旧手宮線の遊歩道の整備が旧日本郵船(株)小樽支店の裏まで来ていた
先日、北運河から運河公園方面に行く機会があったのですが、旧手宮線の遊歩道の整備工事の様子が気になったので、旧日本郵船(株)小樽支店の裏へと入ってみたら、この辺りはもう整備が終わってました。
旧手宮線の線路跡に沿った遊歩道といえば、数年前までは、中央通り〜日銀通り〜寿司屋通り間だけが整備されていたんですよね。
今もその区間は、観光客や市民がのんびりと散策できるスポットですが、2013年から中央通りから北側の手宮方面へ向かって整備工事が始まり、着々と旧手宮駅だった(現小樽市総合博物館)に近づいてます。
現在は、今回見た旧日本郵船の裏まで整備が終わっていますが、この先は、小樽市総合博物館直前の道路まで、横切る道路はもうないので、残すところあと一区間ですね。
(手宮方面)
(あと一区間が工事中ですね)
(現在はここまで)
旧手宮線は幌内鉄道の一部として、1880年(明治13年)に道内で初めて、日本では3番目に建設された鉄道で、手宮線と呼ばれるのは南小樽駅から旧手宮駅の区間で、全線廃止になったのは1985年(昭和60年)です。
線路は元々、旧手宮駅(現小樽市総合博物館)へと延びていたので、遊歩道もそこまで繋がるわけですね。
そうそう、横に舗装された別の通路があったのですが、これは標識を見ると、自転車と人力車優先の道路ですね。
ところで、今まで歩くことのなかった線路跡が整備されて、遊歩道を歩けるようになると、今まで見たことのない景色を見られるようになりますよね。
今回は、国指定重要文化財でもある旧日本郵船(株)小樽支店の建物を背面から見ることができたのですが、裏側は初めて見ました。
(まず、こちらが旧日本郵船(株)小樽支店の正面です)
(そして、裏側)
これもちょっとした発見かな。
ということで、旧手宮線の遊歩道の様子でしたが、本当にもうちょっとで手宮までの区間が開通ですね。
この日はこのまま遊歩道を歩いて市街地に戻ったのですが、最近は、この歴史ある鉄道跡を活用するイベントも開催されていますし、この遊歩道を利用して、市街地から手宮や北運河方面まで足を伸ばす人が増えるといいですね。
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コメント
お久し振りです。今年は、2月4月6月と2ヶ月毎に小樽に行ってました。
この遊歩道も歩きましたが、この先にアイヌ犬のいる広場があり、そこはその人の土地だとも聞きましたから、果たして遊歩道が伸びるのか?気になるところですね。
小樽駅から、いつもの宿までこの遊歩道を歩くのが楽しみなんですよね。
投稿: John 1940 | 2016年9月 8日 (木) 18時24分
John 1940さん、こんばんは。
お久しぶりです!2ヶ月毎に来られてたのですね!
そうだ、この先にアイヌ犬のいる広場がありますね。どうなったのかな?
工事は進んでいるようですが…
今度機会があったら、小樽市総合博物館側から見に行ってみます。
確かに、John 1940さんのいつもの宿まで、のんびり歩いて行けますね!
投稿: 小梅太郎 | 2016年9月 8日 (木) 23時16分