雪あかりに浮かぶ伊藤整の詩〜小樽芸術村会場/小樽雪あかりの路19
小樽の冬の風物詩「小樽雪あかりの路19」が、2月3日(金)〜2月12日(日)の期間で開催中です。
開催時間は17:00〜21:00までで、メーン会場の運河会場と手宮線会場を始め市内各所で、ロウソクの明かりが小樽の夜を温かく照らしています。
そんな中、小樽芸術村会場として、ニトリ小樽芸術村も小樽雪あかりの路に参加しているということで、見に行ってきました。
小樽芸術村会場は、ガイドブックにあかりの路会場としては掲載されていないようですが、小樽雪あかりの路の開催期間を通して灯りが灯ります。
小樽芸術村会場〜雪あかりに浮かぶ伊藤整の詩の書
小樽芸術村会場は、臨港線沿いのアール・ヌーヴォーグラス館横と色内大通り沿いの旧三井銀行小樽支店の間が、雪あかりの路になってます。
旧三井銀行小樽支店横にワックスボール飾ってあり、その先にロウソクの灯りが続いているのですが、そこには、ウソクの灯りに浮かぶ、小樽市内の書道家・池田憲亮さんの書が並んでいるんです。
このことは、2017年1月31日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄に予告として掲載されていて、楽しみにしていました。
「小樽雪あかりの路」の名称の由来にもなった伊藤整の詩集「雪明かりの路」の一節をろうで作った板にしているそうで、ロウソクの灯りに浮かぶ書は趣ありますね。
※参考サイト
・「小樽雪あかりの路19」…小樽芸術村会場 | 小樽観光案内所スタッフブログ
・雪あかりの路 in 小樽芸術村 | ニトリ小樽芸術村
【補足】ニトリ小樽芸術村について
ニトリが小樽の歴史的建造物を利用して展開している、ニトリ小樽芸術村についてちょっと補足です。
ニトリ小樽芸術村は、臨港線沿いに建つ小樽市指定歴史的建造物の旧高橋倉庫に開設したステンドグラス美術館と旧荒田商会のアール・ヌーヴォーグラス館が昨年(2016年)7月にオープンしました。
この夏には、すぐ近くの色内大通り沿いの旧三井銀行小樽支店が日本近代絵画美術館としてオープン予定で、今回は、これら3つの建物をつなぐ通りが雪あかりの路の会場となったわけです。
(旧荒田商会のアール・ヌーヴォーグラス館横)
ちなみに、先月発表があったのですが、現在ホテルヴィブラントオタルの旧北海道拓殖銀行小樽支店の建物もニトリが取得して、この夏に「ニトリ小樽芸術村」の美術館の一つとしてオープンを予定しています(ホテルヴィブラントオタルは2月15日をもって営業終了)。
※関連記事:ニュースより/ホテルヴィブラントオタルが2月15日で営業終了。建物はニトリ小樽芸術村の一つとして活用予定
おわりに
ということで、ニトリ小樽芸術村として今後が楽しみなこの一帯ですが、まずは今回、小樽芸術村として小樽雪あかりの路に初参加となったわけですね。
そうそう、旧三井銀行小樽支店では小樽雪あかりの路に合わせて、「あったマルシェ(@Marché)」というイベントが、2月3日(金)~5日(日)の3日間限定で開催されていましたが、こちらもかなりの話題になってましたね。
※関連記事;歴史的建造物の旧三井銀行小樽支店で2月3日~5日の3日間限定で「あったマルシェ」開催
※小樽雪あかりの路の公式サイトはこちら。
小樽雪あかりの路
※小樽雪あかりの路関連の記事は、カテゴリー「小樽雪あかりの路」にまとめていきますので、そちらもどうぞ。
【関連記事】
・旧三井銀行小樽支店は国の重要文化財指定を目指してます〜2017年夏に「ニトリ小樽芸術村」の日本近代絵画美術館としてオープン予定
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