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2017年2月21日 (火)

ニュースより/小樽市が歴史的建造物の旧寿原邸を拠点にした移住促進事業を計画〜旧寿原邸を「お試し移住」できる簡易宿泊施設に

小樽には歴史的建造物の他にも趣ある古い建物がたくさんあるのですが、中には残念ながら空き家もあって、そういう建物を見ると、なんとかならないかな〜と思ったりするのですが、先日、ちょっと興味深いニュースが新聞に掲載されていました。

それは、小樽市が市指定歴史的建造物の旧寿原邸を拠点として、市内の空き家を活用した移住促進事業に乗り出すというニュースで、現在活用されていない旧寿原邸は一部改修して、「お試し移住」できる簡易宿泊施設にするそうです。

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(写真は2016年9月30日撮影)

2017年2月17日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、次のようなニュースになってました(引用はどうしんウェブより)。

小樽市は新年度から、市が所有する歴史的建造物「旧寿原邸」(東雲町)を拠点にした移住促進事業に乗り出す。旧寿原邸を簡易宿泊施設に改修するほか、老朽化した建物の修復技術などを学ぶ「リノベーションスクール」を開校する。市内にある空き家を直しながら移住希望者を誘致し、人口減少対策につなげる狙いだ。
旧寿原邸にお試し移住 小樽市の歴史的建造物 希望者には空き家紹介 | どうしんウェブ/電子版(道央)

旧寿原邸は、大正元年(1912年)建築の立派な庭園を持つ邸宅で、現在は小樽市の管理で、以前は期間限定で一般開放されていたのですが、老朽化の問題で、平成25年から非公開となっているんですよね。

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(写真は2016年1月2日撮影)

新聞記事によると、新年度に旧寿原邸の一部を改修して、2018年度以降に3日から1カ月ほど滞在して「お試し移住」できる、簡易宿泊施設としてオープンする予定とのことです。

リノベーションスクールでは、その旧寿原邸や実際の空き家を実習の場とした、老朽化した建物の修復技術や、小樽の歴史、まちづくり活動などについて学ぶ講座を開くそうです。

リノベーションスクールや移住希望者の誘致などがうまく軌道に乗って、市内の空き家が有効に活用されるといいですね。

【関連記事】
※こちらの記事では、旧寿原邸の建物内を紹介してます。
竣工100周年記念「旧寿原邸ガーデンフェスタ」
旧寿原邸の邸内と庭園

※その他の寿原邸関連の記事です。
ニュースより/歴史的建造物の旧寿原邸の老朽化に伴う修繕費用は約1億円超との報告
小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の一般開放をしばらく休止するそうです
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冬のちょっとした風景〜小樽聖公会・旧寿原邸・旧光亭(現 罐友倶楽部)


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