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2016年9月27日 (火)

こんなところに神社が〜錦町の小樽地守稲荷神社/すぐ近くのこの渋い建物は〜松田鐵工所

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小樽には神社がたくさんありますが、知らない小さな神社がまだまだあるんですよね。

実は、今回の手宮地区の錦町にある「小樽地守稲荷神社」も、最近知りました。

場所は、まずは手宮へ向かう錦町のバス通り(道道454号小樽海岸公園線)沿いの、スーパーチェーンシガ手宮店の脇の道路を入っていきます。

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すると、左手の小路の奥に、まず、赤い鳥居が見えてきます。

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この鳥居に向かい、急な階段を上ってみると、目の前は斜面になっていて、社殿はありません。

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右奥に、草むらが続いているのですが、人が通った形跡は見られませんね(道にはなってませんでした)。

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実は、その先に社殿があるのですが(って、後で知ったんですけどね)、ここから行くのではなくて、一旦、先ほどのシガから入ってきた道に戻ります。

(ここの階段は、短いですが急です)
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そして、元の道をもうちょっとだけ進むと、木造のかなり渋い建物の建つ、もう1本の小路があります。

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ここを入っていくのですが、それにしても、この木造の建物は何とも味がありますし、それに大きいですね。

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で、この建物の建つ小路を入っていくと、また階段があるのですが、それを上ると、今度は右手に小さな社殿が建っていました。

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この社殿自体は新しいのかな。

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左の建物は社務所と書かれてます。

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この社務所の裏から、先ほどの鳥居に繋がっているであろう、草むらが続いてるんですね。

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ところで、この小樽地守稲荷神社についてですが、地守は“ジマモリ”と読むそうで、普段は無人の神社とのことです。

北海道神社庁のホームページの神社データベース内の小樽稲荷神社の項目を見ると、境内外末社として、ここ小樽地守稲荷神社が記載されてます。

では、境内外末社とは何ぞや、となるんですが、境内の外にある本社(小樽稲荷神社)に付属する小さい神社(末社)ということなのかな(参考:末社(まっしゃ)とは - コトバンク)。

また、書籍「小樽散歩案内」を発行する小樽の出版社ウィルダネスさんのブログに、この小樽地守稲荷神社について言及されている記事があり、それによると、社殿の建立は大正9年7月のことだそうですが、最初は地辷(じすべり)稲荷神社という名前だったとか(参照:錦町 小樽地守稲荷のあたり : ときどきの記 小樽の出版社“ウィルダネス”のブログ)。

(社殿から、上ってきた階段を振り返って見たところ)
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小樽地守稲荷神社の御神輿

実は、先月のことなんですが、手宮いか電広場(十間通り)で開催された手宮ビアガーデンの様子を見に行った際、十間坂を御神輿が下りてきたんです。

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その御神輿は、途中で曲がったんですが、向かった先が、ここ小樽地守稲荷神社でした。

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それで、小樽地守稲荷神社のことを知ったんですよね。

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この日は、小樽地守稲荷神社例大祭とのことです。

手宮ビアガーデンの開催している2日間は、普段無人の小樽地守稲荷神社に、小樽稲荷神社の方が常駐するそうですよ。

※参考:2016手宮ビアガーデン…小樽地守稲荷神社例大祭 | 小樽観光案内所スタッフブログ


建物がとにかく味わい深い松田鐵工所

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先ほど登場した、何とも渋い木造の、しかもかなり大きなこちらの建物。

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詳細は分からないのですが、入口に近づくと、松田鐵工所の看板が掲げられています。

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現在、どのような状況かは全く分からないのですが、いや〜、何とも味わい深くて、歴史も感じさせてくれる建物です。


ということで、今回は初めて訪れた、錦町にある小樽地守稲荷神社についてと、すぐ近くにあった、松田鐵工所の渋い建物についてでした。

【関連記事】
手宮ビアガーデンの賑わいに圧倒されてそそくさと帰ってきた話


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その他の気になる建物」カテゴリの記事

コメント

またお邪魔します。今日に記事の稲荷神社、前から気になっていました。また「建物がとにかく味わい深い松田鐵工所」の建物、昨年描きながら何の建物かと思いつつ入り口までは行かずじまいでした。貴兄の姿勢に身習わなくちゃ、と思いました。奥の階段の先は普通の民家かと思いました。描いた拙画のURLです。ご笑覧いただければ幸いです。
http://machiinokeshiki.blog13.fc2.com/blog-entry-426.html

投稿: やまぐち | 2016年9月27日 (火) 08時41分

やまぐちさん、こんばんは。
スケッチ拝見しました。あの木造の建物は、やはり目に止まりますよね。
それにしても、やまぐちさんはスケッチしながら、いつもものすごく歩いてますよね。
私の場合は、カメラ片手にただ歩いているだけですので(^-^;
今回の神社は、私も初めて行ったのですが、あの奥に社殿があるとは思いませんでした。

投稿: 小梅太郎 | 2016年9月28日 (水) 01時57分

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