽 中央市場)。

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この移転は、入船市場の閉鎖に伴うもので、残念ながら入船市場は先日閉鎖して、すでに建物は解体と思われる工事が始まってます(→詳しくはこちら;閉鎖した入船市場の解体!?工事が始まってます)。

酒田商店はいろんな惣菜が並んでますが、中でもイカメンチが人気で、私も入船市場に時々買いに行ってました。

入船市場が閉鎖するというニュースが流れた時には、もう酒田商店の惣菜が食べられないのかと寂しく思ったのですが、中央市場に移転すると聞いて、ちょっとホッとしたんですよね(とはいえ、入船市場の閉鎖は驚きで、とても残念です…)。

この日は買い物はしなかったのですが、イカメンチはやっぱり入船市場の時と同じく火・木・土のみの販売と掲示されてましたね。

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小樽駅からすぐの中央市場ですが、実は国道5号線沿いに建つ同じような建物は中央卸売市場といってまた別の市場で、それに続く3棟が中央市場です。

山側から第3棟、第2棟と名前がついていて、今回、オープンした酒田商店は、山側の第3棟に店舗を構えてます。

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また、同じく入船市場にあった植木青果店と植木生花店も中央市場に移転オープンしてます。

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場所は酒田商店の斜め向かいに、並んで店舗を構えてました。


小樽には市場がいくつかあるものの、最近は苦戦している市場が多いようで、入船市場は残念ながら閉鎖してしまいましたが、その入船市場から3店舗が移転してきたここ中央市場が、より賑わうといいですね。

※小樽中央市場の公式HPはこちら:小樽中央市場 公式HP
市場の営業時間は9:00〜18:00で(お店によって営業時間が異なります)、日・祝は休みです。

【関連記事】
小樽中央市場にて第3回「顔顔市(ガンガンバザール)」開催。10月14日(金)・15日(土)の2日間
入船市場のお惣菜のお店「酒田商店」
家庭料理ではないですが:入船市場のお惣菜「酒田商店」のイカメンチ: 小樽で家庭料理(関連ブログより)


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2017年6月 2日 (金)

閉鎖した入船市場の解体!?工事が始まってます

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閉鎖した入船市場の建物と駐車場の周囲が囲われて、工事が始まってます。

当初の予定ですと、解体工事だと思います。

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このブログでも、入船市場閉鎖のニュースを取り上げましたが、最盛期には30を超える店舗が入っていたのが、閉鎖直前には7店舗まで減ってしまっていたんですよね。

また、今の建物は1978年に完成したものだそうですが、耐震化がされてなくて、設備などの老朽化も進んでいて、安全性の面からも閉鎖に至ったようです。

最初に新聞で閉鎖のニュースが掲載された時は、閉鎖は2017年3月末の見通しとのことだったんですが、その後、3月のニュースでは移転手続きの関係で4月上旬までは営業を続けるということで、最終的にはさらに営業が続いたようです。

結局、いつをもって閉鎖したのかは分からないのですが、昔から小樽市民に親しまれてきた入船市場はその歴史に幕を下ろしてしまったわけですね。

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(側面から)
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(山側入り口から)
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ちなみに、イカメンチが人気の惣菜屋の酒田商店、そして植木青果店と植木生花店の3店舗は、稲穂町の中央市場に移転しています。


そうそう、市場連合会の市場を紹介するチラシ(小樽市場MAP)があるのですが、最近、それが刷新されたようで、さっそく入船市場が削除されてました。なんとも寂しいですね。

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これで小樽市場連合会の市場は、妙見市場/新南樽市場/南樽市場/中央卸市場/中央市場/手宮市場/三角市場/鱗友朝市の8市場となってます。

【関連記事】
ニュースより/閉鎖が予定されている入船市場は4月上旬まで営業。3店舗が中央市場に移転し4店舗は廃業に
ニュースより/なんと!入船市場が2017年3月末に閉鎖される見通し


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2017年6月 1日 (木)

詩人・河邨文一郎と水天宮の詩碑/小樽文学館で特別展「生誕100年 詩人・河邨文一郎展」開催中(6/11まで)

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高台にある水天宮といえば、観光スポットとまではいかないまでも、大正8年(1919年)建築の趣ある本殿、拝殿は小樽市の歴史的建造物に指定され、境内から小樽港を眺める景色はとても素晴らしく、私も時々足を運ぶお気に入りのスポットです。

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河邨文一郎と水天宮の詩碑

その水天宮の境内に入ってすぐ左に、丸い鉄板が目につくオブジェが設置されているのをご存知でしょうか。

※以下、写真が4月の撮影なので、ご了承ください。

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その中には横長の長方形の鏡のようなピカピカな面があって、そこには何やら文章が書かれていて、私も以前はなんだろうと思っていたんですよね。

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これは小樽市出身の整形外科医で、さらには詩人としても知られた、河邨(かわむら)文一郎という方の詩碑なんですね。

と、知ったように書いてますが、すいません、勉強不足でこの河邨文一郎という方のことはあまりよく知らなかったんです。なので、いつものようにちょっと調べてみました。

河邨文一郎(1917年~2004年)は、小樽市入船町の生まれで、父親は北海道初の整形外科医だったそうです。で、本人も優れた整形外科医として、多大な業績を残したそうですが、加えて、詩人でもあったんですね。

詩については、さらに疎いのですが、実は1972年に開催された札幌オリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」の作詞者が、この河邨文一郎なんですね。

もちろん、私もこの曲ならよく知っていて、今でも口ずさめますが、この作詞が小樽出身の方によるものとは知りませんでした。

さて、水天宮の詩碑についてですが、あまりにピカピカで、覗き込むとあたりの景色を写してしまい、なかなか文章が読めないのですが、この碑文は詩「山上の旗」のものだそうです。

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鉄板、鉄柱を組み合わせた高さ3メートルの碑の造形は、小樽を拠点に活動を続けた著名な版画家・一原有徳、書は日本を代表する書家・中野北溟によるもので、1993年(平成5年)年8月7日に建立されたものです。

ということで、水天宮の境内に詩碑が建つ、河邨文一郎についてでしたが、やっぱり小樽ゆかりの方については、色々と知っておきたいですね。


小樽文学館で特別展「生誕100年 詩人・河邨文一郎展」が開催中(6/11まで)

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1917年(大正6年)生まれの河邨文一郎の生誕100年を記念して、現在、市立小樽文学館では、特別展「生誕100年 詩人・河邨文一郎展」が開催されてます。

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期間は2017年4月15日(土)~6月11日(日)までということで、 もう会期終盤ですね。

以下は、小樽文学館(小樽文学舎)のサイトからの引用です。

小樽出身で、北海道を代表する詩人、河邨文一郎(1917~2004)の生誕100年記念展。卓越した整形外科医として、また福祉活動家としても国際的に貢献した生涯を多数の著作や資料で紹介。札幌オリンピックのテーマソングとして広く愛好された「虹と雪のバラード」(河邨文一郎作詞)関連資料も多数展示します。
小樽文学館

河邨文一郎にまつわる様々な資料が展示されているので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。

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おまけ

小樽文学館では、現在、企画展「サカナクション・山口一郎さんの本箱展・延長戦」が同時開催しています。

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大人気のバンド「サカナクション」のヴォーカルで、小樽出身の山口一郎さんに関する企画展が好評につき、期間を延長して開催していますよ。


市立小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者150円、中学生以下無料です。
その他、休館日(基本は月曜休館)など詳しくはこちら:小樽文学館


※参考
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編
・特別展「生誕100年 詩人・河邨文一郎展」リーフレット
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小樽市 :市立小樽美術館 一原有徳記念ホール
中野北溟 - Wikipedia

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