歴史的建造物の旧板谷邸(現 レストラン「海宝樓」)の隣で旅館の建設工事中
観光客で賑わう堺町通りから、山側の高台に向かう見晴らし坂と呼ばれる坂道を上っていくと、右手に古い門が見えてきて、その奥にはとても趣ある建物が建っています。
(この写真は2016年11月4日撮影)
この建物は小樽市指定歴史的建造物の「旧板谷邸」で、現在は和洋折衷の料理を提供するレストランの海宝樓として営業してるんですが、昨年秋に、この海宝樓の隣に高級旅館が新しくできるというニュースがあったのを覚えているでしょうか。
※その時の記事がこちら:ニュースより/歴史的建造物の旧板谷邸(現在はレストランの海宝樓)横に高級旅館が来年(2017年)開業
先日、その様子を見に行ってみたら、まさに工事中でした。
(2017年3月24日撮影)
昨年のニュースでは、新しくできる旅館は、鉄筋コンクリート造4階建ての富裕層向けの高級旅館ということで、今年(2017年)7月にオープン予定ということでした。レストランの海宝楼とは渡り廊下でつなぐそうです。
門から続いていた塀がすっかり無くなっていて、それで工事の様子が見えたんですが、以前あった池はなくなってますね。
(通り沿いの塀は無くなってました)
ちなみに、小樽市指定歴史的建造物の「旧板谷邸」は、海運業などで財をなした、小樽の海運王・板谷宮吉の邸宅として、大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)にかけて、ここ東雲町の高台に建てられた邸宅で、現在は、和風の母屋と洋館、それに背面の石蔵が残されています(参考:小樽市 :旧板谷邸)。
かつても、「海宝樓」という温泉と食事を楽しめる商業施設として活用されていたのですが、その後、休業となり、さらに周囲にはマンションが建って、その際、建物の半分が取り壊されてと、何かと話題になってきました。
そして、以前と同じ名前で、現在のレストランの海宝樓が2015年にオープンしたんですが、私はまだ行ったことがないです(ちょっと高級で行きにくいんですよね…)。
現在、周囲が工事中で、この日は門の周辺も資材がたくさん置いてあったので、建物には近づかなかったのですが、レストランは通常通り営業しているとのことです。
旅館ができたら、ここの風景もまたガラッと変わりそうですね。
オープンが今年の7月といったらもうすぐなので、また日にちが近づいたら様子を見に行ってみたいと思います。
※海宝樓のサイト:【公式】海宝樓-小樽 旧板谷邸-
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