小樽商大による冊子「小樽れっけん 小樽の歴史的建造物ものがたり」がとても詳しく興味深い!!
小樽商大が発行する「小樽れっけん 小樽の歴史的建造物ものがたり」という冊子があります。
編集・発行は、小樽商科大学グローカル戦略推進センター研究支援部門地域経済研究部。
小樽れっけん 小樽の歴史的建造物ものがたり
A4判のフルカラーで、表紙をあわせて30ページのこの冊子は、市内12箇所の歴史的建造物について、建物1つにつき見開きで、豊富な写真と丁寧な説明文とで紹介しています。
実は、私も愛読している月刊フリーペーパー「小樽チャンネルMagazine」(編集発行:株式会社K2)に「小樽れっけん」という連載があって、今回の冊子の内容は、その連載の平成28年5月号〜平成29年4月号に掲載されたものの内容を一部修正したものだそうです。
(小樽チャンネルMagazine)
先月(2017年4月19日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄で、この冊子について紹介されていて、それ以来、欲しいな〜って思ってたんですが、先日、運河プラザに行った際、見本が飾ってあったので、カウンターでお願いしていただいてきました。あっ、無料なんです。
フリーペーパーの連載でも読んでいたのですが、改めて読むと、建物の歴史的背景や関わった人物について、また、それらにまつわるエピゾードなどが興味深く紹介されていて、やっぱりとても面白いです。
現在の建物の様子についてはもちろん、関係者らにも詳しく取材されていて、12件の建物が一冊にまとまったこの冊子は、個人的にはとても信頼できる貴重な資料にもなります。
そうそう、写真は商大の写真部を中心とする学生が撮影しているそうですよ。
「小樽チャンネルMagazine」での連載は続いているので、今後、どんな建物が取り上げられるのか楽しみです。
ちなみに、掲載されている歴史的建造物は次の12件です。
・龍徳寺・金比羅殿
・旧渡邊徳次郎商店
・旧百十三銀行小樽支店(小樽浪漫館)
・旧塩田別邸(夢二亭)
・旧白鳥家番屋
・旧杉本花月堂(松月堂)
・小樽港斜路式ケーソン制作ヤード
・旧荒田商会(ニトリ小樽芸術村アール・ヌーヴォーグラス館)
・小樽聖公会
・旧衣斐質店
・旧久保商店(くぼ家)
・中央市場
※小樽チャンネルのサイトでは、電子版を閲覧できます。
・小樽チャンネル-小樽の観光・グルメ・生活情報を毎日更新!-
もう一冊「小樽のひとに学ぶ」
もう一冊、小樽商大による興味を惹かれる冊子がありました。
「小樽のひとに学ぶ」
こちらはまだ読んでないのですが、小樽商大の学生が、地域の特徴や課題を検討する授業と教育プロジェクトの一環として、小樽在住の23人の方に小樽の歴史や文化をインタビューしたものをまとめた冊子です。
インタビューを通して、小樽をより知り、再発見させてくれるような内容のようで、これから読むのが楽しみです。
ちなみに、こちらも無料で、上記の「小樽れっけん」と同じく、運河プラザでいただきました。
【関連記事】
・小樽の情報を発信する「小樽チャンネル」のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」が創刊!
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
スポンサーリンク
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 小樽の夜の魅力を写真で伝えるナイトブック「ON」(税込100円)が限定販売(2019.03.01)
- 小樽の漁港に生きる猫たち、それも雪の中の猫たちの姿を収めた写真集「北に生きる猫」(土肥美帆さん)(2019.01.19)
- 小樽商工会議所青年部による「小樽観光ガイドブック」が発行されています(2018.12.15)
- 小梅太郎の連載が始まった「小樽チャンネルマガジン2018年11月号(Vol.36)」の配布が始まってます(2018.11.20)
- 【PR】日本に残る歴史あるレンガ建築物を紹介する書籍「日本の最も美しい赤レンガの名建築」(2018.11.05)
コメント
おはようございます
とても興味深い冊子ですね実はゴールデンウィークに小樽に帰省したんですが、その時初めて運河プラザに行ったんです。
しかし、気付きませんでした…残念
運河プラザ、また必ず行きたいと思います。
そちらはこれから気持ちの良い気候の時期ですね
小樽に住んでいた頃は6月がとても好きでした。
投稿: 梅子 | 2017年5月19日 (金) 06時07分
梅子さん、こんばんは。
もうちょっと早く情報を掲載すればよかったですね。
資料としても、読み物としても、とても面白い冊子でした。
運河プラザのほか、図書館でも置いてました。次回、もし目にしたら手にしてみてください(*^-^)
そうですね!小樽はようやくいい季節になってきました(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2017年5月20日 (土) 03時16分