歴史的建造物でもある「銀の鐘1号館」(旧中越銀行小樽支店)の建物の壁が綺麗になっていた
観光客で賑わうメルヘン交差点の一角に建つ「銀の鐘1号館」は、お土産用の菓子や雑貨、ソフトクリームなどが観光客に人気のお店ですよね。
そして、この銀の鐘1号館の建物は、大正13年(1924年)建築の小樽市指定歴史的建造物の旧中越銀行小樽支店の建物でもあるんですよね。
で、実は先日まで、この銀の鐘1号館の建物が覆われていて、どうやら工事が行われていたんですよね。
(2016年8月1日撮影)
車の中から見ていたので、工事の内容については知らないのですが、その間もお店は営業していたので、壁かなにか外観の工事のようでした(歴史的建造物の工事なので、どこかでお知らせがあるのかと思ったのですが、見つけられませんでした)。
(2016年8月7日撮影)
その後、このメルヘン交差点を通るたびに、その様子を気にしていたのですが、8月22日に見た時には、シートが外され、足場の骨組み(かな?)が見えてました。
(2016年8月22日撮影)
で、次に車の中から見た時には、骨組みも撤去されて、どうやら工事も終わったようでした。
(2016年8月29日撮影)
何だか、すっかり壁が綺麗になったようですね。
以前の壁と比べてみたくて、昔の写真を探してみたら、2011年撮影の写真があったので、掲載しますね。
(2011年4月11日撮影)
以前は、壁にくすんでいる箇所が見えますね。それが…
(2016年9月5日撮影)
すっきり綺麗になったということですね。
この歴史的建造物としての旧中越銀行小樽支店については、小樽市HP内に建物概要が記載されているので、引用させていただきます。
創建の頃、この周辺は入船川の河口(現在は暗きょ)であり、海側に船入澗が開け、複数の道路が交わり、交通の要になっていました。
昭和18年に合併して北陸銀行となり、昭和38年に南小樽支店に改称されています。
外壁はモルタル仕上げで、2階窓列の壁に褐色のタイルを張り、その上に雷文の模様を一列に並べてアクセントをつけています。
小樽市 :旧中越銀行小樽支店
2階部分の壁の模様が印象的ですが、建物のかちっとした作りは銀行建築らしいとも言えますね。
ということで、今回はこの工事の様子を車から見ただけなので、今度、お店に行ってみようと思います。
歴史的建造物が、こうやって店舗として活用されるのは、嬉しいですよね。
※銀の鐘のサイトはこちら(銀の鐘は数店舗あります)。
・小樽 喫茶とケーキ メルヘン交差点 手作り菓子と観光・おみやげ | 銀の鐘
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・スーベニールオタルカン/旧戸出物産小樽支店
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コメント
小梅太郎様 こんにちは。
何の工事か気になっていました。
きれいな外装って清潔感があります。
費用はかかると思いますが、このように
管理してもらえると大変うれしいです。
投稿: dialin6700 | 2016年9月 6日 (火) 09時31分
dialin6700さん、こんばんは。
やはり、気になってましたか!
何の工事かと私も思ってましたが、覆いが取られると、中から綺麗な壁が見えてました。
本当に、こうやって維持・管理、そして活用をしてもらえると、とても嬉しいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2016年9月 7日 (水) 03時44分