ニュースより/ニトリが旧北海道拓殖銀行小樽支店(現ホテルヴィブラントオタル)の土地と建物を取得して「ニトリ小樽芸術村」の美術館の一つに
小樽としては、何気に大きなニュースが2017年1月5日の北海道新聞朝刊に掲載されていました。
それは、ニトリがホテルヴィブラントオタル(旧北海道拓殖銀行小樽支店)の土地と建物を取得したというニュースで、「ニトリ小樽芸術村」の美術館の一つとして活用予定ということなんです。
(2015年11月撮影)
2017年1月5日付 北海道新聞朝刊2面に掲載されていました(以下、引用はどうしんウェブより)。
家具・インテリア製造小売り最大手のニトリ(札幌)が小樽市中心部の宿泊施設「ホテルヴィブラントオタル」(色内1)の土地と建物を取得したことが4日、分かった。同ホテルは、旧拓銀小樽支店として建築され、現在は市の歴史的建造物に指定されている。同社は、周辺の歴史的建造物を活用した「ニトリ小樽芸術村」の美術館の一つとして活用し、今夏のオープンを目指している。
ニトリが「旧拓銀小樽支店」を取得 「芸術村」美術館に | どうしんウェブ/電子版(経済)
これ、つまりはホテルヴィブラントオタルが営業を終了するということのようですね。
(2015年11月撮影)
日銀通りと色内大通りとの交差点の一角に建つホテルヴィブラントオタルの建物は、小樽市指定歴史的建造物の「旧北海道拓殖銀行小樽支店」で、大正12年(1923年)建築の、正面の曲線が優雅でとても歴史を感じさせる建物なんですよね。
ホテルの営業終了時期は未定ながら、新聞記事によると、ニトリはホテルの営業終了後、内部を一部改装して美術館とする方向で、宿泊施設としては使用しないとのことです。
(2015年11月撮影。内部もとても素敵なんですよね)
ちなみに、小樽の歴史的建造物を改装して開設している「ニトリ小樽芸術村」ですが、このすぐ近くの臨港線沿いに建つ、旧高橋倉庫に開設したステンドグラス美術館と、旧荒田商会に開設したアール・ヌーヴォーグラス館が昨年(2016年)7月にオープンしてます。
残る旧三井銀行小樽支店に開設する日本近代絵画美術館が、今年(2017年)夏のオープン予定となっているので、今回の旧北海道拓殖銀行小樽支店に開設する美術館は、それと同時期のオープンを予定しているということですね。
ただこのニュース、1月5日の段階では、各公式サイトでの掲載は見当たらないので、正式な発表はまだなのかもしれません。
※ニトリ小樽芸術村公式サイトはこちら。
・ニトリ小樽芸術村公式サイト ステンドグラス美術館 アール・ヌーヴォーグラス館
※ホテルヴィブラントオタルのサイトはこちら。
・小樽のホテルならホテルヴィブラントオタル
また、何か分かったら、ブログに掲載しようと思いますが、歴史的建造物が活用されるのは嬉しいことですが、現在のホテルヴィブラントオタルが営業終了になるということでは、ちょっと複雑な気持ちです。
それにしても、「ニトリ小樽芸術村」は、かなり大規模な施設になるんですね。
【関連記事】
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・小樽市指定歴史的建造物の旧荒田商会と旧高橋倉庫について〜もうすぐニトリの美術館 小樽芸術村として生まれ変わります
・ニトリが小樽の3つの歴史的建造物で開設する美術館「小樽芸術村」がオープン間近で2館の名称も決定というニュース
・ニトリが小樽の歴史的建造物(旧荒田商会・旧高橋倉庫・旧三井銀行小樽支店)を改装して美術館を開設するというニュース
※旧北海道拓殖銀行小樽支店関連の記事。
・「第5回小樽アートプロジェクト2015」が「旧北海道拓殖銀行小樽支店」(現 ホテルヴィブラントオタル)にて開催中
・旧北海道拓殖銀行小樽支店(現 ホテルヴィブラントオタル)
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