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2017年2月19日 (日)

厄介な雪かきをスポーツに!?「第4回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2017」が今年も楽しく開催

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雪国に住んでいると避けては通れない、冬の雪かきですが、その厄介な雪かきをスポーツにして楽しんでしまおうというイベント「第4回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2017」が、今年も2月18日(土)に開催されました。

場所はいつものおたるマリン広場(小樽港第3号埠頭多目的広場)での開催で、今年で第4回ということですが、なんだか面白そうと第1回目から見にいってるんです。

実施主体は国際スポーツ雪かき選手権実行委員会、主催は一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟です。


「第4回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2017」について

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会場には午後1時半頃に着いたのですが、開会式後の競技説明の最中でした。

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この大会のキャッチコピーには、

スポーツの力で高齢化に伴う除雪問題を解決し、地域の活力再興と交流促進を実現しよう!
スポーツ雪かき | 日本スポーツ雪かき連盟 Official Website

という言葉もあるのですが、大会の特徴のひとつとして、市内でのボランティア雪かきが競技に組まれていて、この日は午前中に第1競技として、最上地区の高齢者居住地域の生活道路を雪かきしてきたそうです。

で、おたるマリン広場で開催されるのが、メイン競技とも言える、スノーショベリング&ムーブトライアル競技と称した雪かき競技です。

あらかじめ用紙された雪の塊をスコップで崩し、スノーカート(ママさんダンプ)で10メートル離れた地点に運ぶタイムを競う競技で、メンバーは4名(交代可能)で、与えられる道具はスコップ2本にスノーカート2台です。

その他の細かなルールもきちんと決められているので、選手はもちろんでしょうが、見ていて競技として楽しいんですよね。

詳しいルールは公式サイト内で確認できます:競技のルール

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会場には雪の塊がづらりと並んでいるのですが、参加チームが27チームもあって、5グループに分けて競技を実施するので、そのための雪の塊をあらかじめ準備しているんですよね。会場設営も大変そうです。

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出場選手名簿には、外国人参加者の名前も見られ、まさに“国際”選手権ですね。

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今年からは一般参加の他に、次のような競技カテゴリーも新設しされたそうです。
LGスポ雪チャンピオンシップ(自治体対抗戦)
インカレスポ雪チャンピオンシップ(大学対抗戦)
ウイメンズスポ雪チャンピオンシップ(女子対抗戦)
ビギナーズスポ雪チャンピオンシップ(初心者対抗戦)

毎年のことですが、テレビ局の取材カメラも来てましたよ。


「第4回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2017」の様子

それでは、実際の競技の様子です。

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雪のない地域からや女性の参加者もいたのですが、今年は例年にも増して、雪の塊が硬そうで、さすがに苦労しているようでした。

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中には塊の下を崩して、でっかい塊のまま運ぶ強者チームもありました。

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参加者たちが、懸命に雪の塊と格闘している姿は、見ているこちらも応援に力が入ってしまいます。

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実際の雪かきは大変なんですが、こうやって見ていると、なんだか楽しいんですよね。

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競技はこの後、スノーマンコンテストという制限時間内に作る雪だるまのできを競う種目もあったのですが(こちらもしっかりとルールが決められてます)、そちらは見ずに会場をあとにしました。

もちろん、選手権ですから競技結果によって総合順位が決められるのですが、結果は私は確認してませんが、なにより参加者の皆さんがとにかく楽しそうでした。

大会公式サイトはこちら。
スポーツ雪かき | 日本スポーツ雪かき連盟 Official Website

おたる運がっぱも応援にきてました

上の写真にちらっと写ってますが、小樽のご当地キャラクターとして大人気、おたる運がっぱも応援にきてました。

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そういえば、運がっぱも第1回から応援に来てましたね。

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さすがに人気者で、記念撮影に引っ張りだこでしたよ。

後ろ姿が可愛いんですよね(笑)
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選手権が縁で静岡県牧之原市が参加。お茶のサービスも

今回、お茶の産地で知られる静岡県牧之原市が参加してました。

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実は、牧之原市では、この雪かき選手権にヒントを得て、国際スポーツお茶摘み選手権を開いたそうです。

ルールや大会運営のノウハウは、日本スポーツ雪かき連盟の方から学んで開催したそうで、その縁で今大会の参加となったそうです。

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さらに、会場の向かいにある観光船乗り場は、今回休憩所として利用されていたのですが、そこでは牧之原市のお茶が無料でサービスされてました。

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私はのぼりがあったので、たまたま観光船乗り場に入ってみたんです。

おかげで美味しいお茶がいただけました。あったまった〜

※参考
・2017年1月27日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄
「茶摘み」をスポーツに 牧之原で18日、初の「選手権」|静岡新聞アットエス


おわりに

とても面白そうなイベントということで、第1回から毎年見に来ているのですが、当初からオフィシャル・ガイドがあってルールも決められ、大会当日も実況のアナウンサーがいてと、本格的で、しかも楽しいスポーツイベントとして開催されてるんですよね。

(オフィシャル・ガイドは充実しています)
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さらに、大会としてのルールは毎年練られているようで、競技としてもしっかりとしていて、回を重ねるごとに見ていてより楽しめるものになっているのではないでしょうか。

それにしても、なんだかこのイベントの開催日は、毎年よく晴れますね。

この日もいい天気で、イベント日和でしたね。
ただ、観戦にはちょっと気温が低かったので、やっぱり見るには暖かな服装必須です。

ということで、今年も楽しかった、「第4回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2017」の様子でした。

【関連記事】
※過去の国際スポーツ雪かき選手権の記事です。
雪かきをスポーツに!〜「第3回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2016」が開催
「第2回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2015」が開催!〜白熱の雪かき競技に会場は大盛り上がり
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